【無人駅&辺境グランピング1位】“日本一のモグラ駅”に誕生したグランピング施設『DOAI VILLAGE』へJeepでGO!
462段を降りた先に広がる異空間と、地元を巻き込む取り組み
そしてこの場所を訪れたのなら、地中深く潜る下りホームへ行って“モグラ”になってみようということで、駅舎の左手奥にある通路を抜けていくと、眼下に深く広がるのは462段という驚愕の階段! 下りホームと駅舎の標高差はなんと約70m。土合駅にはエレベーター&エスカレーターがないため、下りホームへ行くにはこの階段を降りるしかない。
「この階段は地元の方でも使ったことがないという人も多いんですよ」(大木さん)という言葉に納得の急勾配をひたすら下ると、着込んでいた服を脱ぎたくなるほど身体が温まってくる。そして約10分かけて、息切れ切れになりながらホームに到着。すると電車が到着時には地鳴りのような音に包まれる異世界が広がっていた。
そしてここで大木さんが紹介してくれたものがもうひとつ。ホームの端にある小屋では、地下ホームの定温環境を利用してみなかみを含む各地のマイクロブルワリーのクラフトビールを貯蔵し、“モグラ熟成ビール”を熟成させているという。
「今後はもっとコンテンツを増やしていこうと考えていて、特に地元の方たちを巻き込んでいきたいです。このクラフトビールもそうですし、アウトドアが盛んな町なので、アウトドア会社と組んでイベントを立ち上げたりもできたら。『DOAI VILLAGE』を盛り上げるのはもちろん、みなかみ町も盛り上げたい。これまで土合駅を利用するのは登山客の方ぐらいだったので、この駅をもっと使ってもらえるようにしたいですね」(大木さん)
『DOAI VILLAGE』はオープン以来、お客さんの層は50代・60代から20代の若者までと幅広く、カップルや家族に加え、電車好きの男性同士なども多いとのこと。また、地方から来るお客さんもたくさんいるそうだ。
「まだオープンしてそれほど経っていませんが、もうすでに3回も来てくださっている方もいますし、お客様からいろいろなアイデアをもらいながら日々アップデートしています。お客様の中で特に印象に残っているのは僕と同じ歳で、この場所でウェディングをしたいと言ってくださった方。すごく寒い時期に泊まった方で、夜に焚き火を囲んでいろいろなお話をしました。ウェディングは4月に予定していて、今まさに準備中。春・夏もこの場所ならではの楽しみ方を考えているので、ぜひ楽しみにしていてください」(大木さん)
『DOAI VILLAGE』×アクティビティ・スポットをJeepで巡ろう!
オープンからこれまでは電車で訪れる方が多いとのことだが、『DOAI VILLAGE』は周辺に有名なアウトドアスポットが多いため、クルマで来れば冬はスノーボード、夏はキャンプ・山登り・川釣り、さらに温泉などもセットで楽しめるはず! ちなみに、VILLAGE INC.の社用車は『ジープ レネゲード トレイルホーク(Jeep Renegade Trailhawk)』、さらに代表取締役の橋村和徳さんはラングラーオーナーで、以前にRealStyleのオーナーインタビューにも登場している(『リアル・オーナーの マイJeep自慢 VOL.6』)。秘境&グランピング&アウトドアサウナと、Jeepオーナーの好きが詰まった『DOAI VILLAGE』に訪れて、周辺のアクティビティ・スポットとともにみなかみ町を堪能してみてはいかがだろうか。
今回使用したクルマ
『ジープ ラングラー アンリミテッド サハラ 2.0L(Jeep Wrangler Unlimited Sahara 2.0L)』
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【Information】
DOAI VILLAGE
住所:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽218-2(JR上越線 土合駅)
アクセス:関越自動車道 水上ICより車で約30分
TEL:0278-25-8981
URL:https://villageinc.jp/doaivillage/
Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:大石 隼土