Jeepの全モデルでお届けしている積載企画!今回は、2022年10月に日本上陸を果たしたターボディーゼルエンジン搭載の7人乗り新型SUV『ジープ コマンダー(Jeep Commander)』にキャンプギアを積載して、同企画のレクチャー役を務める人気スタイリストの平健一さんとPICAさがみ湖へ。
最大7名乗車・3列シートのミッドサイズSUV
アレンジ可能なラゲッジスペースにキャンプギアを積載!
Jeepオーナーに向けて過去に読者アンケートを実施したところ、最も多かった回答がズバリ「Jeepにはどれだけの荷物が積めるの!?」というもの。そんなオーナーたちの疑問を検証するため、2020年からスタートした【Jeepモデル別・積載企画】は、2020年にJeepを代表する5モデル(ラングラー編、旧型コンパス編、レネゲード編、チェロキー編、旧型グランドチェロキー編)からスタート! それ以降は新モデル登場のタイミングで実施し、2021年には新型コンパス編、2022年にはグラディエーター編をRealStyleで公開してきた。
そんな積載企画が、2023年もスタート! それもそのはず、2022年の下半期にふたつの新型Jeepが日本に上陸し、話題を呼んだのを覚えているオーナーも多いことだろう。そう、その2モデルとは『ジープ コマンダー(Jeep Commander)』と、『ジープ グランドチェロキー (Jeep Grand Cherokee)』のことだ。
2022年10月に日本でお披露目され、RealStyleでもプレスカンファレンス&試乗会の模様などをお届けした両モデルのうち、今回の積載企画に登場するのはまずコマンダーだ。水平方向に伸びるJeep伝統の7スロットグリルやスタイリッシュなLEDヘッドライト、大胆なデザインの18インチアルミホイールに台形ホイールアーチなど、洗練されたエクステリアにまず目が引かれる1台。昨年末から話題を呼んでいるこのモデルにキャンプギアを積み込んで今回向かったのは、都心から約1時間という好アクセスで行くことができる神奈川県相模原市の『PICAさがみ湖』だ。
『さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト』という遊園地内にある『PICAさがみ湖』は、バリエーション豊かな宿泊スタイル(テント、トレーラー、ログキャビンetc.)と、ファミリー・カップル・グループなど誰でも手ぶらで行って楽しめる充実の設備環境が支持されている人気のキャンプ場。加えて、フォトジェニックな建物が“SNS映え”することでも知られ、期間限定のイベントを積極的に開催しているのも人気のポイントだ。
キャンプ場に到着後、すぐさま設営を進めつつ、まずコマンダーの印象を平健一さんに聞いた。
「思っていたよりもコンパクトですね。アウトドアだけじゃなくて、都会での生活も考えると、リアルに乗りやすいクルマはこれなのかなと思いました。大型すぎないので、女性の方でも運転しやすそう。見た目的にはグランドチェロキーほどいかつい感じもなくて、パッと見て僕はかわいらしい印象も受けました」
今回の積載のテーマは「友達4人で行くキャンプ」で、平さんはファミリーにも応用できるスタイルをイメージしてギアをチョイスした。コマンダーは最大7名まで乗車可能で、3列目のシートを前に倒すとフラットなカーゴスペースが広がり、必要なアイテムをたっぷり積載できる。今回に関してもテント・テーブル・チェアといったキャンプのマストアイテムに加えて、ギアを収納した大小さまざまなバッグを積載しても余裕があった。
「以前に実施したラグジュアリーな積載企画と比べると、今回はよりファミリーやグループでのキャンプをイメージしました。Jeepのレネゲートやコンパスよりも荷物を積載できるのはうれしいですし、ぎゅうぎゅうに積み込まなくても、友達4人で行くキャンプとしては問題ない量を載せられると思います。あとは3列目のシートを倒せば荷室も広がるので、ちょっと荷物を多く載せたいときにも便利ですね」
平さんは車内に乗り込み、コマンダーのインテリアもチェック! 快適な乗り心地をもたらすレザーインテリアや、タッチスクリーンをタップ or スワイプで操作できる最新のオーディオナビゲーションシステムなど。洗練された印象のコマンダーは、見た目も機能もアウトドアとラグジュアリーの間を絶妙に突いている。
「モニターは大きくて見やすいですし、インテリアに搭載されているテクノロジーは最新って感じですね。トータルで考えて、例えばJeepの中でもよりアウトドア感の強いラングラーや、ラグジュアリー感のあるグランドチェロキーには今までちょっと手が出なかった人でも、見た目的にも機能的にもちょうどいいコマンダーはより身近に感じて乗れるクルマじゃないですか? 僕はすごく親近感が湧く車種だなと思いましたね」
そして、国内導入Jeepで初のディーゼルエンジンに関しても「燃費もいいし、長距離運転もしやすいので旅行にもぴったり。あと僕はフルフラットでマットを敷いて、車中泊したくなっちゃいますね、アハハ!」と平さん。その話を聞いているうちに、コマンダーは2021年で発売終了となったチェロキーのポジションを引き継ぐ新たなミッドサイズSUVとして、これまでとは異なる層にJeepの魅力を伝えられる1台だと感じた。