【Jeepモデル別・積載企画】Jeep Cherokeeに合うギア&積み方のポイントを人気スタイリスト・平健一がレクチャー!
Jeepのモデル別・積載企画はラングラー、コンパス、レネゲードに続いて第4弾のチェロキー編をお届け!今回のテーマは“ファミリー4人で行く秋キャンプ”。本企画のレクチャー役である人気スタイリストの平健一さんが、チェロキーに合うギアや積載のポイント、オススメの秋キャンプの楽しみ方などをご紹介する。
ラングラー編、コンパス編、レネゲード編に続いて第4弾で登場するのは、Jeepならではの走破性と洗練されたスタイルを併せ持つ『ジープ チェロキー リミテッド(Jeep Cherokee Limited)』だ。そしてチェロキーでの積載のテーマは、“ファミリー4人で行く秋キャンプ”。本企画のレクチャー役を務めるスタイリストの平健一さんとともに、チェロキーに合うギアを積載して神奈川県相模原市のPICAさがみ湖へ向かった。
チェロキーは家族4人なら十分な“乗りやすく載せやすい”サイズ
気候が過ごしやすく、旬のグルメも満載の秋は絶好のキャンプシーズン! 実際、日本全国のキャンプ場が多くの観光客でにぎわっているそうだ。チェロキー編で向かったのは、神奈川県相模原市にあるPICAさがみ湖。こちらは『さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト』という遊園地内にあるキャンプ場で、都心から約1時間という好アクセスの立地にあり、なおかつテントサイトやトレーラーハウス、ログキャビンなどさまざまなスタイルのキャンプが楽しめることから家族やカップル、そしてキャンプ初心者にも人気の施設だ。
積載企画のレクチャー役であるスタイリストの平健一さんもPICAさがみ湖はオススメのスポットとのこと。今回はこのキャンプ場にぴったりの “ファミリー4人で行く秋キャンプ”というテーマで、チェロキーに合うキャンプギアを積載。それらのギアをセッティングしながら、秋キャンプの楽しみ方も教えてもらった。
──まずチェロキーに“ファミリー4人で行く秋キャンプ”のギアを積載してみていかがでしたか?
チェロキーは家族4人で行くキャンプで必要なギアを載せるには十分なサイズでしたね。テントにタープ、テーブルとか料理道具に加えて、コンテナの中にイス、あとはブランケットなども入ってますしね。
──Jeepのほかの車種と比べて積載量はいかがですか?
積載量に関しては、例えばラングラーに比べてもあるように感じます。なおかつコンパスもそうですが都会的なデザインで、居住空間もあって、家族4人で乗るのにはぴったり。グランドチェロキーはもっと載せられると思いますが、チェロキーはトータルで見て“乗りやすく載せやすい”サイズだと思います。
──今回はどういったポイントでギアをセレクトしましたか?
家族4人で使う際に十分な広さのテントやタープなどはもちろん、今話題のなかなか手に入らないアイテムなども持ってきました。キャンプと一口に言ってもスタイルによってギアの選び方はまったく違いますし、わかっている人は一つのブランドでそろえたりはしないので、スタイルに合わせていろいろなブランドを試してみたほうがいいと思います。
──最近の家族で行くキャンプの流行りやオススメの楽しみ方はありますか?
SUPとやカヤックとかはこれからの季節もできますし、こういうPICAさんのようなキャンプ場ですとカヌーツアーなどもやっています。道具がなくても貸してくれて、レクチャーしてくれるスクールもあるので、家族だったらそういうのにまず参加してみて、それから道具を買うのがいいかもしれないですね。あとはマウンテンバイクとかも自然を感じながら家族で楽しめるのでオススメです。
チェロキーに合う、平さんオススメのキャンプギアをご紹介!
【テント】mont-bell『ムーンライトテント 4型』
モンベルのロングセラーモデルの中で、こちらはファミリー向けの4人用サイズ。雨の多い日本の気候に対応する保水しにくい生地を使用しつつ、通気性&耐風性は抜群。さらに大幅な軽量化も実現している。
「定番かつ流行りでもあるベージュのカラーがいいこちらのテントは、その名前の通り、月明かりの中でも簡単に設営可能というコンセプトのテント。高さがあるので大人が中で屈まなくてもいいのが楽なのと、例えば父親と母親と子ども2人のような家族4人が中に入っても十分な広さのテントです」
【テーブル】mont-bell『マルチ フォールディング テーブル ワイド』
特許出願中の“ハイローザシステム”によってコンパクトに折り畳み可能な4~6人用サイズのテーブルは、使うチェアの高さやシチュエーションに応じて、天板の高さを3段階に変えることができるのが画期的!
「これは大ヒット商品で、僕的にもここ1年で一番オススメのテーブルです。天板が表裏で好きな色の方を選べて、下にもう一つ天板を置ける。そして昔ながらのコールマンのハイスタイル、今主流のヘリノックスのロースタイルにも対応できて、なおかつピクニックなどの地べたに座ったぐらいの高さでも使えるんですよ」
【チェアー】Helinox『タクティカルサンセットチェア』
ロングバックタイプのリラックスチェアは首から上をサポートしてくれるため、リラックスした姿勢を確保してくれる。座面の高さはコンフォートチェアよりもやや高め。コンパクトに収納できるのもポイントだ。
「ヘリノックスのチェアーで小さめのものだと頼りないと感じる方には、このロングバックタイプがオススメです。座ってみるとめちゃくちゃ座り心地が良いですし、組み立ても簡単なので使いやすい。あと首のところに別売りのクッションを付けることができるので、そちらと一緒に使うのもいいですよ」
【ランタン】FEUERHANDランタン DECEMBERオリジナル『レッドグローブ&オリーブ』
“ハリケーンランタン”の呼び名で知られるフュアハンドの定番を、山形発のアウトドアショップ・ディセンバーがカスタムしたスペシャルモデルは、ヴィンテージ感あふれるデザインと温かな灯火に心奪われる。
「有名なフュアハンドランタンを全部塗装して、ガラスの部分も赤にしてある。これも人気でなおかつ毎回30個ぐらいしか作られないのでなかなか買えないんですよ。これは火を灯すとほんのりピンクっぽくなります。そういう灯りはキャンプ場でもなかなかいないので、遠目から見てわかりやすいのもいいですね」
【タープ】TheArth『幕男』
六角テーブルが有名なTheArth(ざぁ~ッス)がアーバンフォレスト(韓国)とコラボレーションしたヘキサタープは、設営のしやすさ、豊富なカラバリ、そして美しい張り姿がコアなキャンパーの間で人気沸騰中!
「USのタープなどは物によっては熱くなったりするんですが、これは遮光性がとても高くて、さらに焚き火をしたときなどに火の粉が飛んでも大丈夫なように、裏地に難燃性コーティングがされているのが特長です。この間も台風が近づいているめちゃくちゃ雨が降った日でも問題なかったので、雨にも強いですね」
【ランタンハンガー】sanzoku mountain『shockセット』
特徴的なフォルムと無骨なデザインに惚れ惚れするshockセット(ポール×2、フック×2)。設置方法はハンマーでポールを打ち込むのみ。長い方にはランタン、短い方には焚き火で使うケトルなどを吊るそう。
「サンゾクマウンテンは鉄を生かした無骨なギアが人気のブランドなんですが、これはその中でも看板商品です。ランタンだけでなく、ハンマーを引っ掛けたり、鍋を引っ掛けたりなど何にでも使える。これに先ほどのフュアハンドランタンを引っ掛けてもすごくカッコ良くて、もう5000本ぐらい売れてますね」
【スパイス】ほりにし『アウトドアスパイス ほりにし』『アウトドアスパイス ほりにしレッド』
アウトドアショップ・オレンジのカリスマバイヤー“ほりにし”が5年の歳月をかけて、20種類以上のスパイスや調味料をブレンドして完成したスペシャルスパイスは、どんな食材にもマッチする魔法の1本!
「キャンプ好きの間では話題のアウトドアスパイスで、肉料理はもちろん、サラダにオリーブオイルとこのスパイスをかけてもおいしいですし、トーストにハムとチーズを乗せてこのスパイスをかけても最高! もう何にかけてもおいしくて、特にこのレッドは人気が出すぎてなかなか買えない状態になってます」
【コンロ】イワタニ『カセットガスホットプレート 焼き上手さんα(アルファ)』
焼肉、餃子、ピザ、お好み焼きなどさまざまな料理が作れる、電気を使わないホットプレート。プレートを外せばカセットコンロとしても使え、さらにイワタニ別売りのアクセサリーを使えばたこ焼きも作れる。
「これは一家に一台、防災グッズとして支給した方がいいんじゃないかってぐらい便利なコンロ。焼く、煮る、蒸すと何にでも対応できるので、いろいろな料理がこれ一つあれば作れます。あと例えばサトウのごはんもピタッと5個並べられて、お湯を張れば一気に作ることもできるんですよ」
【サイドテーブル】TheArth『床上手さん』
前述のイワタニの焼き上手さんα専用テーブルとして誕生した、その名も“床上手さん”。別途用意した三脚を装着して使用。くろ×しろ、くろ&ミント、くろ×ぴんくなどキュートなカラーの中からお好みを。
「三脚をセッティングすることで高さを調整できて、さらに焼き上手さんαのフタを置けたり、フックを使って調味料やトングを引っ掛けられたりするのでとにかく便利! 焼き上手さんαとセットでこれをキャンプ場に持っていけば家族4人分のごはんは何でも作れますし、ホームパーティーとかでも使えるのでぜひ!」
【スニーカー】adidas『FYW XTA“CONSORTIUM”』
アディダスのランニングカテゴリーにおける名作をアップデートして生まれ変わらせたこちらは、リリース時のオリジナルカラーを採用しつつ、フィット性や軽量性、クッション性などがアップデートされている。
「1996年にAdventureシリーズというのをACGに対抗してアディダスが出して、それが商標権の関係で“CONSORTIUM”という名前に生まれ変わりました。5月にミタ・スニーカーズだけで販売されて、今度は新色の緑バージョンがほかでも少し出ていて、こういうタイプのスニーカーは今の時代に合ってると思います」
キャンプ初心者&ファミリーはチェロキー×お気に入りギアでGO!
今回訪れたPICAさがみ湖のように設備が充実した施設がたくさんあるため、キャンプ初心者&ファミリーは現地で借りられるものは借りて、持っていくものはお気に入りを厳選して持っていくのがいいかもしれない。そしてファミリー4人分のキャンプ・ギアであれば、チェロキーに十分積むことが可能! 積載企画は次回、ラストのグランドチェロキー編を“カップルでアウトドアバイクを積んで行くキャンプ”というテーマでお届けするのでお楽しみに!
今回使用した車
『ジープ チェロキー リミテッド(Jeep Cherokee Limited)』
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チェロキーの写真はこちら!
商品に関するお問い合わせは、Stellantisジャパン株式会社まで。
ジープフリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
https://www.jeep-japan.com/
【Information】
PICAさがみ湖
〒252-0175 神奈川県相模原市緑区若柳1634番地
TEL:0555-30-4580(PICAヘルプデスク)
https://www.pica-resort.jp/sagamiko/
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Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:佐藤 大輔