2018年注目の新作アウトドアグッズをISPOからレポート!便利でおしゃれな最新ギアを厳選ピックアップ
ドイツ・ミュンヘンで開催されたスポーツ用品展示会ISPOレポート第二弾!注目のISPO Award受賞アイテムから最新のキャンプ・アウトドアグッズ、スキーアイテムまでおすすめの新製品を一挙ご紹介。
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世界最大級のアウトドアスポーツ見本市『イスポ(ISPO)』が今年もドイツ・ミュンヘンにて開催された。前回の記事では、ファッション編をお届けしたが、今回は『プリムス(PRIMUS)』、『ヘリノックス(Helinox)』、『エムエスアール(MSR)』などの人気ブランドから今注目の最新ブランドまで、アウトドアには欠かせない便利グッズや本格派に向けたスキーアイテムをメインに紹介したい。気軽に家族や友人と楽しめるキャンプグッズから人間の想像を超える機能性を追求したアイテムまで幅広くピックアップ!
日本が世界に誇るハイテク技術から生まれたSOTOの驚きの新製品
技術とデザイン性の高さで世界中の登山家を魅了している『ソト(SOTO)』が新たに発案したサーモスタッククッカーコンボSOD-521(THERMOSTACK Cooker Combo)の利便性がすごい。750ml、400ml、350mlと3サイズのマグが一つのセットになっており重ねて収納可能。クッカーとしてお湯を沸かしたり、調理に使いながら残りのマグを食器に使える上に350と400を重ねると保温と保冷可能なダブルウォールマグと化す。取り外せば再加熱も可能と夢のようなキットが誕生した。マグにはアルミ、チタン、ステンレスとそれぞれ違う材質が使用されており遊び心までクール。マグリッド、保湿ケースもついた8点がフルセットとなり、ダブルウォームマグのみでの購入も可能。
また一昨年の発表から業界内に激震が走り、愛好家から発売が熱望されているのがこのストームブレイカーSOD-372(Storm Breaker)である。ガソリンとガスの両方の燃料で使えるというだけでも驚きだが、ガソリンを使用する際に欠かせなかった予熱作業も不要となっており、燃料ホースを切り替えるだけでジェットの交換も不要。更には、従来のものより炎口が多く、スリ鉢状になっているバーナーヘッドは囲いをしなくても風速30m/sの強風にも耐えうる仕組みとなっている。なんと南極でも実証済みという極限までこだわった日本の最高技術の賜物と言える。待ちに待った発売はついに今春!!
▼INFO:新富士バーナー株式会社/SOTO
http://www.shinfuji.co.jp/soto/
シリーズで揃えたいHelinoxのチェアワンから新サイズが登場
2013年の『ISPO Award』受賞作品であり、そのアイコニックなデザインに軽さとコンパクトさも兼ね備わっており、日本にもファンの多い『ヘリノックス(Helinox)』のチェアワン(CHAIR ONE)。昨年5周年を迎え、それを記念して新たにシリーズに追加されたのがチェアワンXLである。
欧米人など長身で体格の良い人に向けたその名の通りビッグサイズで、高さ89cm、幅46.5cmとLサイズより10cm以上も大きくなっているが、それでも重さわずか1.6kgと軽量。身体がすっぽり収まる安定の座り心地の良さと組立ての簡易さはもちろんそのまま。カラーは4色展開で、やはり鮮やかなブルーが際立つブラックがオシャレなキャンパーたちを魅了することだろう。(※日本未発売)
▼INFO:Helinox inc.
Www.helinox.com
北欧のトップメーカーPRIMUSが追求するポータブルグリル
125年という歴史を持ちキャンプグッズシーンを牽引するスウェーデンの『プリムス(PRIMUS)』が今年一押しするアイテムはコンパクトでネーミングもかわいらしいBBQ用ポータブルガスグリル、クチョマグリル(Kuchoma Grill)。重さ4.5kgと軽量で女性でも片手で持ち運べて取り扱いも非常に簡単。ノンスティック加工のグレートとトレイは焦げ付かずに使え、取り外して食洗機で洗うことが可能。
マットなブラックに持ち手のウッド部分が映えるデザインは持ち運ぶ時でもスタイリッシュ。今作は『ISPO Award 2018(イスポアワード)』アウトドア部門で受賞しており、ピクニックなどの誰でも気軽に楽しめるアウトドアに適した製品に定評のある『プリムス』ならではのアイデアとセンスが詰まっている。(※日本未発売)
▼INFO:PRIMUS
www.primus.se
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