キャンプなどのアウトドアから通勤・通学などのタウンユースまで、幅広いシーンで活躍するマウンテンパーカーをご紹介。天候が変わりやすく寒暖差の激しい春は、デザイン＆機能性が抜群のパーカーが必須！

冬の寒さが落ち着き、外で過ごしやすくなる春は絶好のアウトドアシーズン！ ただしキャンプをはじめとする大自然の中では、急な天候の変化や、昼と夜の寒暖差などに気を付けたいところ。そんなときのためにぜひゲットしたいのが、“マウンテンパーカー（フード付きアウター）”だ。肌寒くなってきたらさっと羽織れ、フードがあるので急な雨にも対応できる便利なアイテム。今回は国内外の王道＆人気ブランドから、防水性や軽量性に優れたマウンテンパーカーを、【タウンユース向け】と【アウトドア向け（キャンプ・登山など）】にアイテムを分けてご紹介しよう。

※この記事は、2023.9.14に掲載した「【2023年・マウンテンパーカー特集】アウトドア＆タウンユースに！秋冬に大活躍するフード付きアウター特集」の内容を再編集し、増補改訂したものです。

【タウンユース向け】

NORRØNA（ノローナ）『oslo Gore-Tex Paclite field Jacket (M)』

機能性×アーバンライフスタイルがさまざまなフィールドに対応

1929年に北欧・ノルウェーで創業したアウトドアブランドのノローナは、クライミングやトレイルラン、マウンテンバイクやスキー＆スノーボードなど、さまざまなフィールドで最高のパフォーマンスを発揮するウェアを生み出している。こちらは同ブランドの中でも、機能性×アーバンライフスタイルが人気の高い「oslo」コレクションの防水ジャケット。第4世代のGORE-TEX Pacliteファブリックや、フロントダブル止水ジッパーを採用。調整可能なフード・袖口・裾や、豊富なポケット類も便利！

▼INFO
FULLMARKS Inc.
https://www.full-marks.com/norrona/

CHUMS（チャムス）『キャンピングパーカーライト（マウンテンパーカー）』

らしいデザインとカラーに機能を備えたパーカーは山も街も

▲『キャンピングパーカーライト（マウンテンパーカー）』¥16,280（税込）

チャムスで定番の“Camping Parka”をベースに、フロントのステッチでブービーバードの横顔を表現したマウンテンパーカーは、同ブランドらしいデザインとカラーが魅力だ。機能面では背面に搭載したハンティングポケットの収納力が高く、手ぶらでのお出かけやキャンプなどのシーンに最適。従来のアイテムよりも着丈を長く改良していることで、重ね着を含めて着回しやすいシルエットになっている。アウトドアのシーンだけではなく、サイクリングの際や、タウンユース向けの1着としてもGOOD！

▼INFO
株式会社ランドウェル
https://www.chums.jp/

ARC’TERYX（アークテリクス）『ソラノ フーディ メンズ』

アウトドアの変わりやすい天気に対応する機能とデザインを追求

▲『ソラノ フーディ メンズ』¥59,400（税込）

カナダ・バンクーバー発祥のアウトドアブランドのアークテリクスは、アルパイン・クライミング・ハイキング・トレイルランニングなどの高機能ウェアに定評がある。アウトドアの変わりやすい天気に対応するハイキングシェルは、優れた透湿性・防風性・撥水性能を発揮するGORE-TEX INFINIUM™生地を採用。フィット感を調節できるフード、動きやすさを高めた立体構造パターン、柔らかさと透湿性を向上させたニットジャージのライナーなど、快適な着心地をもたらすデザインも追求している。

▼INFO
アークテリクス　カスタマーサポートセンター／アメア　スポーツ　ジャパン
https://arcteryx.jp/

and wander（アンド ワンダー）『2.5L hiker rain jacket』

前身頃に配された大きなベンチレーションが特徴のレインジャケット

▲『2.5L hiker rain jacket』¥41,800（税込）

ファッション性と機能性が高次元で融合するハイブリッドアウトドアブランド・アンドワンダーからは、2.5レイヤーの耐久撥水生地を採用したレインジャケットをおすすめしたい。2.5レイヤーの耐久撥水生地は、縦70デニール×横160デニールの表地と、多孔膜の湿式ポリウレタンコーティングでタフさを発揮。胸の大きなポケットや、中に着用したウェアのポケットにアクセスしやすいベンチレーションなども使いやすい。部分的に施された、夜間の視認性を高めるリフレクターステッチもGOOD！

▼INFO
株式会社アンドワンダー
https://www.andwander.com/home

Peak Performance（ピークパフォーマンス）『トレイル Hipe シェル ジャケット メンズ』

タイトなシルエットとCOOLなカラーブロッキングが都会的

▲『トレイル Hipe シェル ジャケット メンズ』¥29,700（税込）

サステナブル×ハイスペックなウェアに定評のあるピークパフォーマンスの新作から、タイトなシルエットとCOOLなカラーブロッキングが、都会的な印象を醸し出すシェルジャケットをご紹介しよう。HIPE®技術によって防水防風性と透湿性を兼ね備えた2.5層構造の生地は、サイクリングやクライミングなどのアクティビティからキャンプ、タウンユースまで幅広いシーンで快適な着心地を提供してくれる。カラーによって印象が変わるので、着るシーンに合ったあなた好みを選ぼう。

▼INFO
Peak Performance
https://peakperformance.jp/

HELLY HANSEN（ヘリーハンセン）『スカンザライトジャケット（ユニセックス）』

ゆったりとしたシルエットで定番防水アウターがリニューアル

▲『スカンザライトジャケット（ユニセックス）』¥22,000（税込）

1877年にノルウェーの港町に創業したアウトドアブランド・ヘリーハンセン。漁師やセーラーといった水辺のエキスパートに信頼されるギアを作り続けている。アウトドアからタウンユースのスタイルまで着回せる、同ブランドでは定番の防水ジャケットがアップデート。防水透湿性に優れた2.5層構造とレイヤリングしやすい、ゆったりとしたシルエットに加えて、“ボトルバック”デザインをバックスタイルに採用している。環境への意識の高いブランドらしく、再生利用可能なリサイカブル素材も◎！

▼INFO
株式会社ゴールドウイン
https://www.goldwin.co.jp/hellyhansen/

SIERRA　DESIGNS（シエラデザインズ）『MOUNTAIN PARKA 2.0』

同ブランドの代名詞＆共同開発された“60/40クロス”を採用

▲『MOUNTAIN PARKA 2.0』¥44,000（税込）

1965年にアメリカ・カリフォルニア州で誕生して以来、クラシカルで高品質なアイテムが愛されているブランドがシエラデザインズ。1968年にマウンテンパーカーに使用して大ブレイクした、同ブランドの代名詞とも言える“60/40クロス”の生地を採用したこちらは、ファッション好きにも刺さる1着だ。さらに今回の60/40クロスは、インビスタ社と共同開発したCORDURA®ナイロンを使用。磨耗・引き裂き・擦り切れに強い耐久性と、コットンのような肌触りの良さを兼ね備えているのが魅力。

▼INFO
アリガインターナショナル株式会社
http://sierra-designs.jp/

DAYBREAK（デイブレイク）『3layer waterproof long jacket』

機能性×デザイン性の1着はアーバンアウトドアコーデにGOOD

▲『3layer waterproof long jacket』¥49,500（税込）

「“快適”で、“リラックス”できて、“品よく”見えること」をテーマに掲げるデイブレイクのロングジャケットは、3レイヤーウォータープルーフ＆フルシーム仕様であることに加え、高機能素材のSYMPATEXがハイレベルな防水性・透湿性・防風性を発揮する。フロントに豊富なポケットを配したデザインも特徴的で、さらに最も大きな左下のポケットは着脱可能だ。最先端テクノロジーを駆使した機能性と、モードなミリタリー調のデザイン性を併せ持つ1着は、アーバンアウトドアのコーデとの相性も抜群！

▼INFO
株式会社ブレンズ
http://store.benchtyo.com/

Columbia（コロンビア）『ヴィッザボナ パス II ジャケット』

独自開発の高機能テクノロジーと飽きのこないデザインが魅力

▲『ヴィッザボナ パス II ジャケット』¥11,550（税込）

コロンビアと言えば、アウトドアで快適に過ごすためのテクノロジーを、自社で独自に開発していることで知られている。その中で、撥水機能のオムニシールドとサンプロテクション機能のオムニシェイドを搭載したウーブンジャケットは、ハイキング・ウォーキング・キャンプなどのシチュエーションにおすすめ。適度にゆとりのあるレギュラーフィットを採用しているため、インナーを調整すれば、春だけではなく通年で着られるのが魅力。シンプルで飽きのこないデザインも、コーデの幅を広げてくれる。

▼INFO
株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン
https://www.columbiasports.co.jp/

THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）『クライムライトジャケット（メンズ）』

王道ブランドの定番・防水シェルがエコ素材にリニューアル！

▲『クライムライトジャケット（メンズ）』¥39,600（税込）

王道アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスからは、アウトドアで求めるスペックとベーシックなデザインが定番の防水シェルをおすすめしたい。GORE-TEX PRODUCTS 3層素材を採用した防水シェルが、エコ素材にリニューアルした『クライムライトジャケット』は、透湿性・軽さ・強度のバランスが抜群！ 裾が上がりにくい丈感や風のバタつきを軽減するシルエットなど、登山に適したスペックも特徴だ。ビビッドからナチュラルまで、春の季節に合う全5色のラインナップからあなた好みをぜひ。

▼INFO
株式会社ゴールドウイン
https://www.goldwin.co.jp/tnf/

Foxfire（フォックスファイヤー）『アクロアルファジャケット』

4パッチポケット＆ユニットシステムのゴアテックスジャケット

▲『アクロアルファジャケット』¥36,960（税込）

1982年に日本で誕生したアウトドアブランド・フォックスファイヤーの『アクロアルファジャケット』は、クラシックな4パッチポケットのデザインのゴアテックスジャケットだ。セミフーデッド仕様で着脱可能のフードや立体裁断の袖パターンは、フィールドでの使い勝手がいいギミック。別売りのダウンやフリースを連結できるユニットシステムを採用しているため、春先から秋冬まで3シーズンにわたって気候に合わせたコーデを楽しめ、カーキのカラーは特にこれからのシーズンによく似合う。

▼INFO
株式会社ティムコ
https://www.foxfire.jp/

【アウトドア向け】

Snow Peak（スノーピーク）『Toned Trout 2.5L River Jacket M』

フィッシングアパレルブランドとのコラボレーションアイテム

▲『Toned Trout 2.5L River Jacket M』¥59,400（税込）

アウトドア好きには説明不要のハイブランド・スノーピークからは、クリエイティブディレクター・福山正和氏が手掛けるフィッシングアパレルブランド・トーンドトラウトとのコラボレーションアイテムに注目だ。オリジナルの2.5レイヤー生地は、防水透湿性に加えて、鋭利な物体によるダメージを軽減する機能もプラス。前面ポケット下側と背面首元に忍ばせた隠しDリングや、カラビナなどの取り付けに便利なモールシステムなどには、福山氏のプロフィッシャーとしての知見が存分に活かされている。

▼INFO
株式会社スノーピーク
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja

muraco（ムラコ）『LIM SHELL JACKET Ⅱ』

あらゆる環境＆天候に対応するマウンテンパーカーの本格仕様

▲『LIM SHELL JACKET Ⅱ』¥55,000（税込）

2016年に“アウトドア・ギルド”をコンセプトに掲げてスタートしたムラコは、テントからアパレルまで、スタイリッシュかつ高機能なアイテムを展開しているアウトドアブランドだ。このマウンテンパーカーも同ブランドらしいハイスペックで、優れた防水性と通気性を兼ね備えたテクニカルファブリック・eVent®（イーベント)を採用。ヘルメットをしたままでも被れる立体的なフードや、衣服内の湿度を調節できる脇下のベンチレーションなどが機能的な、着る人を選ばないユニセックスのアイテムをぜひ！

▼INFO
株式会社シンワ
https://muracodesigns.com

Millet（ミレー）『トリロジー ティフォン タフ II ストレッチ ジャケット』

理想的なギミックが満載のオールウェザーシェルジャケット

▲『トリロジー ティフォン タフ II ストレッチ ジャケット』¥42,350（税込）

1921年に誕生したフランスのアルパインブランドのミレーからは、とりわけ過酷なシーンを想定したトリロジーシリーズをお届け。優れた耐水圧と透湿性のティフォンタフII素材を採用したオールウェザーシェルジャケットは、ティフォンならではのしなやかさを維持しつつ、フード・肩・腕・腰回りなどに耐摩耗性と耐久性に優れた補強素材を使用してタフな仕様に。ヘルメット対応のフードや豊富なポケット、フード内部に収納できるパッカブルなど、探検家たちが求める理想的なギミックが満載だ。

▼INFO
ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社
https://www.millet.jp/

karrimor（カリマー）『G-TX performance rain jkt』

独自の3層構造を搭載した本格的な山岳向けのレインジャケット

▲『G-TX performance rain jkt』¥29,700（税込）

英国で誕生した総合アウトドアブランド・カリマーは、山岳向けの本格派レインジャケットが人気。中でもGore Performance Technologyの3層構造で、耐久性や汎用性に優れたジャケットが『G-TX performance rain jkt』だ。顎への緩衝を避けるためのアシンメトリーデザイン、ヒップベルトに干渉しない箇所に配置されたベンチレーションポケット、ヘルメット着用対応のフード設計など、各ディテールにカリマー流のこだわりが。このスペックでパッカブルなのも使いやすいポイントだろう。

▼INFO
カリマーインターナショナル株式会社
https://www.karrimor.jp/

Salomon（サロモン）『OUTLINE GORE-TEX 2.5L』

山での悪天候にも対応するGORE-TEX Paclite®を採用

▲『OUTLINE GORE-TEX 2.5L』¥35,200（税込）

幅広いアウトドアフィールドで信頼のアイテムを生み出すサロモンの中でも、悪天候にも対応する『OUTLINE GORE-TEX 2.5L』なら間違いない。GORE-TEX Paclite®のアウターレイヤーは、耐久性撥水加工（DWR）を施した100％リサイクルポリエステル製。超軽量＆プロテクション性を発揮する2.5L GORE-TEX Paclite®と3層構造で丈夫なGORE-TEX Performanceという、タフなGORE-TEXテクノロジーが融合し、シンプルかつ洗練されたデザインは着るシーンを選ばない。

▼INFO
サロモン コールセンター
https://www.salomon.jp

TILAK（ティラック) 『【Tilak+POUTNIK】ODIN Jacket』

デニムのようなエイジングを楽しめるアノラックジャケット

▲『【Tilak+POUTNIK】ODIN Jacket』¥71,500（税込）

チェコの登山家が立ち上げたティラックにおいて、“オディン ジャケット”はクラシックなパターンが人気のアノラックジャケットだ。最大の特徴は、長い毛先のコットンを高密度に織り込むことで、通気性・防風性・耐久性を発揮するVentile®コットン。デニムのようなエイジングを楽しめる素材は、ファッション通の心もくすぐることだろう。大容量のカンガルーポケットや、バックパック着用時にヒップベルトをジャケットの下で体に密着させられるベンチレーションなど、主張しすぎないギミックも粋だ。

▼INFO
株式会社バーリオ
https://grgb.stores.jp/

HOUDINI（フーディニ）『M’s Five to Nine Jacket』

悪天候でこそ進化を発揮する完全防水の本格派シェルジャケット

▲『M’s Five to Nine Jacket』¥77,000（税込）

1993年にスウェーデンで誕生したアウトドアブランド・フーディニから、どんな冒険でも着用できる機能を搭載した完全防水＆4シーズン対応のシェルジャケット。防水性・防風性・透湿性が高いReactive 3L Hardshell生地は、タフさだけではなく、動きやすい伸縮性や滑らかな着心地も魅力。ヘルメット対応の大型フード、脇下のベンチレーションジッパー、小物を収納できる各種ポケットなども万全の装備だ。暴風雨や吹雪など、山で悪天候に見舞われたときにこそ、進化を発揮する本格派。

▼INFO
FULLMARKS Inc.
https://www.full-marks.com/houdini/

ハイスペックで快適なマウンテンパーカーで春のアウトドアへ！

寒さが落ち着く春は、アウトドアで過ごしやすい季節でアクティビティに出かけるJeepオーナーも多いはず。今回紹介したマウンテンパーカーは通年で着られる機能を搭載し、さらにタウンユースで着ても違和感のないオシャレなデザインのものばかりだ。あなたのアウトドア・アクティビティのスタイルに合ったもの、もしくはシンプルにデザインが好きなものを、ぜひこの機会にチェック！

▲『ジープ ラングラー（Jeep Wrangler）』（Photo：大石 隼土）

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ジープ フリーコール 0120-712-812（9：00～21：00、無休）
https://www.jeep-japan.com/

Text：ラスカル（NaNo.works）