Camp・Fes

2023.10.05

【2023年・焚き火ウェア特集】秋冬キャンプの楽しみ“焚き火”で役立つ最新&おすすめの高機能ウェア13選!

秋冬キャンプの醍醐味のひとつ・焚き火を安全に楽しむためにゲットしておきたいウェアを厳選してご紹介。アウター・ベスト・ポンチョ・パンツ・グローブなど、難燃性+αのハイスペックなアイテムをゲットしよう。

ソロからグループまで、今や秋冬のアウトドアでのキャンプにおける定番の楽しみが“焚き火”だ。ただし始めるにあたってビギナーは、焚き火台やテーブル、トングや火吹き棒といったギアにばかり目が向きがち。実際のところは、現地で着るウェアにも気を付けていないと、火の粉が飛んできてお気に入りの1着に穴が……なんてことも。そこで今回は、アウター・ベスト・ポンチョ・パンツ・グローブなど、難燃性をベースにさまざまな機能を搭載した焚き火ウェアを、国内外の人気アウトドアブランドから厳選してご紹介。焚き火のときに注意したい“炎”や“寒さ”、さらに“臭い”などをケアしてくれる高機能ウェアをぜひチェック!

※この記事は、2022.2.3に掲載した「【2022年・焚き火ウェア特集】冬キャンプの楽しみ“焚き火”で役立つ最新&おすすめの高機能ウェア12選!」の内容を再編集し、増補改訂したものです。

<ジャケット>

Snow Peak(スノーピーク)『TAKIBI Jacket』

難燃性・耐久性・撥水性のすべてを兼ね備えた1着は焚き火に最適

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▲『TAKIBI Jacket』¥61,600(税込)

ハイエンドなギアが支持されるスノーピークの、代名詞的な“TAKIBI”シリーズのジップアップジャケットがこちら。同ブランドが本社を構える新潟県で製織されたアラミド繊維×オーガニックコットンの混紡素材を使用し、難燃性・耐久性・撥水性のすべてを兼ね備えた、まさに焚き火に最適な1着。衣服内の換気を行うフロントのベンチレーションシステム、収納力の高い各種ポケット、裾のドローコードなど、細部のギミックも機能的だ。ユニセックス対応の幅広いサイズがあり、今シーズンのカラーはブラックとオリーブの2色展開。

▼INFO
株式会社スノーピーク
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja

Jack Wolfskin(ジャック・ウルフスキン)『JP FIREWOOD WORK JK V2』

前身頃の上半分と下半分が異なる素材の焚き火シャツジャケット

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▲『JP FIREWOOD WORK JK V2』¥28,600(税込)

1981年にドイツ・フランクフルトで創業したジャック・ウルフスキンからは、焚き火がコンセプトのシャツジャケットをご紹介。何と言ってもそのデザインが特徴的で、前身頃の上半分がオーガニックコットン混撥水ストレッチオックス素材、火に近い下半分が国産難燃素材のフィールドテックスという仕様。太畝コーデュロイを使用した襟や、各所のトリプルステッチ、アシンメトリーなポケットレイアウトなどが、ワークジャケットらしいタフな印象を醸し出している。伸縮性や透湿性も備えているためアクティブなシーンにぜひ!

▼INFO
キャロウェイゴルフ株式会社
https://www.jackwolfskin.jp/

<パーカー>

mont-bell(モンベル)『フエゴパーカ Men’s』

モンベル独自の難燃性素材を使用したシリーズの焚き火パーカー

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▲『フエゴパーカ Men’s』¥15,180(税込)

難燃性ビニロンとコットンを組み合わせたモンベル独自の難燃性素材・フレアテクト®を使用した『フエゴパーカ Men’s』は、火の粉が飛んでも穴が空きにくく、自己消火性に優れているのが特長。重ね着しやすいゆとりのあるシルエットなので、焚き火の際はお気に入りのウェアの上に羽織っておくことをおすすめしたい。ジッパー式で両サイドからアクセス可能な背面の大型ポケットは、厚手の焚き火用グローブがすっぽり入る。モンベルでは“フエゴシリーズ”として、ハット・パンツ・エプロンなどもそろえているので併せてチェック!

▼INFO
株式会社モンベル
https://www.montbell.jp/

<ブルゾン>

Oregonian Camper(オレゴニアン キャンパー)『難燃マイヤーブルゾン』

難燃マイヤー&コットンを採用した焚き火仕様のUSAブルゾンン

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▲『難燃マイヤーブルゾン』¥14,850(税込)

古き良きアメリカのアウトドアスタイルを継承するアイテムが、玄人キャンパーの心をつかむブランド・オレゴニアンキャンパー。このスタンドネック型のブルゾンも同様に、アメリカンなワークテイストのデザインと深みのあるカラー(OLIVE&BROWN)が魅力で、さらに身頃に難燃マイヤー(燃えないフリース)、袖に難燃コットンを採用している焚き火仕様だ。アウトドアで寒くなってきたら、裾を絞れるドローコードで保温性UP! 同ブランドの『難燃マイヤー焚き火パンツ』とセットアップで着れば、防護面もオシャレ面も完璧だ。

▼INFO
有限会社トラウター
http://www.oregonian.jp/

<ベスト>

muraco(ムラコ)『CAMP VEST BLACK』

火の粉に強い厚手のコットンキャンバス&多彩なポケットが魅力

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▲『CAMP VEST BLACK』¥25,300

埼玉県狭山市を拠点とする金属加工工場から生まれたアウトドアブランド・ムラコは、モノトーンカラーとシンプルなデザイン、そして金属加工の世界で培われた技術とノウハウを生かした機能が特長のアイテムをラインナップしている。アパレルも魅力的なものが多く、『CAMP VEST BLACK』は焚き火の際に重宝する機能を備えたキャンプベストだ。素材には厚手のコットンキャンバスを使用しているため、焚き火の際に火の粉が飛んできても安心! そして大容量で多彩なポケットにはテント設営や焚き火の道具をたっぷり収納できる。

▼INFO
株式会社シンワ
https://muracodesigns.com/

GRIP SWANY(グリップスワニー)『FIREPROOF APRON VEST / COYOTE』

難燃ファブリックを採用した焚き火ベストはエプロンに早変わり!

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▲『FIREPROOF APRON VEST / COYOTE』¥15,180(税込)

アウトドアのタフな環境下で真価を発揮するギアが、創業から170年以上にわたって世界中のキャンパーたちに愛されるグリップスワニー。同ブランドは代名詞のグローブ以外にも、オンリーワンのデザインと機能のキャンプウェアが人気で、この『FIREPROOF APRON VEST』もそのひとつだ。大小の豊富なポケットを備えるとともに、オリジナルで開発した難燃ファブリックの焚き火ベストは、内側に隠れている生地を引っ張り出すことで一気にエプロンへと早変わり! 横のファスナーで身幅が調整できるのも着やすいポイントだ。

▼INFO
株式会社スワニー
https://www.grip-swany.co.jp/

<シャツ・パンツ>

FRANKLIN CLIMBING(フランクリン クライミング)『FC FIRE PROOF GEAR SHIRTS』、『FIRE PROOF GEAR PANTS』

綿素材のツイルに難燃加工を施したギアシャツはタウンユースも◎

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▲『FC FIRE PROOF GEAR SHIRTS』¥14,080(税込)

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▲『FIRE PROOF GEAR PANTS』¥11,880(税込)

1995年にアメリカ・オレゴン州にて生まれたフランクリン クライミングは、1990年代後半から2000年初頭に世界中のクライマーから支持を集めたブランドで、2021年からは当時のブランドにインスパイアされたアウトドアブランドとして日本で新たにスタートしている。綿素材のツイルに難燃加工を施したギアシャツは、タフな仕様でありながら、ゆとりのあるワイドシルエットとシックなデザインが、焚き火をはじめとするアウトドアだけでなくタウンユースでも似合うだろう。秋冬は軽めのアウターの上からも着用しても◎!

▼INFO
株式会社PAL  
https://www.palcloset.jp/shared/pc_pal/event/typy/FC_official/

<ポンチョ>

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『ブラックラベル難燃ニットポンチョ』

ニット専門メーカーとコラボした難燃ポリエステル素材のポンチョ

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▲『ブラックラベル難燃ニットポンチョ』¥10,780(税込)

日本発のアウトドア用品総合ブランド・キャプテンスタッグからリリースされた『ブラックラベル難燃ニットポンチョ』は、新潟県五泉市のニット専門メーカー・サイフクとのコラボアイテム。難燃ポリエステル繊維の素材を、雪国で古くから使われる“蓑(みの)”からインスピレーションを受けたデザインに落とし込んでいる。羽織ったり、折り畳んでひざ掛けにしたりと、シチュエーションに応じてさまざまな使い方にアレンジが可能。男女共用で使えるフリーサイズなので、カップルやファミリーでの焚き火・BBQ・キャンプに持っていこう。

▼INFO
キャプテンスタッグ株式会社
https://www.captainstag.net/

<エプロン>

TARAS BOULBA(タラスブルバ)『ファイアシールド マルチエプロン(デニム)』

難燃性×静電気帯電防止で人気!ファイアシールドシリーズのエプロン

7 【2023年・焚き火ウェア特集】秋冬キャンプの楽しみ“焚き火”で役立つ最新&おすすめの高機能ウェア13選!

▲『ファイアシールド マルチエプロン(デニム)』¥15,000

タラスブルバは、日本を代表するスポーツブランド・アシックスが、1976年から展開していた知る人ぞ知るアウトドアブランド。2017年からはスポーツオーソリティのプライベートアウトドアブランドとなり、近年はキャンプギア&アパレルを豊富にラインナップしている。同ブランドで人気の高いファイアシールドシリーズのエプロンは、天然コットンミックス素材を使用した難燃性と静電気帯電防止機能の高さが魅力。多彩なポケットも実用的で、デニムのスタイルはキャンプから日常使いまでよく似合う。

▼INFO
株式会社メガスポーツ
https://tarasboulba.jp/

grn outdoor(ジーアールエヌ アウトドア)『HIASOBI CAMPER APRON』

難燃&撥水加工を施した“HIASOBI CAMPER SERIES”のエプロン

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▲『HIASOBI CAMPER APRON』¥7,700(税込)

斬新な発想から生まれるギアが評判のジーアールエヌアウトドアの中でも、とりわけキャンプ好きから人気を集めているのが“HIASOBI CAMPER SERIES”。そのひとつである『HIASOBI CAMPER APRON』は、難燃&撥水加工を施したコットンツイル素材のエプロンで、焚き火やBBQといった火遊び全般のユニフォームになる(背中面のボタンで2段階にサイズ調整が可能)。加えて携帯収納スペース、ペグ&ハンマーを引っ掛けられるフック、トングや手袋が入る大口ポケット、調味料用の両腰ポケットなど利便性の高いスペックが満載!

▼INFO
SUI INTERNATIONAL株式会社
https://grn-outdoor.com/

<オールインワン>

GOHEMP(ゴーヘンプ)『FIRE RIDGE ALL IN ONE』

独自のエコ難燃素材を採用したエプロン付きオールインワン

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▲『FIRE RIDGE ALL IN ONE』¥31,900(税込)

人と地球に優しいヘンプ素材を使用したアイテムが、環境への意識が高い層から支持されるオンリーワンのブランド・ゴーヘンプ。エプロン付きオールインワンは、ゴーヘンプがオリジナルで開発したエコ難燃素材・HEMP FIRE PROOFを採用している。従来の難燃素材とは異なり、タフさだけでなく軽さとしなやかさも感じられる1着。付属しているエプロンは、ウエスト回りのボタンによって、あなたに合った付け位置をアレンジできるのもうれしいポイント。野暮ったくない現代的なシルエットにアップデートしている点もGOOD!

▼INFO
株式会社イエローデビジョン
https://juzustore.jp/

<グローブ>

Coleman(コールマン)『ソリッドレザーグリルグローブⅡ』

手首までしっかりカバー&汚れや焦げが目立たない牛革製グローブ

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▲『ソリッドレザーグリルグローブⅡ』¥8,800(税込)

1901年にアメリカ・カンザス州で設立した老舗アウトドアブランド・コールマンの、高級感たっぷりの牛革製グローブ。手首までしっかりカバーする丈夫な作りや、汚れや焦げが目立たないダークブラウンのカラーは、焚き火などの炎を扱う際のグローブとして最適だ。コールマンではベストセラーの焚き火台『ファイアーディスク』や火の粉から地面を守る『ファイアープレイスシート』など、焚き火関連のギアを豊富にラインナップしているので、ギアをコールマンですべてそろえたら統一感はバッチリ!

▼INFO
ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部
https://ec.coleman.co.jp/

<その他>

DRESS(ドレス)『DRESS アウトドア用 最強消臭ミスト 100ml』

アウトドアの煙臭をポリフェノールで瞬間消臭するスプレー

12 【2023年・焚き火ウェア特集】秋冬キャンプの楽しみ“焚き火”で役立つ最新&おすすめの高機能ウェア13選!

▲『DRESS アウトドア用 最強消臭ミスト 100ml』¥1,320(税込)

焚き火で“火の粉”に気を付けるのはもちろんだが、意外と見落としがちなのが“臭い”。帰りのクルマはもちろん、家に帰ってもウェアに染み付いた煙の臭いが落ちない……なんて経験がある焚き火ビギナーは多いはず。そんなときは、アウトドアでの煙全般に抜群の効果を発揮する、“最強”消臭ミストをぜひ。衣服や繊維に染み付いた煙臭を、ポリフェノールの強力な消臭効果で一掃! 肌に優しい自然由来の原料を使っているのも安心で、焚き火のあとは衣服だけでなく、テントや寝袋などにもスプレーして臭いを持ち帰らないように!

▼INFO
有限会社ライラクス
https://www.f-dress.jp/

Jeepでアウトドアに繰り出し、キャンプ&焚き火を満喫しよう!

寒さを覚える秋冬は、焚き火の絶好のシーズン。それらの時期のキャンプは、焚き火なしには語れないほど、大事なアクティビティのひとつだ。せっかくの焚き火を思う存分に楽しむためにも、ウェアもギアも難燃性でタフな焚き火対応のものをしっかりと準備しておくのが吉。近年はおしゃれなデザインのものばかりなので、どれにしようか選ぶのもきっと楽しいはず。Jeep×キャンプ×焚き火を満喫しに山へ繰り出そう!

9 【2023年・焚き火ウェア特集】秋冬キャンプの楽しみ“焚き火”で役立つ最新&おすすめの高機能ウェア13選!

▲『ジープ コンパス(Jeep Compass)

Text:ラスカル(NaNo.works)