【Jeepモデル別・積載企画】新型 Jeep Grand Cherokeeで行くキャンプを人気スタイリスト・平健一がレクチャー
Jeepの全モデルでお届けしている積載企画!前回のCommanderに続き、2022年の下半期に日本上陸を果たしたGrand Cherokee編をお届け。レクチャー役を務める人気スタイリストの平健一さんとPICAさがみ湖へGO!
「Jeepにはどれだけの荷物が積めるの!?」という疑問を検証するRealStyle恒例のJeep積載企画は、2020年の5モデル(ラングラー編、コンパス編、レネゲード編、チェロキー編、グランドチェロキー編)からスタート。2021年には新型コンパス編、2022年にはグラディエーター編、そして2023年に入った前回はコマンダー編をお届けした。最新版となる今回は、コマンダーと同時期の2022年の上半期に日本上陸を果たした『ジープ グランドチェロキー (Jeep Grand Cherokee)』編をお届けする。同企画でレクチャー役を務める人気スタイリスト・平健一さんと、グランドチェロキーに似合う上質なキャンプギアを積載してPICAさがみ湖へ向かった。
2020年からスタートした積載企画の最新版!
都会的なスタイルを表現するグランドチェロキー
今やRealStyleで恒例のJeep積載企画! 同企画は、Jeepオーナーに向けて過去に実施した読者アンケートで、「Jeepにはどれだけの荷物が積めるの!?」という回答が多かったことから2020年にスタート。これまでJeepの全モデルで、車種に合ったギアをキャンプのプロフェッショナルである人気スタイリスト・平健一さんがセレクトし、実際のキャンプのシチュエーションでJeepの積載の可能性と醍醐味を紹介してきた。
そして今回フィーチャーするのは、2022年の下半期に『ジープ コマンダー(Jeep Commander)』と同時にお披露目され、現在も注目を集めるフラッグシップモデル『ジープ グランドチェロキー (Jeep Grand Cherokee)』だ。
いわゆる新型グランドチェロキーと呼ばれる同モデルは、2022年にまず3列シート仕様の『ジープ グランドチェロキー L(Jeep Grand Cherokee L)』が登場し、続いて2列シート仕様・標準ボディの『ジープ グランドチェロキー(Jeep Grand Cherokee)』が国内で発表。さらに2023年に入ってからは、『ジープ グランドチェロキー フォーバイイー(Jeep Grand Cherokee 4xe)』も日本上陸を果たした。
今回の積載企画で登場するのは、標準ボディのグランドチェロキー。1962年に登場したJeepのワゴニアにインスパイアされたロングルーフ・ロングフード・シャークノーズが際立つエクステリアと、洗練されたインテリアとの融合が、Jeep全車種の中でもとりわけ都会的なスタイルを表現しているモデルだ。
グランドチェロキー=“安心”を買うということ
上質なギアで楽しむ、ワンランク上の本格キャンプ
今回、グランドチェロキーに合うキャンプギアを積載して平さんと向かったのは、都心から約1時間で到着する『PICAさがみ湖』。こちらは『さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト』という遊園地内にあるスポットで、テント・トレーラー・ログキャビンといった宿泊スタイルの豊富さと、初心者向きの設備が充実している点から、ファミリー・カップル・グループといった幅広い層から支持されているキャンプ場だ。
『PICAさがみ湖』に到着して設営を終えたら、グランドチェロキーの印象から平さんに聞いた。
「グランドチェロキーを運転して感じたのは、まずそのパワフルさですよね。キャンプ場などの坂道もすっと登れるのでストレスがない。あと高速を走ったときにも安定感があるなと感じました。あとパッと見た感じだとクルマ自体がけっこう大きい印象でしたけど、運転してみるとその不便さは感じなかったですね。インテリアに関してもシンプルかつ最新のものが入っていて、パネルも見やすいし、すごく使いやすかったです」
そして今回は「グランドチェロキーと上質なギアで楽しむ、ワンランク上の本格キャンプ」をテーマに、平さんにおすすめのギアをセレクトしてもらった。そもそもJeep屈指のビッグサイズを誇るグランドチェロキーが、先代と比べてさらにサイズアップしたのが新型で、積載に関してもより可能性が広がった印象。事実、キャンプに必要なギアからさまざまな小物類まで、たっぷり積載できる余裕がラゲッジスペースにはあった。
「実際にギアを積んでみると、これまで積載企画をやってきたモデルの中でもやっぱりスペースが広いので、ファミリーでのお出かけなどのときにも、荷物をたくさん載せられていいですよね。パワフルな走りだけどエンジン音も静かですし、昔より燃費も良くなりましたし。そしてJeepらしく、坂道や雪道といった悪路も走れる本物のSUV。グランドチェロキーを買うことは、“安心を買う”ということなのかなと思いました」
“長く使える良いもの”を平さんがセレクト!
グランドチェロキーに合うおすすめキャンプギア
ここからは平さんが、グランドチェロキーの積載企画でセレクトしたアイテムの中から、テント・ランタンなどのギアやウェア・シューズといったアパレルを、おすすめのポイントとともにご紹介!
「グランドチェロキーの洗練されたイメージに合う上質なギアを選びました。その上質というのも、値段が高いものというよりは、長く使える良いもの。ランタンやシェラカップは経年変化も楽しめますし、ブランケットも洗えば風合いが出ますし。そういった上質なものがグランドチェロキーに合うと思います」
【テント】HELLOS FACTORY/Snail
シックでスタイリッシュ! 話題を呼ぶ韓国ブランドのドーム型テント
韓国発のブランドとして、アウトドア界隈で密かに話題となっているヘロスのドーム型テント。大型でありながら、コツを覚えれば設営自体は難しくなく、シンプルかつシックなデザインがアウトドアで目を引く。
「日本に初上陸した韓国ブランドのアイテムで、唯一無二のポール構造から生み出される、シルナイロン製のドーム型テントです。ブラックのカラーも相まってデザインがスタイリッシュでソリッドな印象のテントですね。最近はドーム型テントも流行っていますが、ほかと被りたくないという方におすすめですね」
【ランタン】MANNERS MAKETH MAN/A HANDSOME LANTERN
イギリス生まれの名作ランタンが、およそ100年の時を超えて復刻
1930年代にイギリスのTilley社が開発した名作・灯油式ランタンが復刻。職人の手作業による、無垢の真鍮のみを使ったオリジナルパーツで構成され、見れば見るほど大量生産ではないこだわりに惚れ惚れする。
「昔ながらのレトロな印象を醸し出せるハンサムランタンで、実はこちら、台湾で街灯などを扱っている会社が作っています。僕も撮影も含めて何度か実際に使用しましたが、明るさはほど良い感じで、とにかくキャンプに雰囲気を出したい方にはおすすめですね。お値段は10万円以上とややお高いですが、ハハハ!」
【シェラカップ】AEND/SIERRA CUP 480ML(BRASS)
オンリーワンの技術で生み出された真鍮製&ハンマートーンの逸品
日本生まれのシェラカップブランド・エンドが生み出した、真鍮製が高級感たっぷりの逸品。空気や熱に触れて酸化することで経年変化を楽しめ、独特な凹凸のハンマートーン(槌目)がほかにはない魅力だ。
「エンドという燕三条のブランドのシェラカップです。日本でシェラカップを製造できる工場は300社ほどありますが、その中でも凹凸で作る機械とヘラ絞り機の両方をできる工場はエンドという会社だけでして。底に初回限定のロゴが入っているこちらは、無垢の真鍮を使って作られているので経年変化を楽しめます」
【ブランケット】SAMSARA/SAMSARA BLANKET
リサイクルウール×伝統技術で織ったブランケットはタフで長持ち
尾州の伝統技術と、通常のブランケットの2倍の糸で織った生地の厚みが特徴のブランケット。圧倒的なタフさが特徴で、自宅でも洗えるのが長持ちするポイント。カラーとサイズが豊富なのでお好みをどうぞ。
「織物で有名な愛知県の尾州の技術で作る、リサイクルウールを使用したブランケットで、これは限定色のカラーですね。こちらと今回紹介したランタンやシェラカップなどは、CALMA STOREで買えます。全部で5色ぐらいのバリエーションはありますが、ほかのアイテムとの相性を考えてこの色にしました」
【フーディー】T SPEC GEAR/ Wool Sweat Hoodie
平さんがこだわりぬいた、上質な素材の”育てるウールパーカー”
農業大国・ウルグアイ産のノンミュールジングウールを原料とした糸を使用し、表面はウール、内側はオーガニックコットンを使用。軽さと暖かさ、そして着心地の良さを兼ね備えた1着は秋冬に大活躍する。
「山形の佐藤繊維さんに糸から作っていただいた、メリノウールの素材のパーカーです。表地はウール100%で、裏地にもこだわっていて触ってみるとわかりますが柔らかいコットン。ビッグサイズで、刺繍はシンプルに脇の部分だけ。これはもう30回ぐらいは洗っていますが毛玉は出にくく、むしろ風合いが増します」
【シューズ】Salomon × atmos/ACS + CSWP
サロモンのスニーカーコラボ第2弾は「地層と化石」がテーマ
フランス発のアウトドアブランド・サロモンと人気スニーカーショップ・アトモスのコラボ第2弾。サロモンの新型『ACS + CSWP』をベースに、「地層と化石」がテーマのモチーフが随所に落とし込まれている。
「サロモンとアトモスのコラボで、今回のテーマが“地層と化石”で、そのテーマに沿ったグラデーションやロゴが入っています。アトモスは派手目のシューズが多いのですが、これはブラウンの落ち着きのあるカラーが良いですね。キャンプをはじめとしたアウトドアのシチュエーションにも合うと思います」
グランドチェロキーで秋冬シーズンはキャンプへGO!
次回も新たなモデルによる積載企画に乞うご期待
今回の積載企画の結果、グランドチェロキーはJeep屈指のビッグサイズという期待に違わぬ積載能力を発揮し、さまざまなギアをキャンプに持って行けることが判明。そしてグランドチェロキーには、長く使える上質なギアがよく似合うことも、平さんのレクチャーで知ることができた。2023年の秋冬シーズンは、Jeepに乗ってワンランク上の本格キャンプへGO! そして今後もJeepの新たなモデルで実施する積載企画に乞うご期待!
今回使用したクルマ
『ジープ グランドチェロキー (Jeep Grand Cherokee)』
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商品に関するお問い合わせは、Stellantisジャパン株式会社まで。
ジープ フリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
https://www.jeep-japan.com/
【Information】
PICAさがみ湖
〒252-0175 神奈川県相模原市緑区若柳1634番地 相模湖
リゾートプレジャーフォレスト内
TEL: 042-685-0917(PICAさがみ湖フロント)
https://www.pica-resort.jp/sagamiko/index.html
Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:大石 隼土