Camp Gear

2022.01.27

【2022年・雪中キャンプ特集】シュラフ、焚き火台、ストーブなど、冬のアウトドアで便利&安心なギア14選!

冬のアウトドアと言えば“雪中キャンプ”!興味はあるけど一歩目を踏み出せない初心者のために、便利&安心なギアを厳選してご紹介。高機能なテントやシュラフ、暖かさを提供する焚き火台やストーブ、そして防寒対策で必須のブランケットやブーツなど冬の必需品をチェックしよう。

オフロードに強く、積載量も多いJeepだからこそ、“雪中キャンプ”に挑戦したいと思っているオーナーは多いだろう。白銀の世界で過ごす非日常はそれだけで素晴らしく、冬ならではのアクティビティは、大人も童心に返って夢中になれるものだ。そんな雪中キャンプを最大限に楽しむためには、寒さ対策とギア選びが肝心。今回は雪上でも簡単に設営できる高機能なテントから、1台は持っておくと安心なストーブ、そして快適な眠りをもたらしてくれるシュラフ(寝袋)など、雪中キャンプにあると便利&安心なアイテムを国内外の人気ブランドから厳選。耐寒性が高いものばかりなので、防災グッズとしてゲットしておくのもおすすめ!

※この記事は、2019.12.12に掲載した「雪中キャンプに持っていくべき装備&防寒アイテム10選!テントやペグ、おしゃれストーブなど、あると安心&便利なギア大特集」の内容を再編集し、増補改訂したものです。

<テント>

Tentipi®(テンティピ)『ジルコン CP』

快適さ重視&ティピータイプ大型テントは素材自体が“呼吸する”

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1_zirkonCP1 【2022年・雪中キャンプ特集】シュラフ、焚き火台、ストーブなど、冬のアウトドアで便利&安心なギア14選!

▲『ジルコン CP』¥143,000 – ¥297,000(税込)

北極圏近くに位置するスウェーデンの、夏は30℃&冬はマイナス 45℃にも達する環境で開発・テストされるテンティピは、センターポール1本だけで組み立てられるティピータイプのテントが有名。そして同ブランドのテントの中でも、快適さ重視のモデルが『ジルコン CP』だ。7CPサイズは幅4.5メートル×高さ2.7メートルで、許容人数は4〜8人。機能面での特長は、ボディに採用した素材自体が“呼吸する”という〈Cotpolmex C.〉だ。内部で発生した湿気を効果的に外へ逃がして結露を最小に抑えるため、インナーテントも必要ない。

▼INFO
株式会社ファロスインターナショナル
https://www.pharus.net/tentipi/

CANVAS CAMP(キャンバスキャンプ)『SIBLEY 500 PROTECH』

広々&オールシーズン使えるシブレーベルテントの最上位モデル

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▲『SIBLEY 500 PROTECH』¥139,500(税込)

コットンテントで有名なベルギー・キャンバスキャンプ社製のプロテック・シリーズは、エントランスメッシュドアと切り替えが可能なダブルウォールが付属し、オールシーズン使えるシブレーベルテントの最上位モデルだ。最も人気があるサイズ(直径5メートル・床面積19.6平方メートル)の『SIBLEY 500 PROTECH』は、薪ストーブがテント内部を十分に暖められる大きさで、グランピングの場合はクイーンベッドが2台、寝袋の場合は8人で使うのに最適。さらに防水性・防カビ性・UV耐性が向上したことで通気性も申し分なし!

▼INFO
株式会社VILLAGE INC
http://villageplus.jp/

<ストーブ>

Tentipi®(テンティピ)『エルドフェル ストーブ Pro』

テンティピのストーブはテントと組み合わせることで楽しさ倍増!

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▲『エルドフェル ストーブ Pro』¥110,000 – ¥123,200(税込)

スウェーデン発・テンティピテント専用の薪ストーブが『エルドフェル ストーブ Pro』だ。煙をテントの外へ効率的に排出することで、室内を安全かつ暖かく保ってくれる仕様。さらにストーブの上に鍋を乗せて調理をしたり、冬のキャンプで濡れた物を乾かしたりと、さまざまな用途で使える万能さも人気の秘訣だ。サイズは4種類(5・7・9・15サイズ)あり、それぞれで異なるのは煙突の本数のみ。その無骨なビジュアルも魅力的で、テンティピのテントと合わせて使うと楽しみが広がるストーブは雪中キャンプに持ってこいのギアだ。

▼INFO
株式会社ファロスインターナショナル
https://www.pharus.net/tentipi/

Snow Peak(スノーピーク)『スノーピークグローストーブ』

コンパクトなサイズで360度を暖めるストーブは非常時も心強い

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▲『スノーピークグローストーブ』¥54,780(税込)

多くのキャンパーにとって定番&憧れのブランド・スノーピークから、冬のキャンプから自宅のシーンまで大活躍する円筒型ストーブをご紹介。赤熱式石油ストーブの『スノーピークグローストーブ』は、遠赤外線が側面方向に広がることによって、コンパクトなサイズでありながら高い暖房効果を発揮! さらに円筒型はシェルター内の真ん中に置くことで、360度にわたって空気が対流し、空間全体を暖めてくれるのが特長だ。点火はレバーを回すだけの簡単操作&灯油さえあれば暖を取れるので、災害など非常時にも心強いアイテムだろう。

▼INFO
株式会社スノーピーク
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja

<焚き火台>

SOTO(ソト)『エアスタ』

薪への着火が簡単なシステム&オプションであなた好みにカスタム

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▲『エアスタ』※『エアスタ ベース』:¥13,200(税込) 、『エアスタ ウイングM』¥5,280(税込) 、『エアスタ ウイングL』¥7,480(税込)

1978年に工業用バーナーの会社として設立した新富士バーナーが、アウトドア市場に向けて燃焼器具をメインに立ち上げたブランドがソト。同ブランドの焚き火台『エアスタ』は、中央の筒の下からフィンキャップで横風を取り込むことで、薪への着火が簡単な“エア アシスト スタートシステム”を採用。着脱式&2種類のウイング(火床)によって焚き火台の大きさも変えられる(ベース、ウイングM、ウイングLは別売り)。そのほかにもスタンド・焼き網・グリルなどのオプションがあるので、あなた好みの仕様にカスタムしてみよう!

▼INFO
新富士バーナー株式会社
http://www.shinfuji.co.jp/soto/

UCO(ユーコ)『フラットパックグリルM』

30秒で組み立てられる焚火台はコンパクトで持ち運びも楽々!

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▲『フラットパックグリルM』¥7,150(税込)

1973年にアメリカ・ワシントン州で生まれたIndustrial Revolution社を代表するブランドがユーコで、“灯り”をキーワードにした同ブランドはランタンが有名だが、“炎”繫がりで焚き火台も人気。キャンプ初心者でもわずか30秒で組み立てられる『フラットパックグリルM』は、コンパクトでありながら燃焼に必要な空気を十分に取り入れられる構造なので、熱を逃がすことなくアウトドアでの料理に集中することができる。折り畳めば厚さ3.5センチメートルのプレート状までコンパクトになり、付属の収納ケースに入れて持ち運びも楽々。

▼INFO
株式会社モチヅキ
https://www.e-mot.co.jp/naturalspirit/uco.asp

<シュラフ>

Western Mountaineering(ウエスタンマウンテニアリング)『バーサライト』

使用温度域がマイナス12℃を誇るウィンターシーズンモデル

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▲『バーサライト』¥75,240〜78,870(税込)

1970年にカリフォルニア州サンノゼで誕生し、今でもほとんどのギアを自社工場で生産するウエスタンマウンテニアリング。軽量さが魅力のエクストリームライトシリーズで最も保温性の高いモデル『バーサライト』は、厳寒地を除く条件下でオールシーズン使用することが可能で、使用温度域がマイナス12℃を誇るウィンターシーズンモデルだ。850+フィルパワーのホワイトグースダウン、寒気の浸入を防ぐドラフトチューブ、頭部を包み込むリバースディファレンシャルフードなど、ハイスペックが組み合わさった保温性は間違いない!

▼INFO
株式会社ロストアロー
https://www.lostarrow.co.jp/index.html

NANGA(ナンガ)『AURORA 750』

国産にこだわるシュラフメーカーの原点回帰&オールシーズンモデル

8 【2022年・雪中キャンプ特集】シュラフ、焚き火台、ストーブなど、冬のアウトドアで便利&安心なギア14選!

▲『AURORA 750』¥44,000(税込)

高品質でありながら、リーズナブルな価格でファンが多い国産シュラフメーカーのナンガ。同ブランドのオリジナル素材・AURORA-TEXを用いたフラッグシップモデルといえば“オーロラ”で、その誕生から20周年というタイミングで原点に戻ってシンプルさを追求した『AURORA 750』は、“元祖”シュラフカバーのいらない寝袋だ。保温性能を最大限に発揮するために表地と裏地の間には通気性のあるメッシュを配置し、片寄りを防ぐ目的でボックスキルト構造を採用。冬季登山やキャンプだけではなく、オールシーズン使えるモデルだ。

▼INFO
株式会社ナンガ
https://nanga.jp/

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