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2012.08.01

都会の真ん中でキャンプ? 豊洲に出現した次世代のアウトドアパーク

高層ビルを眺めながらテント泊でキャンプを!
ラグジュアリーをテーマにした、都市型の外遊び

  • main145 都会の真ん中でキャンプ? 豊洲に出現した次世代のアウトドアパーク高層ビルの林の中に、突如表れるコンテナ群&白いティピ型テント。つかの間の非日常空間を楽しむ。
  • main230 都会の真ん中でキャンプ? 豊洲に出現した次世代のアウトドアパークヴィンテージ感あふれるコンテナ、アメリカ中西部を思わせる植栽。都会の風景とのミスマッチがこのサイトの醍醐味だ。
  • main326 都会の真ん中でキャンプ? 豊洲に出現した次世代のアウトドアパーク都会のキャンプによく似合う、Jeep® Patriot。「ノルディスク」のタープ&ティピでデイキャンプを楽しむ。
  • main411 都会の真ん中でキャンプ? 豊洲に出現した次世代のアウトドアパーク敷地内にあるハーブガーデン。モヒート用スペアミントを摘むのは併設するカフェ「PITMASTERS」のスタッフ。
  • main58 都会の真ん中でキャンプ? 豊洲に出現した次世代のアウトドアパーク「PITMASTERS」ではモヒート(¥500)をぜひ。白州で作る「森薫るハイボール」(¥500)もおすすめ。

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本格的なグリルを使って焼き上げるビアカンチキンが今日の主役。

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「フルセットコース」のメニューから。特製シーズニング液につけたビーフやポークを豪快にグリルしていただこう。器やカトラリーはお気に入りを持参しても。

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東京タワーにレインボーブリッジ、スカイツリーと、東京のランドマークを一望できる豊洲の夜景が、仲間との夜を盛り上げる。

sub4_thumb8 都会の真ん中でキャンプ? 豊洲に出現した次世代のアウトドアパーク

日が暮れるとまるで異次元のような趣き。大人のためのパークの夜は長い。

ャンプと言えば高原、山間、湖畔や河畔など緑豊かな自然の情景を思い浮かべるが、銀座からわずか3kmのゆりかもめの新豊洲駅前に新たなキャンプサイトが出現した。ラグジュアリーなキャンプを意味する「Glamping(グランピング)」をコンセプトに、都市型アウトドアパークとして機能する『WILDMAGIC』。都市だからこそ魅力的な、新しいスタイルのアウトドアを提案している。

4800坪の敷地に広がる施設の中核を成すのはオートキャンプサイト『THE THIRD PARK』。泊まりがけのキャンプはもちろん、アウトドア初心者やファミリーでもデイキャンプやバーベキューが楽しめるスペースだ。一区画あたり100㎡以上の広さを誇る大型のテントサイトが50区画用意されており、「ラグジュアリーキャンプ」に相応しく、レトロかつスタイリッシュなデザインで人気のノルウェー発ブランド「ノルディスク」のテント&タープなど、本格的な機材を厳選。サイトの利用は時間帯によって3つのプランがあり、太陽の下でのんびり過ごしたりあるいは夜景を楽しみながらバーベキューグリルを囲んだり、テント泊を楽しむなど目的によってさまざまな使い方ができそうだ。

メインイベントであるバーベキューのシステムは、お気に入りの食材や自慢の機材を持ちこんでの「セルフサイトコース」、都市型の施設らしく手ぶらでバーベキューが楽しめるよう、機材・食材をすべて含んだ「フルセットコース」の2コースがラインナップ。レンタル機材には本場アメリカで人気No1を誇るウェーバー社のグリルを用意、あくまでも豪快なアメリカンスタイルにこだわっている。「フルセットコース」自慢の食材は特製シーズニングに一晩じっくり漬込んだスモークステーキや、ビールで蒸し焼きするビアカンチキンなど。

こだわりは敷地内の随所にも見受けられる。たとえばアリゾナや南カリフォルニアを思わせるサボテンや多肉植物の植栽、施設内の建物にはコンテナやアメリカンカーゴトレーラーを利用。東京タワーやレインボーブリッジ、高層ビルの縦長の背景に、サボテンに彩られてヴィンテージ感漂うトレーラーが並ぶさまは、まるでヴィム・ヴェンダースの映画に迷い込んだかのよう。

また、バーベキューが待ちきれない人のために、特注のスモークピットで調理したアメリカンスタイルの料理が自慢のカフェ『PITMASTERS』も併設。こちらで提供されるモヒートには、パーク内のハーブ畑に植えられたミントを手摘みして使っているそう。カフェのみの利用も可能なので、ぶらりと立ち寄ってみるのもいいだろう。そのほか、スチールやムービーなどのためのハウススタジオとしても機能するイベントスペース『CONTAINER』では、旬のコンテンツが待機中だとか。

「アーバン」「ラグジュアリー」に相応しく、アウトドアの概念を覆すような提案を仕掛ける『WILDMAGIC』。DO IT YOURSELFのオーセンティックなキャンプスタイルを愛好するアウトドアユーザーには物足りないかもしれないが、ファミリーやアウトドアビギナーにとっては絶好のエントリーモデルになるだろう。そしてもうひとつ。テントから眺める、暮れなずむ高層ビル群のランドスケープにも山々の稜線とは違った味わい深さがあることを知れるのは、こうしたスペースならではの贅沢である。

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