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2025.01.20

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    そのためにドライブする価値がある『スノーピーク ランドステーション白馬』へ

     

    2024年末から続く白馬シリーズ第3弾は、美しい山々の麓に建つ『スノーピーク ランドステーション白馬』のご紹介。ここは、スノーピークが掲げる、人生の構成に不可欠な『衣食住働遊』の体現と体験を叶える場所だった。そして白馬という場所にJeepで向かう理由とは。

    2024年末から続く白馬シリーズ第3弾は『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』で、美しい山々の麓に建つ『スノーピーク ランドステーション白馬』へ。ここは、アウトドア総合ブランドのSnowPeak(スノーピーク)が掲げる、人生の構成に不可欠な『衣食住働遊』の体現と体験を叶える場所だった。

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    ロケーションの尊重で実現した圧倒的なビュー

    とにかくロケーションが素晴らしい。JR白馬駅から県道322号の白馬岳線を上って数分。駅を背にした瞬間から山々が目に飛び込んでくるのだが、『スノーピーク ランドステーション白馬』も白馬連山を抱きかかえるように建っている。

    「何と言っても、圧倒的なビューですね」

    愚問でしかないと思いつつ、株式会社スノーピーク白馬の橋本 亮一さんに施設の最大の特徴をたずねたら、やはり間髪入れずに答えが返ってきた。

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    およそ南北に延びる細長い建物の西面は、連なる稜線がどこからでも望めるガラス張り。初めてここを訪れる者なら、橋本さんが言ったように圧倒的な印象を持つだろう。あるいは土地をよく知る地元の人であっても、建物のフレーム越しに見る景色に新鮮さを覚えるかもしれない。それほどにロケーションを尊重した造りだ。

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    2020年7月に開業したこの建物を設計したのは、日本を代表する建築家の隈 研吾氏。自然素材を生かす代表的な手法は、『スノーピーク ランドステーション白馬』でも存分に生かされている。橋本さんによれば「雪の結晶をイメージした特徴的な木組みを含め、建物を見るためだけに訪れる方は後を絶たない」らしい。

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    間仕切りのない解放感に満ちた室内の大部分を占めているのは、スノーピークの全アイテムを網羅したストアスペースだ。国内最大規模の直営店なので、『スノーピーク ランドステーション白馬店』という別名がある。

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    「それから白馬側の芝生を植えたスペースは、イベントエリアとして活用し、夏場は地元の方々とマルシェを開いたり、スノーピークのテントを張るデモ展示などを行っています。ストア同様どなたでも入っていただけるので、山を眺めながらぼうっと過ごしてもらうにも最適な場所だと思います」

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    人生の5大テーマをすべて体験できる施設

    それぞれの思いを抱えて集う駅のような施設だからステーション。そのコンセプトを体現しているのが『スノーピーク ランドステーション白馬』。そう断言できるのは、スノーピークが人生の5大テーマに掲げる『衣食住働遊』のすべてをここで体験できると知ったからだ。そこで『スノーピーク ランドステーション白馬』における『衣食住働遊』がいかなるものか、テーマを分解しながら説明していく。

    まず『衣』は、ストア内の豊富なアパレルが対応。

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    『食』もまた、ストアで買えるギアの活用でキャンプ飯を楽しむことができるわけだが、ここにはスノーピークが事業展開している特別なレストランが備わっている。

    スノーピークの直訳でもある『雪峰(せっぽう)』は、地域の生産者とともに「自然を食べる料理」の提供にこだわっているという。実際に頂いた『白馬』というディナーコースは、素材の恵みを存分に味わえる内容だった。

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    中でも近所と説明された太谷農場(国際コンクール受賞歴多数)の米をスノーピークの土鍋で炊いた季節の炊き込みご飯は、この上なく感動的な一品だった。

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    『食』に関しては、「他の店舗にはない」スターバックスが併設されている情報も追記しておく。

    次に『住』。『スノーピーク ランドステーション白馬』の南側に位置する森林エリアには、6つのキャンプサイトに加え、2棟の「住箱-JYUBAKO-」が用意されている。「住箱」は、隈 研吾氏とスノーピークが共同開発し、2016年に発表したモバイルハウスだ。名称そのままに四角い箱型の住居だが、『ランドステーション』と同じく片面の壁に大きな窓を設え、外の世界を借景のように切り取る工夫が施されている。この住環境について、橋本さんからこんなアイデアをもらった。

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    「自然の中で眠り、そして目覚めることを目的にするだけで、同じ白馬に泊まるのでも違った旅の経験ができると思います。このエリアには、『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』というグランピングフィールドもあります。いずれの施設も、白馬を全身で感じられるでしょう」

    それらアウトドアの『住』でもテレワークは可能になるし、すでに両立させているユーザーも少なくないらしい。となれば、それが4番目の『働』につながっていくわけだ。

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    「キャンプにプラスワンを組み合わせることで間口を広げたい」

    そして最後の『遊』。これは、『スノーピーク ランドステーション白馬』が提供する『衣食住働』を循環的に体験する中で、自ずと湧いてくる要素という他にない。あるいは、生きる上で必要不可欠な『衣食住働』を果たすには、この5番目の要素ないしは感情がもっとも重要という気づきになるのかもしれない。

    「私たちはユーザーあっての会社ですから、ユーザーとの親密な距離感を大事にしたいんです」

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    これは、一メーカーが大きな複合施設をつくった目的をたずねた際の、橋本さんの回答だ。

    「私たちには『人生に、野遊びを』というテーマがあります。アウトドア総合ブランドですから、野遊び=キャンプと捉えられるかもしれませんが、このテーマには自然に触れることで人間本来の感性を取り戻したいという思いが込められています。それを実感してもらいやすい場所として、白馬にスノーピークのランドステーションを建てました」

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    そしてまた大型ストアの展開でもわかるように、新規顧客の獲得も重要なミッションだという。

    「しかし、多様な価値観を持つ世代に“スノーピークのギアでぜひキャンプを”と勧めるだけでは響かないと思うんです。キャンプにプラスワンを組み合わせることで間口を広げたい。例えばJeepオーナーであれば、大好きなJeepをドライブした先でアウトドアを楽しみたい方がたくさんいらっしゃるはずです。そんな人々が気軽に集まり、自然を楽しめるステーションになれたらと思っています」

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    この記事が公開される頃の白馬は、世界中から大勢の観光客がやってくるウィンタースポーツの最盛期。橋本さんは、1年を通じて素晴らしいのが白馬と前置きして、穴場のタイミングを教えてくれた。

    「梅雨に入る前の6月がお勧めです。この時期の白馬は新緑が見事なんですよ」

    橋本さんが言ったように、Jeepファンにはアウトドア好きが多い。またはJeepとの出会いをきっかけに家族でキャンプを始めたというオーナーも少なくない。それゆえ『スノーピーク ランドステーション白馬』を紹介したわけだが、タイトルに「そのためにドライブする価値がある」と掲げたのはもう一つの理由がある。何よりも、白馬という美しい場所にJeepが似合うからだ。

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    今回使用したクルマ

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    『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』

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    ジープ フリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
    https://www.jeep-japan.com/

    【Information】

    スノーピーク ランドステーション白馬

    〒399-9301
    長野県北安曇郡白馬村北城5497
    https://www.snowpeak.co.jp/landstation/hakuba/

    Text: 田村 十七男
    Photos:安井 宏充(Weekend.)

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