伝統を重んじながら、時代に合った革新を提案する

グランドチェロキーと同じようにラグジュアリーなのが、今回宿泊した星野リゾート　リゾナーレトマムだ。

▲写真協力:星野リゾート　リゾナーレトマム

まずなにより、雄大な自然に囲まれたスケールの大きいゲレンデと、パウダースノーの雪質は、このロケーションでしか味わえないストロングポイントだ。レンタルも充実しているから、手ぶらでスキーやスノーボードなど、冬のアクティビティを満喫することができる。ほかに、スノーシューでの散策、ワカサギ釣りなど、多種多様なアクティビティが用意されているから、どれだけ長くステイしても飽きるということがない。

▲写真協力:星野リゾート　リゾナーレトマム

“食”の充実にも目をみはるものがある。イタリアンの『OTTO SETTE TOMAMU』から和牛と海鮮しゃぶしゃぶの『SORA 天空』をはじめとして、敷地内にはスープカレーや豚丼、ジンギスカン、塩ザンギなど北海道の食が勢揃いしているから、「次は何を食べよう？」と考えるだけで心が躍る。

▲写真左『OTTO SETTE TOMAMU』の「ウニをたっぷり使ったリーキのパンナコッタ」（写真協力:星野リゾート　リゾナーレトマム）

このリゾート施設とJeepというブランドの共通点は、伝統を大事にしながらも、常に革新も続けてアップデートを図っていることだ。たとえば星野リゾート　リゾナーレトマムには、『絶景オフィス』というテレワークスペースが設けられている。ノース棟の30階に設置されたこのスペースは、宿泊者なら24時間いつでも利用可能で、高層階からならではの絶景を見ながら仕事をすることができる。
個室も用意されているからリモート会議にも問題なく参加可能で、“リゾートにいながらにして働く”という新たな提案を行っているのだ。

▲一面に広がる雪景色や雲海を眺めながら仕事ができる『絶景オフィス』（写真協力:星野リゾート　リゾナーレトマム）

新たな提案といえば、星野リゾート全体では“マイクロツーリズム”という新しいアイデアを打ち出している。これは1、2時間程度の移動で可能になる小さな旅の提案で、身近にある名物や絶景を見直そうという、いまの時流にあった提案だ。
星野リゾートの“テレワーク”や“マイクロツーリズム”に対しての考え方も、Jeepが伝統を大事にしながら“4xe”という革新を打ち出す姿勢と重なる。

冬の北海道でJeepの能力をフルに発揮することはかけがえのない経験だ。その一方で、近所にまだ知らない名所、行ったことがない史跡があることも事実。そして仮に1時間程度の小さな旅であっても、今回そのポテンシャルを示してくれたJeepのステアリングホイールを握れば、おのずと“自由”や“冒険”といった思いが湧いてくるはずだ。

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Text：サトータケシ
Photos：安井 宏充（Weekend.）