オール・インクルーシブなホテル“Zenagi”のアウトドア体験!Jeep® が共鳴するMENEX南木曽プロジェクト特集 〜第2弾(後編)〜
木曽川の大渓谷でSUP! 人生観が変わるようなカスタマイズ・ツアー
農村ライドを楽しんだあとは、SUPを体験するため、再びグランドチェロキー&ラングラーに乗って渓谷へ移動。スポットに到着すると眼下には木曽川の大峡谷、巨大な花崗岩が渓流や滝と相まって見せるダイナミックな風景が広がっていた。わくわくとした表情でラングラーからボードを下ろす育三さん。これまで世界のさまざまな場所でSUPを体験しているだけに、その姿は画になる。そして何より、初めての地でSUPに臨むのが楽しみでしょうがない様子が伝わってきた。
SUPなどのアウトドア体験について、第1弾の記事でも登場してくれたシドニー五輪カヌー代表で現役ラフティング世界王者の安藤太郎さんに、Zenagiがオープンしてから感じたことを聞いた。
「まだオープンしてからそれほど時間が経っていないので、正直なところあまり実感は湧きません。ただ、この町の人口は約4,000人なのですが、Zenagiのお披露目のときにそのうちの400人ぐらいが来てくれた。それぐらい興味を持ってくれたし、地元の人たちがたくさん手助けしてくれて。そういうことを経て、やっていることは間違っていないと思えました。それでも、やっていく中でいろいろと問題点や改善点は出てきています。それらを改善していくのはもちろん今後の課題ですが、それ以上に楽しんでくれている人や応援してくれている人がいるのはありがたいですね。町の人口が減っていることもあり、役場の人からも“頑張ってほしい”と言っていただいているので、この町がどう変わっていくのか、変えていけるのかを常に考えつつ前に進んでいきたい。まだまだこれからですね」
その点について、MENEX代表の岡部さんにもアウトドア体験へのこだわり、そして印象的だった人たちの話を聞いた。
「アウトドア体験はお客さまの予定や好み、あとは体調なども考慮して、すべてカスタマイズして行なっています。専用ガイドは現状で15人ほどいるのですが、ガイドの仕方ひとつ取っても決まった形は無いので、チャレンジングな企画だと思います。それでもガイドのほとんどがこの地域に移住して頑張ってくれてますね。あるお客さまはシャワークライミングなどのアウトドア体験をしたあとに、オープンカーにして走って帰ってきたらテンションが上がったらしく、1泊の予定が次の日も泊まってグランピングでバーベキューをしていました。オープンしてから20代のお客さまなども多くて、中には“人生観が変わりました”と言ってくれた方もいて嬉しかったですね」
一から場所と遊び方を開拓するその大変さは想像に値する。ただしそれだからこそ、アウトドア玄人ですら体験したことのないアドベンチャーを、南木曽という地で提供できる可能性を秘めていると言えるだろう。
この夏、日本の原風景が息づく南木曽で大人の文化&アウトドア体験を
第1弾、そして第2弾は前後編に渡ってお届けしたMENEX南木曽プロジェクト特集。南木曽はここ数年特に、宿場町・妻籠宿や柿其渓谷をはじめとするトレッキングスポットが海外からも熱い注目を浴びているだけに、これから迎える夏のアクティビティ・シーズンには、アウトドア玄人から初心者まで多くの人がZenagiへ訪れるだろう。Zenagiはホテルのラグジュアリーさなどにまずスポットライトが当たりがちだが、その根本にはアウトドアで地方創生を目指すMENEXの冒険心が宿っており、その熱い気持ちがこの先きっと、南木曽の町を変えていくに違いない。
今回使用したクルマ
『ジープ グランドチェロキー トレイルホーク(Jeep®︎ Grand Cherokee Trailhawk)』
商品に関するお問い合わせは、FCA ジャパン株式会社まで。
ジープフリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
https://www.jeep-japan.com/
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Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:安井宏充(Weekend.)