日本最大級の野外ロック・フェスをJeep®︎ が駆け抜ける。FUJI ROCK FESTIVAL ’19レポート!
今年は割り箸が会場の様々な場所へ! ボードウォーク&Jeep® Realの森をレポート。
また、会場で2番目の規模を誇るホワイトステージと会場奥地とを結ぶ木製のボードウォークは、今年もJeep® が開催前の修繕作業をサポート。これまでの作業時に残されたJeep® ロゴやグリルが毎年積み重なり、Jeep® がフジロックとともに歩んできた歴史を伝えるような雰囲気が生まれている。NPOヴィレッジ内の『Jeep® Realの森』で受付をすれば、フジロック開催期間中に一般の参加者もボードウォークへのペイントを楽しむことができる。
また、『Jeep® Realの森』では、今年も苗場の間伐材を使用したコースター作りを筆頭にした様々なワークショップや、地元の木材を再利用したアイテムを多数展開。
中でも今年の注目は、Jeep® が協賛して制作したスギの割り箸だった。この割り箸は、湯沢町のスギの間伐材を再利用して作られ、これまでも毎年制作されてきた定番アイテムのひとつ。
とはいえ、今年はフジロック会場の様々な場所への活用がはじまり、開催期間中の苗場プリンスホテルの朝食会場や、飲食ブースが集まるオアシスエリアの人気店“苗場食堂”、そして会場外の一部主要ホテル/宿でも利用されることとなった。フジロックはもともと、地域との密接な繋がりを大切にしてきたフェスティバル。Jeep® とフジロックが続けてきた取り組みも、今年は会場の外まで広がることとなった。
PARKING RESCUE supported by Jeep®
そして、場外エリアの『PARKING RESCUE supported by Jeep® 』には、『Jeep® Wrangler Unlimited Rubicon(ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン)』に電動開閉式ルーフを搭載した限定車『Jeep® Wrangler Unlimited Rubicon Sky One-Touch™ Power Top(ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン スカイワンタッチパワートップ)』、『Jeep® Grand Cherokee Trailhawk(ジープ グランドチェロキー トレイルホーク)』、『Jeep® Renegade Trailhawk(ジープ レネゲード トレイルホーク)』が登場。各モデルの中でもオフロード性能が高い3台が集い、会場内のトラブルに対処した。
特に今年は、2日目に降り続いた激しい雨によって、一部ステージが開催中止になるなど、自然の厳しさを改めて感じるフジロックとなった。その中で、『PARKING RESCUE supported by Jeep®』のスタッフは、どんな思いでトラブル対処に当たっていたのだろうか。レスキュースタッフの野上さん、東谷さんに話を聞いた。
野上「PARKING RESCUE supported by Jeep® では、来場者の方々の安全/安心をサポートしています。そのため、今年はオフロード性能に最も長けたラングラー アンリミテッド ルビコンが常駐していますし、タイヤもオフロードタイヤを装着しているので、より過酷な状況に耐えられる体制が整いました。また、今年からはプロのメカニックも常駐しているので、車両自体のトラブルも含めて、可能な限り様々な状況に対応できるようになっています。バッテリー上がりに関しても、すぐに向かえるように携行タイプのものも導入し、時と場合によって最善を尽くせる環境になりました」
東谷「私たちに連絡をくれる方々は何らかのトラブルで困っている方々ですから、そうしたトラブルを解決した際の嬉しそうな表情は、私たちのやりがいになっていると思います」
野上「フジロックは会場が山なので、豪雨で地盤が緩むこともありますし、芝生が傷んでしまい、車体がすべりやすくなることもありますし……様々なトラブルが想定されます。実は今年も、キャンピングカーが悪路にハマって動かなくなるというトラブルがありました。そのため、急いで救出作業に向かったのですが、ドライバーの方が悪路から抜けようと頑張ってタイヤを回し続けてしまい、私たちが到着するまでに、状況がより悪化していました。ですが、ラングラー アンリミテッド ルビコンで向かい、車両にロープを繋げて引っ張ったところ、簡単に救出することができたんです。会場スタッフの方が、“クルマでは無理かもしれませんね。試してみてダメなら、重機を手配します”とも言われていたのですが、その様子を見て、“ジープ、すごいね!!”と言われていたことが印象的でした。PARKING RESCUE supported by Jeep® では、可能な限りすぐに対応できる体制を整えていますので、何かトラブルがあれば、無理をせずに早急に連絡してくださると嬉しいです。早く呼んでいただいた方が、こちらも救出できる可能性が高まります。困っている方々は必死ですから、私たちも、可能な限り最善を尽くそうと思っています」
大自然の中で3日間にわたって音楽が楽しめるフジロックには、その特別なロケーションだからこそのトラブルや、不安も存在する。そうしたトラブルを、レスキューの観点からサポートできるのは、オフロードでの圧倒的な走破性を誇るJeep® だからこそ。また、Jeep® の関連ブースでは、冒険の舞台=大自然を大切にすることへの思いが伝わるような施策が多数展開され、それがさらなる広がりを見せていたことも印象的だった。来年のフジロックでは、どんな思い出が生まれるのだろうか? その“かけがえのない体験”を、Jeep® とともに過ごしていただければ幸いだ。
〈MOVIE〉
Text:Jin Sugiyama
Photos:Masato Yokoyama