Jeep® で楽しむ小川山クライムキャンプ

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キャンプとクライミングを同時に楽しむ絶好の別天地に来た。

『クライムオン!!』では、初めてのボルダリングから本格的なマルチピッチクライミングまで、毎年多彩な講座が用意されている。そのなかで3人がエントリーしたのがロープクライミング講座だった。

室内ジムで登り始めた人が外岩のボルダリングを経験し、次を目指そうとしたときにネックになるのがコレ。シューズとチョークバッグだけで登れたものが、道具がいきなり増えることで敷居が上がってしまうのだ。そこで、実際のルートにトライしながら、ロープやギアの使い方を学ぼうというのがこの講座の主旨。講師は国際山岳ガイドの江本悠滋さんだ。

今回の参加者、矢崎慧さんはまさにそんな典型的なクライマーのひとり。普段は週に2、3日のペースで仕事帰りのジムで登り込む上級者で、ボルダリングでは何度も小川山に来ているが、ロープクライミングの経験はない。
もうひとりの市川高嶺さんは昨年の『クライムオン!!』でひさびさに体験したというほぼ初心者。じつは彼女はプロのピアニストで、夏山を歩くときでも手袋は欠かさない人。なのに大事な手指に掛かる負担を置いても、クライミングやりたさが勝ってしまったという。
一方、加藤さんは経験豊富なクライマーで講師の江本さんとも旧知の間柄。今回はジムの常連客の矢崎さんに付き合う形でオブザーバー的に参加している。

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▲キャンプサイトが決まったら、さっそくクライミングの準備に取りかかる。

イベント会場でエントリーを終えた3人は、江本さんの案内でさっそく岩場に向かった。林道を10分ほど歩き、そこから急斜面の踏み跡をしばらく登ると岩場の基部。バックパックを下ろして一息入れてから、まずは各々ハーネスを装着し始めた。
「立ったままだとややこしいし、座って着けたほうが楽ですよ。足下が不安定な場所で、片足立ちになるのも危ないですしね」
と的確なタイミングでアドバイスを送る江本さん。なるほどね。

まずは江本さんリード、加藤さんビレイで1本目がスタート。ルートは斜度こそ緩いが全体的にのっぺりとしており、手がかりとなるホールドが限られている。それを難なく登り切った江本さんは、すかさずフォローのビレイ体勢に入って市川さんに声をかけた。
「高嶺さん、登ってきていいよ」
「は~い、では登ります!」

緊張の面持ちで登りはじめた市川さんだが、長い手足を使って意外とスムーズに高度を稼いでいく。「ひゃー」とか「う~ん」という声を彼女が上部で発するたびに、ボトムで見守る矢崎さんの表情に緊張が走る。彼の実力なら鼻歌交じりで登れる難度だが、ロープを使うというだけで、こうも違うものなのか。「次は矢崎さんの番だよ」という加藤さんの声。
「え~と、エイトノットってこれでいいんでしたっけ?」と言いながらハーネスにロープを結ぶ矢崎さんと、「そうだね」と言いながら、彼の結び目の裏表をしっかりチェックする加藤さん。息の合った師弟関係といった感じだ。

当然ながら、矢崎さんもじつにスムーズに登り切ったわけだが、下降してきたふたりの顔には、大きな笑顔が弾けていた。
その後はいったん場所を変え、難度の高いルートを加藤さんがトライ。初心者には手も足も出ないグレードだけに市川さんは見学。
「矢崎さんはどうします?」
という江本さんに、
「登らせてください、ぜひ!」
と矢崎さん。そうこなくっちゃ。クライミングの醍醐味とは自分への挑戦であり冒険なのだ。

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▲1本目を登り切った終了点にて。左から矢崎さん、加藤さん、市川さん、江本さん。彼らの左側はすっぱり切れ落ちている

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▲二ツ星の名ルート『水曜日のシンデレラ(5.11a)』をリードする加藤さん。この日、2本目となった矢崎さんがフォローで続き、見事に登り切った。

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▲高度感あふれるルートを笑顔で登る市川さん。指は大丈夫なのか?

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▲矢崎さんの1本目。これが正真正銘、初めてのロープクライミング。

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▲ギアが増えても、一手ずつを大事に登る基本は変わらない

次ページ:【充実の1日を終え、あとは日暮れまでのチルアウトを楽しむ】

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