Jeep Compassで挑戦!ソロキャンプに必要なモノとワザ
キャンプは始めたいんだけれど、なにから手をつけていいかわからないという、そんなキャンプ初心者のひとり、モデルの田中聖大さん。今回世界中のアウトドアギアを輸入販売しているエイアンドエフの赤木夕子さんの手ほどきを受け、新型のJeep Compassとともに、初めてのキャンプへ!
「キャンプに挑戦してみたい!」という、モデルの聖大くん。その願い、われわれが叶えて差し上げましょう! サポートしてくれるのは、教師役の赤木夕子さんと、エイアンドエフ(A&F)の秀逸なアウトドアギア、そして新型『ジープ コンパス リミテッド(Jeep Compass Limited)』という、デビューにしては豪華すぎるメンバー。
はじめてだらけのソロキャンプ講座!
キャンプは始めたいんだけれど、なにから手を付けていいのやら。最近のキャンプブームを受けて、新しく始める人も増えてきたけれど、ややハードルが高いと感じる人もまだまだ多い。フリーでモデル業をしている聖大くんもそんなひとり。
そこで今回は、世界中のアウトドアギアを輸入販売しているエイアンドエフの赤木さんにお願いして、キャンプデビューを手伝ってもらうことに。最初のキャンプなんて大抵がヒゲモジャの熟練者にこき使われるものと相場が決まっている。それを赤木さんという素敵なお姉さんに手ほどきしてもらえるとは。うらやましいぞ、聖大くんよ。
キャンプ場までは約2時間半のドライブ。赤木姉さんがハンドルを握るのはコンパスだ。
「前からJeepは興味があったの。ルーツがミリタリーなところとか、野外での機能だとか、うちで扱うアウトドアギアに共通する部分も多そうだなって」
サイズも大きすぎず小さすぎず。普段はあまり運転しないという赤木姉さんでも安心して都心でも運転できるサイズながら、荷物はしっかりキャンプ道具2人分を積み込める。キャンプだけでなく、登山やスキーなど、アクティブ女子にもピッタリの一台なのだ。
「高速道路もすっごいラク。いろんなアシスト機能が付いてるから、ロングドライブも苦じゃないし」
「シートも座り心地いいですよね。僕はクルマに詳しくないんですけど、四駆に乗っている女性って素直にカッコいいなって思います。もちろんアウトドアができる女性も」
聖大くん、さては君、年上キラーだね? さて、キャンプ場に着いたら、さっそくサイト作りを開始。
「はい、これ背負って」
赤木姉さんが聖大くんにミステリーランチ(MYSTERY RANCH)のバックパックを手渡す。
「結構、重いですね。なにが入っているんですか?」
「必要なもの、ほとんど全部」
そうなのだ。今日はおんぶに抱っこの王子様キャンプではなく、ソロキャンプ想定でビシビシしごいてもらうつもりなのだ。
まず手始めにテントを組み立てるところから。今回赤木さんが用意してくれたのは、ヒルバーグ(Hilleberg)の『ソウロ』というモデル。四苦八苦しながら組み立てる聖大くんに、赤木姉さんから、檄が飛ぶ。
「しっかりテンションかけて! 男もテントもだらしないのが一番格好悪いからねー」
続いて、バイヤー オブ メイン(Byer of Maine)のテーブルやヘリノックス(Helinox)のベンチなどを組み立てていくのだけれど、聖大くん、予想以上に手際がよろしい。
「工作とか好きなんで、こういう組み立て系、けっこう得意かもしれないです」
「アウトドアギアって、構造をしっかり理解すれば、直感的に組み立てられるものが多いからね。聖大くん、けっこうキャンプ向いてるかもよ」
そんなこんなで無事サイトが完成。しかし、初のキャンプでヒルバーグに泊まれるなんて……。初ホテルがシェラトンみたいなもんだぞ。
つぎは火起こしに挑戦。まずはナイフを使って薪を細かくしていく。
「ナイフを当てて、その先端部をほかの薪で叩いていくと割りやすいよ。バトニングというやり方なんだけど、これなら怪我もしにくいし、簡単でしょ? ナイフが足に当たらないように注意してね」
初めて薪割りをするという聖大くんに、赤木姉さんの指導が入る。
「薪ってけっこう、いっぱい使うんですね。キャンプって日常だと忘れかけている古くからの知恵を再確認できておもしろいです。おー、火が付きました! なんかこれだけなのに達成感ありますね」
「火も起こせないって、なんだか人間として弱い感じするよね」
赤木姉さんがサラッと厳しめ発言を入れながら、焚き火台の上に置いたグリルで手早く調理を始める。聖大くんは初めて見る焚き火台とアウトドアグリルに興味津々の様子だ。
「すごくミニマルな造りなんだけど、使い方次第でいろんなことができる。アウトドアギアって本当に考えられて作られてますね」
「そう、そこがおもしろいところ。私の発見としては、コンパスにもそういう要素がある。やっぱりアウトドアという厳しいフィールドで使われることが前提になっているから、道具としての細かい気配りが随所にあるよね」
「姉さん、相談いいっすか?」焚き火の前で本音トーク
赤木姉さん特製のパスタを食べたあとは、焚き火を前にしてまったりと時間をすごす。あたりは薄暗くなってきて、いい雰囲気だ。
「焚き火って、じっと魅入っちゃいますね。不思議な魅力がある」
焚き火を囲んでお酒を呑みつつ語らう。そんな静かなキャンプ時間を過ごしつつ、ゆっくりと夜が更けていく。今回の聖大くんキャンプデビューは、大成功の様子だ。
翌日、帰りの車内では、すでにつぎの計画に花が咲いていた。
「つぎはどこ行きます?」
「センスあるし、ソロでもいけるんじゃない? 挑戦してみれば?」
「ソロで行くとなると、クルマも欲しくなっちゃいますね。すぐには無理だけど、いつかはJeep。すっかり憧れのクルマになりました」
「じゃあ、いつか聖大くんプロデュースのキャンプに招待してね!」
「Jeepで迎えにいって、お姫様キャンプでもてなしますよ!」
くぅー、コイツほんともう! ナチュラルモテ男だわ。今度、上級者向けのキャンプテクニック教えるから、代わりにモテのテクニック教えてくれ!