CAR

2015.04.17

20年前のJeep®も魅力的。『Varde77』のデザイナー・宮田浩行さんインタビュー。

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会社設立の翌2009年、1989年式の『Jeep® Wrangler』を手に入れる。それもまた子供の頃からずっと好きだったもののひとつだ。購入と同時にブラックで全塗装を施し、各所をカスタマイズした。ボディカラーはアイボリーも候補にあったが、自分が乗るならブラックが映えると思ったそうだ。

「服はもちろん、家や部屋、そしてクルマというのは、その人のライフスタイルが見えてくるものですよね。何が好きか、何にこだわっているかをリアルに映し出す。僕にしても自分が好きなものをつくる仕事をしているわけだから、やはり『Jeep® Wrangler』以外に乗るクルマはなかった。飽きないんですよね。仕事でほぼ毎日都内を走り回っていますが、いつも楽しい。特に2ドアはチョロQみたいでしょ。カッコよくてかわいい」

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手元に来てからは6年だが、宮田さんの黒い『Jeep® Wrangler』は今年で26年目を迎える。その年月に反してボディは輝きを放っているが、随所に適度なヤレもあり、その風合いが味となっている。愛車を見つめながら宮田さんは、「革ジャンと同じですよね」とつぶやいた。

「『Varde77』にはふたつのラインがあります。ひとつは、古着にはないまったく新しいものを表現するライン。もうひとつは、古着を90パーセント再現するライン。こちらは“REVIVAL NINETY PERCENT PRODUCTS”という名称をつけています。両者に共通するコンセプトはヴィンテージ&フューチャー。過去から未来へ。20年後もまた欲しいと思ってもらえるもの。20年前とは変わった表情がまた新鮮に感じられるもの。それを目指してつくっています。Jeep® もそうですよね。新車の価値も高いけれど、20年前のWranglerだって、あるいはもっと古いJeep® だって魅力的に映りますから」

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デザイナーとして新しいスタイルを提案し、会社代表として服を売る。多忙な毎日を過ごす中ではなかなか遠出が叶わないそうだが、行ってみたいところはあるという。

「石川県のほうに砂浜を走れる場所があるらしいんですよね。そこを自分の『Jeep® Wrangler』で駆け抜けてみたい。子供の頃に見た映画のワンシーンを再現できたら楽しいでしょうね」

<Real Moment>と題した2015年の『Real』キャンペーンでは、ただいま<2015 Jeep® オーナーフォトコンテスト>を開催中。今回紹介した宮田浩行さんのような、あなたとJeep®が紡いだオリジナルストーリーを写真とともに募集している。今年のフォトテーマは「本気で楽しむ瞬間」。好きなこと、新しいことに本気で挑むあなたとJeep®のハッピーな一瞬を切り取って送ってほしい。詳細はこちら。

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全国に約35店舗で展開のあるVarde77のフラッグショップです。
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03-5774-1680
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様々な世界から厳選されてセレクトされており、
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Edit & Text:田村トナオ
Phots:Takuya Nagamine