『snow peak Headquarters』レポート後編!本社併設の直営店がオススメする、秋の注目アイテムとは?
定番から最新まで。今すぐ使えるアイテムと、本社と工場の内側もお見せします!
前回お届けしたアウトドアメーカー『snow peak』の本拠地、『snow peak Headquarters』の取材レポート。Real Style編集部は『Jeep® Cherokee』とともに新潟県三条市を訪れ、本社併設のキャンプフィールドの様子をお伝えしました。
最終回となる今回は、同じ敷地内に店舗を構える『snow peak』の直営店、『Natural Lifestyle Store Headquarters』をレポート!本社とキャンプフィールドに併設された唯一の直営店の魅力をお伝えするその前に、せっかく総本山を訪れたならば、本社社屋に触れないわけにはいかないだろう。
2011年4月に新設された『snow peak』の社屋は、三条市の広大な自然の邪魔をしないようにしながらも、存在感を主張している近代的なフォルムが特徴的。道路側から見えるコンクリートの外壁はシンプルで洗練された印象を与え、キャンプフィールド内から目に入る全面採光のガラス窓はクリーンで開放的な気分にさせてくれる。外と内で異なった表情を見せる、二つの顔を持つ社屋だ。
クリエイティブルームと呼ばれるオフィスは、席が決まっていないフリーアドレスを採用した開放的なワンルーム。まるでキャンプ場のような開放感に満ちたワークスペースでは、革新的な『snow peak』の商品を生み出すために、今日も活発なコミュニケーションが繰り広げられている。ちなみに『snow peak』の社屋は2011年度のグッドデザイン賞、2012年度の日経ニューオフィス賞の大賞にあたる経済産業大臣賞を受賞している。人と人、人と自然の一体感を感じることのできるデザインは、キャンプ場の背景としても機能する注目の建築である。
メーカーの心臓部分といえば工場だ。『snow peak』では、いつでも工場見学を受付けており、焚き火台の製造風景やアフターサービスなどの様子を見ることができる。ちなみに、『snow peak』プロダクトのユーザーはご存じかもしれないが、『snow peak』の商品には保証書が付いていない。というのも、メーカーが自社の製品の品質に責任を持つのは当然であるという考えに由来する。ユーザーの「できるだけ長く使いたい」と思う気持ち。それと同じくらいに、『snow peak』も「できるだけ長く使ってほしい」と願っているのだ。
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