Camp Gear

2020.03.19

“アウトドアの何でも屋”こと牛田浩一さんが厳選紹介!2020年最新アウトドアギア特集

belmont(ベルモント)『TABI』

金物の街 新潟三条の技術が光る軽量コンパクト焚火台

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▲『TABI』¥10,000(+税)2020年4月下旬発売予定

昨年その軽量コンパクトさから人気を博した焚火台『TOKOBI』を生み出したベルモントが今年もやってくれた! 厚みわずか0.3㎜という極薄チタンを使った超軽量コンパクト焚火台『TABI』が登場。総重量わずか423g! 本体のみなら298g! 収納時の厚みは付属の網を入れなければ、数ミリ! さすがは金物の街、新潟三条のブランドである。小さいながらキャンプ場などでよく売られている40㎝の薪をしっかりとのせることができ、付属している網を使えば調理も可能。昨今人気のソロキャンプやバックパックにもスッと入ってしまうのでバックパッキングや渓流釣り、バイクツーリングなどまさに“旅”の相棒になるだろう。

▼INFO
株式会社 ベルモント
http://belmont.co.jp/

FIRESIDE OUTDOOR(ファイヤーサイド アウトドア)『ポップアップピット』

組み立て簡単、大型BBQグリルとしても利用できる焚火台が日本初上陸

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▲『ポップアップピット』¥14,000(+税)

キャンプの醍醐味“焚火”。焚火をしにキャンプに行くという人も多いのではなかろうか。昨今では様々な焚火台が出ているがこのファイヤーサイドは日本初上陸の代物。その特徴は“大きさ”だ。焚火台の四方を4人程度で囲めばもちろん暖かいが、それ以上になると輪がどんどん大きくなり焚火の恩恵を受けられない。このポップアップピットは縦横が62㎝もあり6・7人でも十分囲むことができる。逆に火を大きくした場合は暑いぐらいになるだろう。更に特記すべきは、この大きさにも関わらずコンパクトに収納ができること。土台になる脚は収束式で、火床はステンレスメッシュを採用しているので68.5×13×13㎝と収束タイプのチェアより少し小さいサイズで収納が可能で、総重量も3.6kgとこの大きさにも関わらず軽量だ。組み立ては1分もあれば十分にできる。また火床をメッシュにしているので上昇気流を生み、燃焼部に空気をガンガン送り込むことにより温度が上がる。高温になった薪からは煙はほとんど出ることがないので煙に追い回されることもない。火床の高さは十分にあるが、それでもメッシュである以上、ガンガン燃やしてしまうと熱が地面にいってしまう(土中のバクテリアが熱により死んでしまうので、直火が禁止しているキャンプ場が多い)と思うかもしれないが、そこは付属しているヒートシールドにより地面への影響も最小限抑えることができる。環境への配慮がなされている点もポイントが高い。もちろん炭を使用することもできるので、オプションのグリルキットを使えば大型BBQグリルとしても使用できる。

▼INFO
株式会社モチヅキ
https://www.e-mot.co.jp/naturalspirit/firesideoutdoor.asp

macpac(マックパック)『ワイパラ』

高い耐久性と耐水性を両立した万能ワークエプロン

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▲『ワイパラ』¥13,000(+税)

ニュージーランドのバックパックブランド・マックパックの代名詞ともいえるオリジナル素材“アズテック”。アウトドア天国ニュージーランドの大自然と「一日の中に四季がある」といわれる環境から生まれたこの素材は、コットンとポリエステルの混紡糸で出来ている。これにより高い耐久性と耐水性を両立している。これだけではなく通常のナイロンは耐水性をだすのにポリウレタンのコーディングを施すが、このアズテックはPUコーディングを必要としないので、加水分解(ポリウレタンの剥離)がないので、長期間使い続けることができる。実際本国工場には30年以上使い込まれたバックパックの修理が今でも送られてくる。前書きが長くなったが、この“アズテック”を使ったワークエプロンが新発売されるのだ。ゴツゴツとした生地で火にも水にも強い、まさに男のワークエプロン。チェストにはペンなどを刺して置ける小さ目のオーガナイザーポケット、腰回りには3分割された大きなポケットがあり、チェスト・腰回りともにスマホポケットがある。ストラップは首掛けと肩掛けができるようになっているので重たいものをポケットに入れるときなどで変えることができる。また胸部分を内側に織り込めば腰掛けもできるのも気に入っているポイント。留め具がバックルというのもいいでしょ! ペグの束を入れてもへこたれず、ライターなどの小物からグローブなども入れて置ける収納力。耐水だから手を拭くとこはできないけど、スキレットなど多少熱いものなら(ちゃんと確認して)わざわざグローブせずに持てるのは重宝。裾を持てば薪など色々なものを持ち運べるのも嬉しい。キャンプだけでなく、車や自転車イジリ、アウトドアギアやスノーボードのメンテナンスにも最適。値は張るが、グローブとウェストバックとエプロンを兼ね備えていると思えば決して高くはないと思う。

▼INFO
株式会社ゴールドウイン
https://www.goldwin.co.jp/macpac/

belmont(ベルモント)『リッドパン ミニ』

様々な料理が可能、ソロキャンパーの強い味方

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▲『リッドパン ミニ』¥3,980(+税)

昨今ソロキャンプを楽しまれている方が多い。誰に気を使うこともなく自由気ままに楽しめるし、食事も自分の好きなものを好きなだけ食べることができる。やはりメインにはステーキ! という人も多く、昨年同メーカーから発売された『極厚鉄板』はそんな肉好きソロキャンパーから絶大な支持を得ている。肉を焼くのに最適な“ぶ厚い鉄板”で焼くと肉が縮むことなく美味しく焼ける。しかしフィレステーキのようにぶ厚い肉の場合はどうしても野外だと中まで火が通りづらい。そこで作られたのがこの『リッドパン』だ。同ブランドの『極厚鉄板』『黒舟』にジャストフィットするよう作られたリッド(蓋)で、蓋をすることで中までしっかりと火を通すことができる。もちろん野菜を蒸し焼きにしたりすることもできる。しかし同ブランドのアイテムはそれだけに留まらない。ハンドルを逆に付け替えることで、パン(鍋)にできるようにしたのだ。そう、小型の“ちりとり鍋”のようになり、おでんや煮込み、もちろん燗をつけることもできる! 極厚鉄板とこのリッドパンがあれば焼く・煮る・蒸すと万能調理器具となる。ステンレス製なので手入れも楽だ。少し大きな『リッドパン』もある。

▼INFO
株式会社 ベルモント
http://belmont.co.jp/

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