【アウトドア自転車特集2020】プロがおすすめする大自然で遊べる一台はコレ!
BROOKLYN MACHINE WORKS(ブルックリンマシンワークス)『GANGSTA V4 コンプリートバイク』
街乗りをベースにアウトドアでも乗りたい人にベストな一台
ストリートの自転車乗りの間では言わずと知れたブルックリンマシンワークスの『GANGSTA』モデルが復活。シチュエーションに応じて取り外し可能なリムーバルブレーキ台座や、リヤタイヤの幅を30c前後まで入るようにしたチェーンステイクリアランスなど細部をアップデート。街乗りとして人気を博したこれまでのモデルと比べて、シングルスピードで行うシクロクロスやトラックロクロス(固定ギヤのバイクでオフロードを走るレース)など、アウトドアでの楽しみ方に幅が広がった一台に。
「ストリート系の自転車好きはもともとのモデルを知っているかと思いますが今回新たに復活して、ストリートでも乗れるし悪路でも走れるモデルとして選びました。家に置いていてもカッコいいですし、街乗りベースで乗りつつ、ストリートに似合うシングルスピードの見た目でJeepに載っけて山も行っちゃうみたいなのもいいかと。こういうモデルは競技で本格的に乗っている人もいますね。まあとにかく見た目がいいので、トータルでカッコ良さを重視して乗りたい人にはぴったりの自転車だと思います」
▼INFO
W-LINE distribution
http://www.w-linedistro.com/
HARO BIKES(ハローバイクス)『2020 FLIGHTLINE TWO 27.5』『2020 FLIGHTLINE 20』
ハイクオリティかつリーズナブルな自転車を親子でそろえる
BMXフリースタイルの元祖とも言えるハローバイクスは、創業から30年以上にわたってBMXはもちろん、マウンテンバイクといったダートを走る革新的なバイクを展開しているブランドだ。バランスの取れた設計と安心のメカニカルディスクブレーキ、衝撃を吸収するサスペンションフォークなどでさまざまな地形を乗りこなす『2020 FLIGHTLINE TWO 27.5』に加え、スタンドオーバーの高さをより低くした新しいフレームの『2020 FLIGHTLINE 20』はキッズにぴったり。親子でこの2台をそろえて大自然に繰り出そう!
「まず何より値段が安い。デザインもいいですし、お父さんと子どもで同じモデルに乗ることもできるので、アウトドアに興味を持ち始めたファミリーにぴったりなモデルですね。ハローバイクスは歴史のあるBMXメーカーで、性能もすごくいいので、あまり知られていないメーカーの自転車を2〜3万出して買うよりは、もうひと頑張りしてこういうしっかりとしたものを買った方がいいかと。あと他の子とそうそうカブらないのもメリット。アウトドアのフェスとかでこういう自転車を親子で乗っていたら画になりそうですね」
▼INFO
株式会社モトクロスインターナショナル
http://ride2rock.jp/brands/harobikes/
kona(コナ)『BIG HONZO』『HONZO 20』
ハードテイルで大自然を攻めたい親子にぴったりの上位モデル
山を始め大自然をハードテイル(フロントフォークにのみサスペンションがあるマウンテンバイク)でアグレッシブに攻めたい方はコナの『HONZO』モデルをぜひ。『BIG HONZO』はカーボンモデルと同じジオメトリーを採用&ハイレベルなパーツを細部に使用し、そのクオリティに対しては納得のお値段。そして『HONZO 20』もキッズモデル屈指のハイクラスモデルだ。どちらも簡単な山遊びでは満足できなくなったアクティブな親子にぜひ乗りこなしてほしい。
「コナはマウンテンバイクの老舗で、これらのモデルは値段もそれなりにしますが、その分スペックの高い自転車です。なので自転車にけっこうハマってきた親子が、次のレベルを目指すときにこういう自転車を手に入れれば、いろいろなことができるのかなと思います。どちらのモデルも油圧ディスクブレーキを備えているなどスペックもかなり本格的なので、山で遊ぶ親子向けとして申し分なし。子どもが大きくなったら、お父さんが自分の自転車をあげるなんていうのもいいんじゃないでしょうか」
▼INFO
アキコーポレーション
https://www.konaworld.jp/
Kona(コナ)『COCO』
スマートなデザイン&ビビットなカラーのステップスルーバイク
大自然をハードに攻める自転車の一方で、女性が乗るのにぴったりのスマートな自転車もご紹介。女性がスカートでも足をそろえて乗ることのできる、ヨーロッパの華やかなステップスルーバイクにインスパイアされた『COCO』は、内装式のケーブルやオーセンティックなフェンダーがスマートな印象のデザインで、ビビットなカラーは街乗りのファッションに華やかさをプラスしてくれる。加えて細部に高品質なパーツを使用しているため乗り心地も快適だ。
「これはママチャリのようにトップチューブがスローピングになっているので、女性がスカートなどを履いていても乗りやすいモデルです。ノーマルは街乗りしやすいスリックタイヤですが、ブロックタイヤでもフェンダーに収まる範囲であれば入るので多少の悪路なら大丈夫。前後が油圧ディスクブレーキなど、見た目のスマートさ以上にしっかりとコナらしい一台ですね。普段はチャイルドシートとかを付けて街で乗りつつ、アウトドアではタイヤを変えて親子みんなで楽しむなんてこともできるかなと思います」
▼INFO
アキコーポレーション
https://www.konaworld.jp/
趣味やアクティビティに合う一台でアウトドア・ライフを満喫!
一般的にアウトドア向けの自転車は街乗りの自転車に比べると比較的値の張るものが多いが、それはどれもが目的に応じて特化した最新スペックを搭載しているから。そのハードルを超えてひとたびゲットすれば、お値段以上の価値をあなたのアウトドア・ライフにもたらしてくれるだろう。ここまで紹介した小林氏のおすすめ車種を参考に、あなたの趣味やアクティビティに合った一台をチョイスしてみては? 最後に、Jeepブランドがクルマとともに長年手掛けてきた自転車の2020年モデルから、おすすめの2台をご紹介するのでそちらもぜひチェック!
Jeep(ジープ)『JE-267FT』
迷彩フロントフォークが一際目を引くフラッグシップモデル
Jeep Bicyclesのフラッグシップモデルの2020年バージョン『JE-267FT』は、26×4.0のファットタイヤが圧倒的な迫力を放つとともに、何と言っても目を引くのは特別な迷彩塗装が施されたフロントフォーク! 近年流行中のサンドカラーやタイトなブラックのフレームとのギャップがこの一台に唯一無二の存在感をもたらしている。さらにJeepロゴの入ったチェーンステイプロテクターは、伸縮性のある素材でフレームを保護&チェーン跳ねによる傷を防止するという機能面はもちろん、デザイン面でもJeepファンの心を満たしてくれるギミックだ。
Jeep(ジープ)『JE-266FT』
無骨な特別塗装で車体ごとの表情が異なるセミファットバイク
オフロードに対応した26×3.0サイズのワイドなセミファットタイヤや樹脂製フェンダーを標準装備した『JE-266FT』は、リーズナブルなプライスながらアウトドアでの楽しみ方が広がる一台。Jeepの無骨なイメージを感じさせる特別塗装(Wrinkle/リンクル塗装)が施され、車体ごとに表情が異なる一点物はきっとオーナーの心をくすぐるだろう。アウトドアに似合う定番のオリーブを始め、3色のカラーからあなた好みをぜひ。
【Information】
tempra cycle(テンプラサイクル)
東京都世田谷区下馬6ー18ー8,1F
TEL:03-6453-2655
FAX:03-6453-2656
http://tempracycle.com/
※現在、短縮営業となっております。全日 11:00-18:00 / 毎週水曜日定休
Text:ラスカル(NaNo.works)