Camp Gear

2021.05.06

カッターナイフメーカーが立ち上げたアウトドアブランド。その本気をたずねる

オルファ代表が望むJeepとの縁とは??

OLFA WORKSの誕生は、オルファとアウトドア好きが多いJeepファンとの距離をより一層詰めていくだろう。一方で、岡田氏はなぜJeepを選んだのか。気の合う仲間と奈良まで出かけるキャンプを楽しんでいるものの、どちらかと言えばクルマ趣味が高じた結果だったらしい。

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▲Jeep Grand Cherokee(ジープ グランド チェロキー)

「レースが好きで速いクルマに乗ってきましたが、不思議と昔から『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』も気になっていたんです。それでついに2019年にラングラー アンリミテッド ルビコンを買ってしまいました。とは言え、ラングラーでは飛ばしません。ゆっくり乗っていても楽しいクルマですから」

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そのラングラーをディーラーに預ける機会が訪れた際、代車となったのが『ジープ グランドチェロキー(Jeep Grand Cherokee)』だった。
「こっちもいいじゃないですか。味付けが全然違っていて。それを知ってしまったら、そこまで乗ってきたドイツ製の社用車に急に嫌気が差してしまい、グランドチェロキーに替えてしまったんです。こっちは社用車で、OLFA WORKSのステッカーをさり気なく貼ってあります」

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岡田氏にはJeepとの縁を深めたい希望があるそうだ。
「何かコラボできないかと思っています。ウチは昨年、海外シェアの半分を占める北米のカナダとアメリカに販社を設けました。それによってナイフ文化が成熟している土地の情報が直接入ってきますから、OLFA WORKSを含めた製品づくりに新しい風が吹くと期待しているんです。そうなればなおさらJeepファンに喜んでもらえる製品がつくれる。何かやらない手はありませんね。これも本気でかかっていきたいです」

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アウトドアファンに使ってほしいOLFA WORKS

『替刃式フィールドノコギリ FS1』
第三の刃とされる「上目」を施したノコギリ刃は、衝撃焼入と相まってスムーズな切れ味を発揮。

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▲『替刃式フィールドノコギリ FS1』¥2,000(+税)

『替刃式フィールドナイフ FK1』
ロープやペットボトルなどの滑りやすい素材でも引っ掛かりがよい、波形研磨の替刃を装備。

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▲『替刃式フィールドナイフ FK1』¥1,400(+税)

『替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1』
ブッシュクラフトは、自然の中で生きる知恵の総称。その道具となるBK1には、専用のステンレス1.2mm厚刃が用意された。

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▲『替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1』¥1,300(+税)

『アウトドアナイフ サンガ』
3.2mm厚のステンレス刃を装着。OLFA WARKSの本気を表現したフルタングナイフ。職人が1本ずつ研ぎ上げたハマグリ形状の刃先は、切れ味の持続性と欠けにくい耐久性を備えている。

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▲『アウトドアナイフ サンガ』¥6,000(+税)

Text:田村 十七男
Photo:Masato Yokoyama