Interview

2021.01.14

Jeep x NALU INTERVIEW UNCHANGING THE SOUL

悲願のCT参戦。2020年の経験をバネに新たな挑戦を

世界のトップにもっとも近い日本人サーファーの一人、稲葉玲王。今シーズンは、幼少のころからの夢であるCTクオリファイを叶えるチャンスだったが、地元・千葉県一宮で“ステイ・ローカル”。久々の日本の夏を、『ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ(Jeep Wrangler Unlimited Sports)』とともに過ごした。

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▲日本でのんびりと夏を過ごすのは、小学生以来。波には恵まれなかったが、地元一宮の波を楽しんだ。

多くの国際大会が延期や中止となった2020年

“ステイ・ホーム”そして“ステイ・ローカル”が叫ばれた2020年は、スポーツの世界も大きな変容を余儀なくされた。東京五輪を始め、多くの国際大会が延期や中止になり、アスリート達はやり場のないくやしさに耐えている。

稲葉玲王も、その一人だ。10代から世界最高峰のCT(チャンピオンシップ・ツアー)への参戦を目指して、下部リーグのWQS(ワールド・クォリファイ・シリーズ)にて世界ツアーを転戦。昨シーズンは自己最高の成績を挙げていたが、2020年は春以降のコンテストがキャンセルになってしまった。

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「昨シーズンは自分にとって一番濃い一年でした。本当に最後の最後まで、CTが見えていました。30位で終わりましたが、(CT参戦条件となる)10位までのポイントは僅差だったので、どこかで1勝していれば…」

大きな悔いが残ったものの、今シーズンに向けてポジティブなモチベーションを持つことができた。

「まさか、あそこまでいけるとは思っていなかったので、そのままシーズンに入れたらと考えていました」

「2020年の出だしも悪くなかった」が、6戦を終了した3月末以降、すべてのコンテストがキャンセルに。

以後、玲王も千葉県一宮町の実家で“ステイ・ホーム”を余儀なくされた。サーフィンも自粛となり、「モチベーションを保つのが大変」だったが、自宅で地道なトレーニングを重ねていた。

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