【Jeep Real Games】世界に発信できる自分たちならではのパフォーマンスを 〜プロダブルダッチチーム・REGSTYLE〜
独自のカルチャーとパフォーマンスで人々を魅了する5種目で、世界屈指のバトルを披露するスポーツコンペティション『Jeep Real Games』。各競技のメンターを紹介する第4回は、ダブルダッチ・世界最強チームのREGSTYLEが登場。
Jeepが実施するRealスポーツコンペティション『Jeep Real Games』。独自のカルチャーとパフォーマンスで人々を魅了する5種目(パルクール、BMX、ダブルダッチ、スラックライン、フリースタイルフットボール)で、世界屈指のバトルを繰り広げる。本大会における各競技のメンターを紹介する第4回は、ダブルダッチ・世界最強チームのREGSTYLEが登場。二本のロープでつながる絆の在り様を軸に、ダブルダッチに賭ける思いをたずねた。
客観的に見ても強いチーム
二本のロープから感動と興奮を巻き起こすダブルダッチ。その世界的祭典の『DOUBLE DUTCH CONTEST』で2017年から3連覇中のチームが“REGSTYLE”だ。
本来であれば、光と音の演出に満ちたステージで彼らを目の当たりにするべきだろう。しかし今回は、普段から練習と講習の拠点にしているという神奈川県川崎市『BOIL』の、あえて言えば質素なスタジオ。それでも5人のパフォーマンスからは目が離せなかった。何より半ば強引な撮影リクエストにも最後まで真摯に応じてくれた姿には心まで奪われた。
誰かの提案を即座に体現できる技量の高さもさることながら、個性が十分に育った大人たちのこれほど息が合う場面を間近で見た覚えがない。しかもロープが設ける狭い空間で2人のみならず3人も跳び回るのだ。そんな至近距離で互いに体を預け合える信頼感を形容する言葉は、今も見つけられずにいる。
直近の大会から彼らの凄みを示すエピソードを一つ。2021年5月に国内でオンライン開催された『DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2021』は、ジャンパーと呼ばれるプレイヤーのパフォーマンスのみを競うソロバトル。参加資格を得られるのはトップレベルの16名。その中にREGSTYLEの男性メンバー全4名が選ばれた。唯一の女性メンバーのYUI氏はMCを担当。要するにREGSTYLEは総掛かりで大会に挑んだのだが、決勝で当たったのも同じチームのKEITA氏とKO-YA氏。世界最強チームが国内で個人戦を競えば、これが当然の帰結と言わんばかりの対決になったわけだ。
「立場上、誰にも肩入れできませんでしたが、この二人が最後まで残ったときには、どっちが勝っても泣く!と思いました」そう話したのはYUI氏。
KO-YA氏は大会をこう振り返った。
「他の3人とKEITAはトーナメントの山が違ったので、最終的には優勝したKEITAに全員が倒されました。個人としては悔しい結果だったけど、客観的に見ても強いチームであることが証明できた誇らしい大会になりました」
仲間を信じていなければできない競技
年齢も育ちも違う彼らはいかにしてダブルダッチの道に進んだのか? この解には共通点が多かった。まずは、5人ともダブルダッチ以前に打ち込んでいたスポーツがあったことだ。
KEITA氏とKO-YA氏はサッカー。KAI氏とKENGO氏は野球。YUI氏はバスケットボール。初めてダブルダッチを見たのも皆およそ高校生のときだったそうだ。いずれも衝撃的な出会いと口をそろえたが、KEITA氏とKAI氏は監督やルールに縛られない自由さに惹かれ、YUI氏は世界を狙える可能性を感じ、KO-YA氏は様々な要素が含まれていることに興味を覚えたという。
では、REGSTYLEの加入にはどんな条件があるのだろう?
「ウマが合うかどうかだけ」と話したのはチーム最古参のKO-YA氏だ。
「昔からダブルダッチのコミュニティでよく知っているメンバー同士が集まってくる、という感じです。ただ、僕らのマインドを次世代に伝えるという意味合いでは、今後は若いメンバーを求めていくかもしれません」
これを受けて加入2年かつ最年少のKENGO氏が言葉をつないだ。
「このコミュニティは良い人間ばかりだけれど、仲間でいられるかどうかは、途中で抜けるか成長するかのどちらかですよね」
そう語る背中を見守ったメンバーたちの優しい眼差しに、たぶんKENGO氏は気づいていなかったと思う。
「兄弟みたいなもの」これもメンバー全員が共有してる関係性だ。長女の自負があるというYUI氏が説明を加えてくれた。
「プライベートで5人が会うことはまずありません。そろったときにはREGSTYLEでやるべき課題に全員で取り組み、それ以外の時間は個々で練習する。つかず離れず追い込まずも本当の兄弟みたいで、そこがこのチームのいいところだと思います。生意気な弟ばかりですけれどね」
ダブルダッチにおいては究極の愚問と思いつつ、こんなことをたずねてみた。ロープなしのパフォーマンスは可能だろうか? 全員がしばし黙ったので、やはり間違った質問と悟った。
しかし、「僕はそれ、答えがあるよ」周囲を見渡して手を挙げたのはKO-YA氏だった。
「ロープがあるというのは、ハラハラ感につながると思うんです。ミスする要素ですからね。踊るだけならロープはなくてもいい。でも、ハラハラさせておきながら見せきったときのお客さんの爆発感がダブルダッチの最大の魅力です」
「ロープが人をつなげてくれると思いますよ」これはYUI氏のつぶやき。
「そう、予想もしなかったことをたずねられたことがありました」再びKO-YA氏。
「ソロバトルの練習中、ライバルが跳んでいるときにロープで足をひっかけたりしないのかと。自分が優勝するために……。そんなこと一度も考えつかなかったから驚きました。でも、逆に気づかされました。ダブルダッチは協調性あってこそということを。仲間を信じていなければできない競技なんですよね」
「みんなで見たことのない景色を見に行きましょう」
「懐かしい!」「めちゃくちゃ愛着がある!」『ジープ チェロキー リミテッド(Jeep Cherokee Limited)』を取り囲んだメンバーたちはみな興奮気味なゆえ、誰がそう言ったのか確認できなかった。
2020年末に初開催された『Jeep Real Games』でダブルダッチのメンターとなったREGSTYLEは、同イベントの活動に併せてチェロキーと行動を共にした。今回はそれ以来の再会となった。
「北海道まで走り切りたいね」「ムービー撮りながら、このクルマで長旅したい」「パフォーマンスよりみんなで出かけたほうが楽しいかも」
チェロキーの定員は5名なのでREGSTYLE全員の乗車は可能だが、この兄弟が乗り込んだらさぞや賑やかな旅になるだろう。
最後に、『Jeep Real Games』に挑戦する人々に向けた、メンバー全員のメッセージを記す。
KEITA氏
「ダブルダッチにせよ、他の4つのジャンルにせよ、勇気を持って何かを始めれば必ず新しい世界が見えてきます。僕もそうでした。“Jeep Real Games” をきっかけに、ぜひチャレンジしてください」
YUI氏
「まずは、私たちに関する記事を読んでいただいてありがとうございます。REGSTYLEはこのBOILのスタジオでレッスン会を開いているので、ぜひ遊びに来てください。いっしょに楽しみましょう」
KO-YA氏
「Jeepを通じてつながれること、僕らもうれしいですし、皆さんも楽しんでほしいです。どんどんつながっていきましょう」
KENGO氏
「僕自身、Jeepによって多くの人や景色に出会えたことをうれしく思っています。ぜひ動いてください。動いたらきっと楽しい。途中で辞めちゃってもいい。まずは動き出して!」
KAI氏
「世界に羽ばたく若い人たちを発見するこんなイベント、他になかなかありません。ジャンルもキャリアも関係なく、ストリートカルチャーを思いっきり楽しんでください。みんなで見たことのない景色を見に行きましょう」
世界に発信できる自分たちならではのパフォーマンスを追求し続けるというREGSTYLE。そのコンセプトは、チーム名の由来にもなった“もてなす”、“喜ばせる”、“楽しませる”という意味を持つ“Regale”。それゆえ彼らが『Jeep Real Games』で見たいのは、たくさんの参加者がRegaleを交換し合う姿なのだと思う。
Jeep Real Games2021大会スケジュールが決定!詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
今回使用したクルマ
『ジープ チェロキー リミテッド(Jeep Cherokee Limited)』
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Text:田村 十七男
Photos:濱上 英翔