王道ではない、もう一つのムーブメントを作る、オルタナティブな生き方

自身が“目撃者”になり生み出した、全く新しい視点や考え方、そしてライフスタイルに迫る

Real Styleインタビューシリーズがスタート!
Jeep®が伝えたいテーマは「自由、冒険、本物」。このテーマに結び付きの深い、キーパーソンを直撃。特別な想いとこだわり、チャレンジ精神、自分を豊かにしてくれる生活術とは?その「人」にフォーカスすることで見える、聴こえる、ライフスタイルがもっと楽しくなりそう!そんなインタビューコーナーをお届けします。第1弾には、この人!

青野利光さん/『Spectator』編集発行人

『Spectator』、日本語で“目撃者”という意味を持つ雑誌がある。いわゆる商業誌が扱わないような、ディープなカルチャーや、冒険し全く新しいカルチャーを生み出す人たち、ライフスタイルに関することをリアルな目線で伝えるノンフィクションマガジンである。そんなSpectator編集部が、東京から長野に拠点を移した。自身がSpectatorとなって目撃してきた事柄からヒントを得て、新たな編集部の在り方を構築する編集長の青野氏にSpectator流のニューライフスタイルについて話を聞いた。

24-706x470 王道ではない、もう一つのムーブメントを作る、オルタナティブな生き方

――現在長野に拠点を置かれて、新しい働き方をしている青野さん、なぜ長野だったんですか?
都会の中で編集作業をする雑誌がほとんどな中、そうしない方法もあるんじゃないかと思っていたんです。環境が良い場所で原稿書いた方が気持ちいいし、好きな時に遊びにいける。長野は自然も近くて、日本で言うアウトドアのゲートタウンみたいな街。ボルダーやオレゴン州のベンドみたいに、自然の近くに街がぽつんとあるアウトドア遊びの拠点となる街、僕自身アウトドアが好きというのもあったけど、長野をそういう風にしたいなと思ったし、素養もある。こういう仕事で都心から離れて住むというのは大変ですねってよく言われるけど、自分の中では、ひょいっと移動した感覚。活動場所を移動しただけだから気負っているわけでもなくて、旅している途中という感じかな。

――お休みの日はどんな風に過ごしているんですか?
僕が住んでいる長野市は、妙高や白馬などどこへ行くにも交通の便がいいので、冬はスキーやスノーボードをして雪山遊びしてます。ローカルの人たちはオリジナルの遊びをしていて“雪板”っていう、スノーボードの留め具がない、スケボーの大きいバージョンみたいなものを自分たちでつくってパウダーを滑って遊んでいる。ローカルの遊びは本当に面白い!

36-706x232 王道ではない、もう一つのムーブメントを作る、オルタナティブな生き方

――音楽誌をやっていた青野さんが、雑誌『Spectator』創刊することになったきっかけは?
92年にBar-f-Out! というインディマガジンを友達と創刊して、色々な人と知り合っていくうちに、ノンフィクションの媒体を作りたくなった。音楽はエンターテイメントだけど、ノンフィクションを追求したいという想いが芽生えたんです。70年代のニュージャーナリズムという小説みたいな文体で事実を書くというスタイルが好きで、新商品とか、人が言っていることを届けるだけじゃなくて、書き手のクリエイティブやメッセージを、きちんと社会に対して問いかけることや、ルポタージュを載せることを直球でやりたかった。時代とともにニュージャーナリズムはなくなっているけど、良い時代には、そういうことに投資してその人のモノを書く態勢を支えた。そんな理想的なメディアをやりたくて始めたら、Spectatorができた。ストリートジャーナリズムがまだ大部分だけど、気持ちはそういう理想に向かっている。その人なりの視点で取材したものを書く。”視点“という意味を雑誌の名前にしたかったのは、その人が時代をどう見たかということが根源なんです。

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