【2023年・ストーブ特集】アウトドアからおうちまで使える独自構造×個性的デザインのストーブ16選
薪ストーブを中心とした<アウトドア向け>から、ガス・石油・電気などで使う<おうち向け>までラインナップ! ユニフレームやアラジンなど、人気アウトドアブランドからリリースされているおすすめストーブを一挙にご紹介。
冬のアウトドアのキャンプで大切なのが、防寒に加えて“暖房”ギア! その点、今シーズンはさまざまな人気ブランドから、独自の構造×個性的なデザインのストーブが続々とリリースされている。今回は、<アウトドア向け/薪><アウトドア向け/バイオエタノール><おうちでも/ガス><おうちでも/石油><おうちでも/電気>というジャンル分けで、最新&おすすめのストーブを一挙ご紹介。あなたの冬のキャンプ&おうち時間を快適にしてくれるマスト・ギアを、この機会にぜひ選んでみよう。
※この記事は、2022.12.08に掲載した「【2022年・ストーブ特集】アウトドアやおうちで使える!独自の構造×個性的なデザインのストーブ13選」の内容を再編集し、増補改訂したものです。
<アウトドア向け/薪>
PASECO(パセコ)『PASECO(パセコ)対流形石油ストーブ CAMP-25』
韓国の老舗メーカーから、高出力&小型化収納のストーブ
1974年にストーブ用の芯製造工場として韓国で設立されたパセコ。1980年から灯油ストーブを製造販売し、現在では、40ヵ国を超える国々へ製品を輸出している老舗メーカーだ(中東では市場No.1!)。高出力でありながら、収納時は44㎝(点火の際は57㎝)まで小型化して収納できることで、車両搭載に便利なのでJeepオーナーにはぴったり! ワンタッチの自動点火装置(乾電池)も使いやすく、手動点火も可能。2色あるうちのアーミーグリーンはアウトドアにもJeepにも似合う。
▼INFO
Trade Garage株式会社
https://paseco.jp/
ホンマ製作所『フォールディングキャンプストーブ HS-440』
幅広い用途と、簡単な組み立て・収納のフラッグシップモデル
薪ストーブ・煙突・BBQコンロといった“火”にまつわるギアに定評があるホンマ製作所では、薪ストーブのフラッグシップモデルに注目。二次燃焼機能を搭載した『フォールディングキャンプストーブ HS-440』は、観賞に適した大きなガラス窓から、二次燃焼の美しい炎を眺めることが可能だ。加えて、4.5mmという極厚鉄板を使用した本体の天板では、鍋やスキレットなどの料理も作ることができる。工具を使わずに組み立て&コンパクトに収納できるのも◎!
▼INFO
株式会社ホンマ製作所
https://www.honma-seisakusyo.co.jp
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)『ペンタゴンストーブ』
五角形という斬新な構造で、まるで焚き火のような炎を実現
「今のニーズを具現化するもの」「これからのニーズを生み出すもの」というふたつのテーマをもとに、テントをはじめとした、機能的かつオシャレなアイテムを豊富に展開している日本発のテンマクデザイン。五角形という斬新な構造が目を引く『ペンタゴンストーブ』は、まるで焚き火のようにどこに座っても、側面の大きな5面ガラスから炎を見ることが可能だ。広い天板では調理が可能で、使いやすいバタフライ型ステンレス棚も付いているため、料理好きにもおすすめ!
▼INFO
株式会社カンセキ WILD-1事業部
https://www.tent-mark.com/
Solo Stove(ソロストーブ)『SOLO STOVE RANGER KIT 2.0』
独自の二重構造によって、少量の燃料でも強い火力を発揮!
アウトドア好きの中でも、バックパッカーやキャンパーに愛されるテキサス発のブランド・ソロストーブ。同ブランドのシリーズの中で、直径約38cmとボンファイヤーより小型で持ち運びやすい『SOLO STOVE RANGER KIT 2.0』はキャンプに最適だ。底部の通気口から取り込まれた空気が1次燃焼して、暖められた空気が二重壁の間を通り、上部の通気口から2次燃焼することで少量の燃料でも強い火力が得られるのが最大のメリット。煙が発生しにくい&底面が熱くならないのもGOOD! この2.0モデルからロストル部と灰受けが取り外せるようになったため、後片付けも簡単です。
▼INFO
株式会社アンプラージュインターナショナル
https://store.upioutdoor.com/
Work Tuff Stove(ワークタフストーブ)『Work Tuff Stove 380(片面ガラスモデル)』
共同開発の薪ストーブ。高い燃焼力&特徴的なデザインが◎
ハンティングナイフや薪ストーブをはじめとしたアウトドアギアを作り出す、台湾ブランドのワークタフストーブ社が、アブレイズと共同開発した薪ストーブが『Work Tuff Stove 380(片面ガラスモデル)』。機能面においては高い燃焼力を誇り、デザイン面ではフロントとサイドの大きなガラス面から火の温かさを見て感じられるのが乙なポイントだ。腐食しづらく耐久性の高いステンレス素材は、使用していくにつれて次第にボディの色が変化し、時を経てあなただけの一点物に仕上がる。
▼INFO
株式会社アブレイズ
https://www.ablaze-corp.com/
UNIFLAME(ユニフレーム)『ネイチャーストーブ』
小枝や落ち葉などを燃やして楽しむというエコなストーブ
“金物の町”として知られる新潟県の燕三条から、高品質なギアを生み出すアウトドア&キャンプ用品総合メーカーのユニフレームは、ストーブのジャンルでも一流。同ブランドの中でも『ネイチャーストーブ』は、小枝や落ち葉などを燃やして楽しむエコなストーブだ。X字の脚部が効果的に風を取り込むことで、上昇気流に変換する独自の燃焼システム。それでいて料理をするのにも十分な火力を発揮するとともに、小型のクッカーが付属しているので、キャンプのシチュエーションにもぜひ!
▼INFO
株式会社新越ワークス
https://www.uniflame.co.jp/
Petromax(ペトロマックス)『LOKI2』
“手軽に移動”がコンセプト。組み立て式ポータブル薪ストーブ
1910年にドイツで創業した歴史あるブランドのペトロマックスは、代名詞として世界中で愛されている灯油ランタンのほかにも、キャンプで活躍する幅広いギアをラインナップしている。その中で“手軽に移動”をコンセプトにした『LOKI2』は組み立て式のポータブル薪ストーブで、シンプルかつスタイリッシュなデザインと、炎の状況を見ながら火力の調整ができる点が魅力。暖房として、調理用ストーブとして、これからのウィンターシーズンのキャンプのお供に持って行きたくなるギアだ。
▼INFO
株式会社スター商事
https://www.star-corp.co.jp/
BioLite(バイオライト)『キャンプストーブ2 PLUS』
熱を電気に変換&ファンを回すことによって燃焼効率もUP!
アメリカ発のアウトドアブランド・バイオライトの『キャンプストーブ2 PLUS』は、落ち葉や小枝を燃やす焚き火で発生した熱を電気に変換し、ファンを回すことで燃焼効率を上げる独自のギミックが特徴的だ。同アイテムの前モデルに比べ、蓄電量は20%も増量。安定した火力をキープできることに加えて、目的に応じてファンの風力を4段階に調整できるため、キャンプなどでの調理にも最適だ。燃料にはガスやガソリンなどを使わずに、小枝などの自然燃料を使うエコ仕様となっている。
▼INFO
株式会社モンベル
https://www.montbell.jp/
ANEVAY(アネヴェイ)『Frontier Plus Stove』
英国で生まれた、スタイリッシュ&ラグジュアリーなストーブ
2003年にイギリスで設立されたアウトドアブランドのアネヴェイは、さまざまなシチュエーション向けの頑丈なストーブを製造している。スタイリッシュなデザインも特徴的な『Frontier Plus Stove』は、同ブランドが初めて一般向けのアイテムとしてデザインした名作『Frontier stove』の後継モデル。新たにガラス窓が正面にデザインされ、スパークアレスターと5本の煙突がセットとなっている。テントの内外で暖を取ったり、ストーブの上で調理をしたりと、ラグジュアリーなグランピングを体験しよう。
▼INFO
株式会社アブレイズ
https://www.ablaze-corp.com/
<アウトドア向け/バイオエタノール>
CAMPOOPARTS(キャンプオーパーツ)『TENTO暖炉【片面ガラス仕様】CPD2・タクティカル』
アウトドアで人気のバイオエタノール暖炉がリニューアル!
愛媛県・新居浜市のCAMPインディーズブランド・キャンプオーパーツは、独自デザインによる個性的なアイテムがそろう。中でもバイオエタノールtento暖炉は、 「テント内でも火を見たい」「焚き火は後片付けが面倒」という方向け。バイオエタノール燃料は一酸化炭素やすすを出さないため、煙突がいらないのも特徴だ。2023仕様はOOPARTSタクティカルロゴを全面に配置し、高級感の高い仕様に生まれ変わった。
▼INFO
CAMP OOPARTS
https://www.campooparts.com/
<おうちでも/石油>
CAPTAIN STAG × CORONA(キャプテンスタッグ×コロナ)『石油ストーブ SL-51CSA』
アウトドア×ストーブブランドによる限定コラボレーション!
日本生まれのアウトドア用品総合ブランド・キャプテンスタッグと、石油ファンヒーターや石油ストーブなどをはじめとしたアイテムを取り扱うメーカー・コロナがコラボレーション。ビンテージ感たっぷりの限定カラー・ダークグリーンを採用し、点火窓にはコラボ限定ロゴを配したスペシャルなストーブは、おうちの中でリビングやガレージなどに置いてもひときわ映えるだろう。屋外においても、キャプテンスタッグ製の限定テント(型式:UA-47およびUA-46)や、安全にお使い頂ける機能を備えたテント(※)内での使用が可能なのでぜひ!
▼INFO
キャプテンスタッグ株式会社
https://store.captainstag.net/
TOYOTOMI(トヨトミ)『KS-GE67』
人気の“GEAR MISSION”シリーズが贈る対流形石油ストーブ
“温かさを通じて広く社会に貢献する”がテーマのトヨトミは、1952年に初めて世に送り出した石油コンロを礎とするメーカー。対流形石油ストーブは、「遊びも暮らしも妥協しない大人たちへ」をコンセプトにした人気シリーズ“GEAR MISSION”のプロダクトだ。最大で24畳を暖める強力な火力が自慢で、カラーはアウトドアに合うオリーブグリーンとコヨーテブラウン。使用できるテントや、テント内での使用の仕方についてなど、事前に取扱注意書をしっかりと確認してから使用すること!
▼INFO
株式会社トヨトミ
https://www.toyotomihome-plus.jp/
<おうちでも/ガス>
Sengoku Aladdin(センゴク アラジン)『ポータブル ガス ストーブ シルバークイーン』
反射型石油ストーブの名作カセットボンベ&コンパクトサイズ
暖房調理器具の王道ブランド・センゴク アラジンが1970年代に製造・販売して以来、根強いファンを持つ反射型石油ストーブ『シルバークイーン』をカセットボンベ&コンパクトサイズで復刻! 独特なデザインと存在感は健在で、どんなシチュエーションにおいても、ただそこに置いているだけで満足感は格別だ。持ち運びに便利なサイズになっても、広範囲に熱を反射する独自の3D曲面によってしっかりと温まることができる手軽なカセットボンベ式は、キャンプでもおうちでも使いたい。
▼INFO
日本エー・アイ・シー株式会社
https://aladdin-direct.com/
LOGOS×SENGOKU ALADDIN (ロゴス×センゴクアラジン)『パノラマ ガス ストーブ』
共同開発で誕生!グリーンの色合い&限定ロゴのスペシャル仕様
アウトドア好きから支持されるロゴスが、持ち運びに便利なポータブルガスシリーズを展開するセンゴクアラジンとのコラボレーションで、キャンプに最適なオリジナルストーブを共同開発! アラジンの『ブルーフレームヒーター』をモチーフにしたコンパクトタイプの限定モデルは、アウトドアの風景と調和するやさしいグリーンの色合いがPOP&CUTEな印象。LOGOS独自の四方ガラスをはめたデザインと、コラボレーション限定のロゴマークなどがスペシャル感を醸す仕様となっている。
▼INFO
株式会社ロゴスコーポレーション
https://www.logos.ne.jp/products
Iwatani(イワタニ)『カセットガスストーブ ポータブルタイプ “マイ暖”』
軽量かつ電池・電源コードいらず!家中で暖かさを持ち運び
カセットガスやコンロで知られる信頼の日本ブランド・イワタニからは、おうちで重宝する『カセットガスストーブ ポータブルタイプ “マイ暖”』を紹介したい。軽量かつ電池も電源コードも使用せず、使用するカセットガスの燃料交換は手が汚れず簡単なのが便利! リビング・キッチン・洗面所&脱衣所など、さまざまな場所に持ち運んで使うことが可能だ。そんな電源いらずの仕様に加え、点火後に約1分で温まるスピード感も使いやすいため、災害など非常時にも活躍するアイテムだろう。
▼INFO
岩谷産業株式会社
http://www.i-cg.jp/
<おうちでも/電気>
BRUNO(ブルーノ)『人感センサーパーソナルヒーター グレージュ』
人の動きを感知&自動でスイッチをON/OFFのヒーター
キッチン、インテリアなどのジャンルを中心としたアイテムを展開しているブルーノは、冬の暖房アイテムも豊富にそろう。『人感センサーパーソナルヒーター グレージュ』は、人の動きを感知して自動でスイッチのON/OFFを切り替えてくれる人感センサーを搭載し、足元にピンポイントで暖かさを提供。使用時にスタンドとなるハンドルや、上から押しやすい天面の操作ボタンなどのギミックも気が利いているため、これがあれば幅広いシチュエーションにおいて暖を取ることができるアイテムだ。
▼INFO
BRUNO株式会社
https://bruno-inc.com
Jeepで行く秋冬キャンプを、お気に入りのストーブで快適に!
今回の企画で紹介したストーブはどれも、肝心の暖かさはもちろんのこと、炎の鑑賞のしやすさや、持ち運びのしやすさなども兼ね備えたものばかり! 焚き火のように暖を取ることができて、焚き火ほど手間のかからないストーブは、キャンプ初心者にとってもうれしいギアと言えるだろう。秋冬キャンプにはお気に入りのストーブを持っていき、暖かく&優雅な時間を過ごしてほしい。
Text:ラスカル(NaNo.works)