“本物の冒険”をテーマに掲げるJeep® が、アウトドア観光開発を地方創生に繋げるMENEXの南木曽プロジェクトを特集。今年4月、長野県南木曽にオープンした古民家ラグジュアリー・ホテル“Zenagi”の魅力を紹介した前編に続き、後編は“日本の秘境”ならではのアウトドア体験をメインにお届け。

アウトドア観光開発を地方創生に繋げる株式会社MENEXが、2019年4月11日に長野県南木曽でオープンしたThe Expedition Hotel『Zenagi』。特集の第2弾（前編）では、Zenagiがオープンした経緯やこの場所に込められた意味、そして施設や料理の魅力などを紹介した。後編では、Zenagiというオール・インクルーシブなホテルを形成するアウトドア体験にフィーチャー！ RealStyle by Jeep® のアドベンチャートリップ企画などでもおなじみの藤村育三さんに、電動自転車で農村を駆け抜ける“農村ライド”や、木曽川の大峡谷を漕いで下る“SUP”などを体験していただき、“日本の秘境”ならではアウトドア体験をご紹介。南木曽の原風景とJeep®︎ のコラボカットもお届けする。

プロの専門ガイドがサポートする、南木曽ならではのアウトドア体験

第1弾の記事でも紹介した通り、長野県の木曽地方は東西20km・南北15kmに渡って山岳に囲まれ、総面積の93％が森林という大自然の中に位置し、町の中央を流れる木曽川とその支流を挟む段丘に沿って7つの集落が形成。そして、江戸時代の五街道のひとつである中山道、国内最大級の木橋吊り橋である桃介橋などの文化遺産、木曽路の渓谷の中でも随一の美しさを誇る柿其渓谷、日本の滝百選のひとつ・田立の滝など、アウトドア・スポットが充実している。“日本の秘境”と称されるこの場所に、南木曽プロジェクトを手がけるMENEXは惚れ込み、Zenagiという施設が提供する“ここでしか味わえない特別な体験”のひとつに、アウトドア体験をチョイスした。

▲写真協力：株式会社MENEX

“日本の田舎を探検する”がコンセプトのZenagiは、宿泊料金にアウトドア体験ツアーが含まれている。絶景の滝や渓谷地帯を冒険する“シャワークライミング”、3,000mのアルプスを望みながら空を飛ぶ“パラグライダー”、電動自転車で農村を駆け抜ける“農村ライド”、深い森を抜け、巨大な岩山に登る“トレッキング＆クライミング”、木曽川の大峡谷を漕ぎ下る“SUP・カヌー・ラフティング”など、木曽地方の大自然を存分に堪能できるアクティビティが満載だ。冬のシーズンは、バックカントリー体験をすることもできる。

▲写真協力：株式会社MENEX

さらに、アウトドア体験をサポートするのは経験豊富な専門ガイドたち。宿泊客それぞれの要望に合わせて安心・安全なプランを組み、ガイドの際は日本語・英語のどちらにも対応する。現地にギアやウェアなども用意されているため、アウトドア初心者や子連れの方も楽しむことができるのが強みだ（10歳以下の子どもは事前に相談が必要）。

ラグジュアリーなホテルで優雅な空間や食を満喫するとともに、それ以外の時間では非日常的なアドベンチャーの数々を体験する。それこそがZenagiにおける楽しみ方であり、この場所が宿泊・食事・アクティビティのすべてがセットになっている“オール・インクルーシブなホテル”と言われる所以だ。

最新の電動アシストMTBで、美しい林道や田園風景の中を走り抜ける

今回は、Zenagiが提供するツアーの中から“農村ライド”と“SUP”を体験。それらのアクティビティを体験するにあたって南木曽の旅に同行してもらったのは、アーティスト・デザイナーとしてフジロック・オフィシャルグッズのデザインを長年手掛け、写真家・旅人としても活動している藤村育三さんだ。育三さんは根っからのJeep® オーナーであり、これまでJeep® 『Focus Real Owner』にも登場。RealStyle by Jeep® でも、パプアニューギニアでのアドベンチャートリップ企画や、アウトドアスポーツの聖地・コロラドで開催された＜Gopro Mountain Games＞のレポートなどを寄稿している。

▲藤村育三さん

まずは農村ライドを体験するため、今回の旅の相棒『ジープ グランドチェロキー トレイルホーク（Jeep®︎ Grand Cherokee Trailhawk）』と育三さんの愛車である『ジープ ラングラー（Jeep® Wrangler』で、南木曽地方に古くから残る田園風景を眺めながらスポットへと向かう。その光景は、荒涼とした山岳地帯などのオフロードをダイナミックに走破するジープとはまた異なる風情を醸し出していた。

農村ライドツアーで使用した自転車は、日本で初めて自転車を工場生産したブランド『MIYATA』の『RIDGE-RUNNER』。急勾配の山でも高いパフォーマンスを発揮するフロントサスペンション、オフロードでも安定感のあるファットなタイヤ、踏み込んだ瞬間に驚きのサポート力を感じるアシストコンポーネントなど、ロングレイルライドに最適な電動アシストMTBだ。急な坂道でもつい登りたくなるその乗り心地に、「これ楽しい〜！！」と育三さんも大興奮！ さらに、美しく整えられた杉や檜の植林を横目に走るライドの気持ち良さは格別だ。

▲『MIYATA RIDGE-RUNNER』

このツアーは参加者の希望に合わせてルートを組むという。標高の高いスポットまで登り、そこから一気にスピード感満点で走り抜けるもよし、田園風景を眺めながらゆったりと走るもよし。さらに、この地域は江戸時代当時の石器などが残るスポットや歴史を感じさせる神社なども多いため、そういった文化的な場所を巡るのもおすすめだ。

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