This is My Life 小野塚彩那がXゲームスと2018年冬を終えて、自身のスキーライフを語る
2018シーズンは予期せぬ怪我からはじまった小野塚彩那さん。思えばそのキャリアも一筋縄ではいきませんでした。二十歳を過ぎてからのスキーハーフパイプへの転向など、敢えて険しい道を選び、挑戦を続けてきた彼女に、胸の内を聞きました。
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「そりゃあ、めっちゃ怖いですよ(笑)」
ハーフパイプについてそう語るのは、『グランドチェロキー(Jeep®︎ Grand Cherokee)』のオーナーで、年間2万キロ以上走行する小野塚彩那だ。ソチ五輪の銅メダリストにして、平昌(ピョンチャン)五輪では5位入賞。そんな小野塚が「正直、オリンピックよりも出るのが難しい大会」と語る<Winter X Games(ウィンターエックスゲームス)>。彼女は1月下旬に行われた同大会でも見事6位という結果を残している。
二十歳を超えて基礎スキーからスキーハーフパイプへの転向、怪我からスタートした2018シーズン…逆境においても挑戦を続け、築き上げた名声のその先に、彼女はどんな未来を描いているのだろうか?<Winter X Games>、平昌五輪を終えた小野塚選手に話を聞いた。
次世代に伝えていきたいこと
有言実行、言葉にすることで夢は叶ってきた。
2度のオリンピックを経験し、世界チャンピオンにまで上り詰めたという結果を残してきた小野塚だからこそ、次世代に伝えたいものがあるという。
「技の技術以外にも、大会に挑むメンタル面だったり、トレーニングのやり方だったり、調整方法だったり。
人それぞれ最善の答えや、やり方は違うかもしれないけど、他の選手を見て、もったいないな〜って思う部分はたくさんあったから。
そういうのも含めて何かしら次の世代に伝えていけたらいいな〜とは思っていますね。でも、まずはハーフパイプやりたいな〜って思ってくれるキッズ達を増やすことが先だと思うから、まずはそういう人向けのレッスンをやったりしたいなと思っています。
その反面、まだ自分が一線を退くイメージもわかないんですが、とりあえず一旦休憩したいなとは思っています。
その結果、やっぱり(ハーフパイプだけ、といった)一つだけのスキージャンルに絞るよりは、いろんなスキーをやりたいと思っています」
小野塚はこれまでも、自分の目標や夢を言葉にして発言してきた。“有言実行”は本人も意識している言葉だという。
「私はアルペン(競技スキー)をやってきて、小さいときからずっと何気なくオリンピックという言葉を口にしてきました。そして、自分が23歳で競技転向して、3年後にはオリンピックでメダルを取ることができた。競技は違えど、夢はかなってきた。
挫折しそうになっても助けてくれる人もたくさんいるし、そういうのも踏まえながら人生を楽しんでいってほしいなと思います」
また、一人の人間として、今後のビジョンや目標とは。
「女性ですから(笑)。ただ、スキーだけに関わらず、いろいろなキャパを持っている人間になりたいな〜とは思っています」
スキーライフになくてはならないJeep®︎の存在
雪道での安心感、小回り、トランクの広さ……次もJeep®︎に乗りたい!
今回の<Winter X Games>に合わせて、『ラングラー(Jeep® Wrangler)』のニューモデルも会場に展示された。
「私は、日本ではグランドチェロキーに乗っていますが、元々ラングラーも好きでした。アメリカに来ると毎回、ラングラーいいな〜って、乗りたいな〜って思います。Xゲームスの会場があるコロラド州で、雪に覆われた荒野を走っているラングラーがカッコ良すぎます(笑)。
そして、日本でも海外でも、今の私の生活は車なしでは考えられません。年間の半分以上は海外にいますが、日本にいる残りの半年で2万キロ以上乗っちゃうんです。
Jeep®︎が他と違う点は、何かと強いというか、雪道での安心感は抜群ですね。それに、高速での長距離移動でも明らかに体がラクです。さらに、グランドチェロキーは意外と小回りがきくので、狭い雪道でもOK。走り以外でも、荷物を入れるスペースもしっかり確保されているから、スキー道具だけじゃなくてトレーニングやコンディショニングの道具など、多くなりがちな荷物も十分入る。そして、思っていたよりも燃費もいいし。
とにかく、ストレスがまったくないんですよね。やっぱり私のスキーライフには切っても切り離せない存在。今の自分の車が乗れなくなっても、次もJeep®︎に乗りたいって周りにも公言しているほどです(笑)。
私のスキーヤーとしてのこれからの活動には、Jeep®︎は切っても切り離せないものですね」
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Text: Tatsuya Tayagaki
Photos: Takahiro Nakanishi