ミュージシャン・曽我部恵一さんがドライブに持っていく定番アイテム9選【MY STANDARD】
曽我部恵一さんがドライブに持っていくギターやCD、ノート、トートバッグなどの愛用品をご紹介!
毎月恒例の本連載。第6回のゲストは、「My Jeep®, My Life.」でミュージシャンとしての原点やこれまでの足跡、そしてクルマへの向き合い方について語ってくれた曽我部恵一さん。
ここでは、そんな曽我部さんの日々の音楽ライフとクルマを繋ぐ愛用品をご紹介。「人に力説するほどではないですが、何となくモノ選びには自分なりのこだわりがある」とのこと。パーソナリティが随所に垣間見える、ユニークで味のあるスタンダードアイテムの数々をご覧ください。
本『大菩薩峠』、『本格小説』
「本はクルマに乗るときだけに限らず、どこへ行くにも何冊か持っていきます。今はこの古い2冊を読んでいますが、とにかく活字が好きなので、ジャンルを問わず直感で面白そうだと思ったものは何でも読んでみますね。雑誌も好きですよ」
電子キーボード、タンバリン、マラカス
「コンパクトなキーボードはパッと曲が思い浮かんだときに使えるので、常に手元に置いてあると便利なんですよ。子供からずっと借りパクしてます(笑)。タンバリンとマラカスは、子供たちとクルマに乗るときに積んであると楽しいかなって。昔、そうやって家族でセッションして録った曲もありますね」
ヘッドフォン『MASTER & DYNAMIC』
「仕事でいただいてから愛用させてもらっています。レザーの風合いがいい感じでつけ心地も良く、また低音、高音が強調されすぎない、程よく平坦でナチュラルな音質も日々のサウンドチェックに適していますね。ヘッドフォンやイヤホンは高ければいいというわけではなく、やはり原音に忠実なものが一番」
サングラス『白山眼鏡店』
「白山眼鏡店では眼鏡も作ってもらっています。何よりつけやすくてラク。特徴的な丸いフレームも好きなんですよ。ムーディーマン風でいいですよね(笑)」
タンブラー『Starbucks Coffee』
「コーヒー用として常に携帯。家で淹れてくることもあります。このタンブラーは配色がやばい。スタバもよくこれを作ったなと(笑)。コーヒーは、お酒とタバコをやめて以来さらに欠かせなくなりました。1日10杯は飲みます。喫茶店も好きで、よくコーヒーを飲むためだけにクルマで神保町に行ったりもしますね」
ノート『Moleskine』
「モレスキンのノートは今みたいにどこでも買えるようになる前からめちゃくちゃ使ってます。紙の質感が好きなんですよね。曲を書いたりライブのセットリストをメモしたり、新聞で気になった記事をスクラップしたり、用途はいろいろ。そして今まで使ったものは全部本棚に並べてますね。たまにネタがないかなって見直してみると、いい発見があったりするんですよ」
CD
「普段から気になった曲はジャンルを問わず何でも聴きますが、クルマには、自分なりに運転しているときにフィットするなと思ったCDをセレクトして持ち込んでいる気はしますね」
トートバッグ『L.L.Bean』
「事務所(ROSE RECORDS)用として、Roseの刺繍を入れました。L.L.Beanのトートは何より頑丈なのがいい。いろんなものをガサッと入れて車に持ち込んでいます。洗うのが大変ではありますけど(笑)」
ギター『Gibson B-25』
「いつ何を思いつくかわからないので、ギターはどこへ行くにもなるべく持っていきます。このギブソンは60年代のB-25の廉価版。買ったのは2000年前後だったと思いますが、もうずっと使い続けていますね。これじゃなきゃ、っていうわけではないですが、肌に合うといいますか。大体そういうのは持った瞬間にわかる。車も同じだと思うんですよ。迷って買ったものより、パッと買ったものに愛着がわいたりしますよね」
Photo_Shinji Serizawa
Text_Kai Tokuhara
Edit_Shinri Kobayashi
こちらもあわせてどうぞ
My Jeep®,My Life. ボクとJeep®の暮らしかた。ミュージシャン・曽我部恵一