VANSとジャーナル スタンダードが繋ぐ、渋谷発のストリートカルチャー。

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〈ジャーナル スタンダード〉と渋谷区が共同で行ったイベント「SHIBUYA AFTER SCHOOL」。渋谷CAST前の広場に1日限定でスケートパークが作られ、キッズのためのスケートスクールや、〈VANS〉によるワークショップなどが催されました。


〈VANS〉と〈ジャーナル スタンダード〉、スケーターやアーティスト、そして渋谷区の力が結集し、子供から大人までたくさんの人々が集い、大盛況となった「SHIBUYA AFTER SCHOOL」。

いまなぜ、〈ジャーナル スタンダード〉と渋谷区が、ストリートカルチャーを軸にした取り組みを行うのか。双方のキーパーソンへのインタビューに加え、この日参加したアーティスト3名には、アメリカンカルチャーのアイコンである〈VANS〉の魅力と、ブランドにまつわるエピソードを伺いました。

まず、今回の取り組みの全体像について教えてくれたのは、〈ジャーナル スタンダード〉ディレクターの栗原さん。イベントの他にも、渋谷区とのコラボレーションアイテムを制作し、その売り上げをさらに街へ還元する取り組みを行うのだそうです。

 

渋谷区とのコラボレーションスニーカーやアパレルアイテムを制作。売り上げは、パラリンピック運営団体へ寄付。

「〈VANS〉は〈ジャーナル スタンダード〉がはじまった頃から、毎シーズン取り扱う定番アイテム。スニーカーブランドのなかでも別格です。ただし基本的にセレクトショップとの別注アイテム制作は行えないため、これまでは商品を取り扱うだけだったのですが、今回は〈ジャーナル スタンダード〉が中継役になり、渋谷区と〈VANS〉のコラボスニーカーが実現しました」

写真右上の〈VANS〉× 渋谷区 スニーカーは2018年1月に製品化予定とのこと。さらに他のコラボアイテムも、多数ラインナップされています。
 


「他にも、Tシャツやコーチジャケットなど、渋谷区とのアイテムを制作し、この売り上げは2020年に向けた東京パラリンピック運営団体への寄付になるほか、アイテム自体を区の職員さんや、清掃員さんに支給させてもらおうと考えています」

 
 

「渋谷区にとって、ストリートカルチャーは街の財産」


続いて話を伺ったのは、渋谷区長の長谷部健さん。渋谷で生まれ育ったからこそ、ストリートで生まれる文化の大切さを肌で感じているそうです。

「僕はこの街で生まれ育って45年。振り返れば、さまざまなストリートカルチャーに揉まれて育ってきました。渋谷の変遷を肌で感じてきた世代だからこそ、ファッションも含めて、ストリートで生まれる文化は街の価値であり、財産だと、いまあらためて思うんです。渋谷区の強みでもあるし、街の楽しさやカルチャーを生み出す取り組みは、応援していきたいと思っています」


「宮下公園も新しく生まれ変わっている最中で、街なかではどうしても、スケートを出来る場所が少ないのが現状です。そこで、子供たちにルールやマナーを教えつつ、たのしさを体感してもらう。こういった機会は本当に有り難いなと思います」

また、今回スニーカーをつくることになった〈VANS〉をはじめ、アメリカンカルチャーにも影響を受けてきたそうです。


「72年生まれなので、10代から20代の前半にかけてアメカジ〜渋カジ世代ど真ん中。ファッションにこだわっていたわけではないんですけど、〈VANS〉も好きで、よく履いていましたね。音楽であれば『ベストヒット U・S・A』。映画だったら『アウトサイダー』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など、アメリカンカルチャーに憧れ、無意識のレベルで影響を受けていますね」


駅周辺を筆頭に、目に見えて変貌を遂げる渋谷の街並み。ストリートカルチャーはどのような役割を果たしていくのでしょうか?
「大きいビルがこれからどんどん出来たりして、街の景色が変わっていきますが、街で遊び、暮らすことの楽しさは、ファッション・音楽・スケートと、ストリートカルチャーが大きな役割を担っています。なるべく歩行者天国も復活させたいと思って、実現に向けて動いていたり、そう簡単にはいかないのですが、みなさんの声を集めて、渋谷が、まだまだあたらしいカルチャーが生まれる場所になっていけばいいなと思います」

 

「若いスケーターも、渋谷区の職員さんも、フラットに着れる服を目指しました」


今回の「SHIBUYA AFTER SCHOOL」運営、そして〈VANS〉と渋谷区のコラボスニーカーをはじめとして、商品開発に携わったのが、〈ジャーナル スタンダード〉企画担当の冨来さん。渋谷区で生まれ育ち、自身も趣味としてスケートボードを楽しみ、カルチャーを享受してきた一人。0歳から7歳まではアメリカで過ごし、現地の自家用車はジープだった思い出があるそう。

「アメリカではどこへ行くにも、チェロキーに乗っていました。四駆好きが、刷り込まれていますね」

そんな富来さんは、実際に渋谷区とのコラボレーションアイテムをつくるにあたって、どのようなことを意識したのでしょう?


「とにかく渋谷区の紋章がかっこいいので、まずはそれを打ち出すこと。文字もカタカナを使ったりと、海外の方にも直感的にわかりやすいデザインを目指しました。それから渋谷区の職員さんや、清掃員の方が着ても浮いた感じがせずに街に馴染むルックスを意識しています」


「また同時に、どれだけストリートのこたちがかっこいいと思って着れるかを考えました。モチーフは渋谷ですが、渋谷区の職員さんも、スケーターも、いい意味で、軽いノリで選んでもらえるようなものがいいなと」

自身もスケーターとして街をみつめてきた冨来さん。企画への思い入れはやはり、強いものがあります。ただ、あくまで本当に「見た目」だけで選ばれるくらいの、ライトな感じがいいと繰り返します。スケーターの若い子も、渋谷区の職員さんも、同じTシャツを着たりスニーカー履いてるって、けっこうすごくないですか?ときくと、「いやぁ、やばいですよね」と笑みがこぼれていました。

(2ページ目へ):気鋭のアーティスト3名に聞く、〈VANS〉の魅力とアメリカンカルチャーとの関わり。

 

「壁をつくらない。他人の目を気にしない。自分をさらけ出す。スケートカルチャーの中心地で、レジェンドスケーターから教わったこと」

プロのスケートボーダーとして活躍し、これまでに東京Z-BOYSに所属、スケートチームOWNを立ち上げ、90年代後半のシーンを率いてきたDISKAH氏。現在はアーティストとして数々のブランド、クライアントワークを手がけています。


「VANSは、スケートをするうえで、いちばん好きな靴です。スケーター側の意見になりますが、ワッフルソールが、どのスケートシューズよりもいいグリップなんです。決して丈夫ではないけど、とにかくソールが最高ですね」


本国公認のZ-BOYSとしても活躍していたDISKAH氏。アメリカ滞在時に過ごした、現地のプロスケーターとの時間も深く胸に刻まれているそう。

「現場で、いわばレジェンドといわれるスケーターとも何度かご一緒させてもらったんですけど、海外のプロスケーターってめちゃくちゃフランクなんです。こういう遊び知ってる?一緒にやらない?って向こうのほうから話しかけてきてくたり。ただ、スケートやるとやっぱり抜群にかっこいいし、そういうオンオフもハッキリしてる。変な壁はつくらなくていいし、他人のことは気にしなくていい。自分でいていいだなって。実際に友達として接してくれるなかで、教わった気がします」

>>WEB:http://www.diskah.com

 
 

「VANSのオーセンティック(白)は日々の暮らしに欠かせない、ルーティーンの1足」


シンプルながらも、いちどみると忘れられないキャッチーなイラストで知られるHIMAAこと平山昌尚さん。

「僕、靴を4足しかもってないんですけど、そのうちのひとつがこの〈VANS〉のオーセンティックです。あとの3つが、革靴と、サンダルと、あともうひとつのスニーカーなんです。履きつぶしたら、同じのを買い換えるスタイルですね」


ごく限られた4足のラインナップのなかで〈VANS〉を選ぶ理由とは?
「安くて、かっこいいからです。単純すぎますかね(笑)。汚れたら洗えばいいし、手入れも気をつかわなくていい。どこでも手に入るのも嬉しいですよね」


この日3名のアーティストによる、〈VANS〉へのペインティーングサービスも行われており、HIMMA目当てに会場を訪れる方の姿も。
「靴に描かせてもらうなんて、はじめてだと思います。スリッポンは描くスペースが広くていいですね。〈VANS〉の新しい1面を知りました」

>>WEB:http://www.himaa.cc

 

「いつもノートに描いていた、〈VANS〉のOLD SCKOOL」

若干19歳のアーティスト、sosnzk氏。注目度が増す彼を、ジャーナル スタンダードがいち早くフックアップ。イベント当日は、スケートと〈VANS〉をテーマにしたライブペインティングを行いました。


「基本的にローテクシューズがすごい好きで、スケートはやってなかったんですけど、中学のときに、〈VANS〉のオールドスクールを買いました。そのあと他のモデルも含め、〈VANS〉しか履いてなかったです。だから、今回のお話をいただいて、すごく嬉しくて。オールドスクールが好きで、よく普段から描いていたので、今回はここぞとばかりに描かせてもらいました。これまでノートに描いてた落書きが、役に立ちましたね」


「海外にはまだいったことなくて。ずっとアメリカにいきたいなとおもっています。スケートとかのストリートカルチャーも、自分も地元には全然なくて。その分出会ったときには新鮮で、衝撃をうけました。その衝撃があったから、スケートしてるひととか、パーカー着てるストリートの人を描くようになって。まだまだアメリカやストリートカルチャーに対しては憧れの領域ですね」

>>instagram:@sosnzk


以上、「SHIBUYA AFTER SCHOOL」の場に居合わせた人々へのインタビュー、いかがだったでしょうか?
スケートスクールに参加した子どもたちだけでなく、〈ジャーナル スタンダード〉や渋谷区、参加アーティスト、その場にいた人々にとっても、渋谷における「これからのストリートカルチャー」を体感できる機会になったかと思います。

時期や日程は未確定ながら、第二弾も計画されているとのことなので、イベントに参加できなかった方は続報を待ちましょう!

 
▼ジャーナル スタンダードと渋谷区が関わるこちらのイベントも要チェックです!

 
▼ジャーナル スタンダード × VANS コラボレーションアイテムはこちらからどうぞ

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