Jeepがサポートする復興支援プロジェクト『雪育遠足』レポート&佐々木明×井山敬介のトップスキーヤー対談!

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東日本大震災によって移住した被災地の子どもたちに、北海道の雪の素晴らしさを伝えるプロジェクト『雪育遠足』が、北海道・朝里川温泉スキー場で5回目の開催を迎えた。今年は、より多くの方々に『雪育遠足』の存在を知ってもらうために、Jeepのサポートのもとでクラウドファンディングを実施。1月6日に開催されたイベントのレポートに加えて、佐々木明氏×井山敬介氏のトップスキーヤー対談も併せてお届けする。

スキーを通して、北海道の雪の素晴らしさを伝える『雪育遠足』

佐々木明氏と言えば4大会連続で五輪出場、ワールドカップでは3度の表彰台という輝かしい成績を残した日本を代表するアルペンスキーヤーだ。2014年のソチ五輪終了後は、世界中の雪山を舞台に滑り、自身のスキー道を探求しながら、アルペン日本代表国内強化ヘッドコーチや自身がプロデュースするアイウェア『EMUSI』の代表などを務め、さらに日本各地で講演会を開催するなど多忙な日々を送っている。そして佐々木氏は、生粋のJeepオーナーとしても有名。これまでに数多くのJeep主催・協賛イベントに参加し、RealStyleの記事にも度々登場しているため Jeepファンにとっておなじみの存在だ。

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▲スキーヤー 佐々木明氏

その佐々木氏が発起人となり5年前に立ち上げたプロジェクトが『雪育遠足』で、きっかけは2011年3月に発生した東日本大震災。佐々木氏は震災直後から被災地を訪れ、とりわけ孤立した避難区域を対象に物資の供給や炊き出しを行った。その活動の延長線上にあるのが、被災者支援団体のNPO法人『SKIERS HELP FOUNDATION』。

「遡ると2010年にハイチで大地震があって、そのときにワールドカップのトップ選手たちが賞金を赤十字に寄付したのですが、その手応えや寄付したあとのスピード感などに関して、個人的に思うところがあったんです。そして、その翌年には東日本大震災が起きた。僕はすぐに被災地を訪れて物資の支援や炊き出しを始めたのですが、その活動を見てくれていた仲間たちから“僕らも何かできないか”“明が中心になるなら協力する”といった声をもらって。より目に見える形で、なおかつスピード感を持って支援をしたいという想いからNPO法人を立ち上げました」

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そこから2〜3年は被災地が直面しているフェーズに応じて、支援内容をフレキシブルに変えながら地道な活動を続けた。さらにその活動の中で佐々木氏は、震災後に故郷を離れて北海道に移住した家族たちの存在を知る。

「最初は札幌だけで3,000世帯の避難がありました。そこで暮らすことになった人たちにヒアリングをすると、地元にいたときはコミュニティがあったため頼る先があったけれども、移住してからはみんなが苦しい状況なので、誰かに頼れないような状況が生まれていたんですね。そういうご家族の心のケアをしたい、そしてスキーを通じて北海道の雪の素晴らしさを伝えたいという想いから『雪育遠足』というプロジェクトを始めました」

5回目を迎える今年は、より多くの方々に『雪育遠足』の存在を知ってもらうための試みの1つとして、Jeepのサポートのもとでクラウドファンディングを実施。その結果、目標額をわずか2日で達成するという成果を収める。そして、今回のクラウドファンディングで集まった資金は雪育遠足で発生する経費の一部として活用され、支援者には佐々木氏直筆のメッセージを添えたポストカードや、Jeepオリジナルグッズが返礼品として贈られた。

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「Jeepが取り組んできた社会活動と僕がずっとやり続けている活動。その2つの根底にある想いが一致した上で“何か一緒にできませんか”と提案していただいたので、“ぜひお願いします”ということでこのような形になりました。まさか2日で目標額を達成できるとは思っていなかったので本当にびっくりしましたね」

プロスキーヤーと子どもたちの笑顔であふれたレッスンタイム!

『雪育遠足』が開催される前日に佐々木氏は、参加者へのスキー用具の提供を始め、このイベントをサポートするSALOMON(サロモン)の国内代理店・アメアスポーツジャパンが手掛ける『SAPPORO EXPERIENCE BASE』を訪れた。『SAPPORO EXPERIENCE BASE』はスポーツギアショップ兼スポーツ体験コミュニケーションの場として、2016年に札幌市中央区宮の森にオープン。今やウィンタースポーツ&アクティビティを愛する北海道民にとっての人気スポットになっている。

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▲SAPPORO EXPERIENCE BASE

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ここで佐々木氏は、『SAPPORO EXPERIENCE BASE』のロゴが入った『ジープ グランドチェロキー ラレード(Jeep Grand Cherokee Laredo)』にスキー道具を積み込んで明日の準備。

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「グランドチェロキーは積載量が多くて、スキー4台、スノーボードにサーフボード、ウェアも積める。相変わらず僕もグランドチェロキーに乗って旅に出ていますし、ロングドライブが多い僕にとって走りは快適ですね」と語り、「明日は誰よりも僕が子どもになる日ですよ!」と豪快に笑った。

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そして1月6日、イベント当日。朝里川温泉スキー場で開催された第5回『雪育遠足』には、小学生以上を対象とした約50名の参加者が集まった。

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▲朝里川温泉スキー場

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まず開会式では、子どもたちにスキーをレクチャーするプロスキーヤーの先生方を紹介、続いてFCAジャパンでJeepのマーケティングを担当する新海マネージャーから参加者へのご挨拶。
「今回クラウドファンディングを実施して、2日で目標を達成することができました。全国のスキーファンの皆様、佐々木明さんファンの皆様に応援していただいたお陰だと思っています。今日一日ぜひ楽しんでください!」

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▲FCAジャパン株式会社・ジープ コミュニケーション マネージャーの新海氏

そして北海道&スキーにまつわるクイズ大会が始まり、正解した子どもたちにはシュライヒのおもちゃをプレゼント! さらに参加者全員にタオルやステッカー、ピンバッジ、さらにフリーペーパー『Liart』やスキーのDVDなどがギッシリ入ったJeepオリジナルグッズセットや、佐々木氏がサポートを受けるNEW ERA(ニューエラ)のキャップが贈られた。

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▲参加者全員に贈られたプレゼント

開会式後はいよいよゲレンデへ! 勢いよくゲレンデに飛び出し、急いでスキー板を履くある子どもからは「ようやく滑れる! 昨日は楽しみすぎて眠れなかったんだ」という声が聞こえてきた。そして参加者全員で陽気な先生の掛け声とともに入念なストレッチをしたあとに、先生ごとのグループに分かれて滑走タイム。

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先生方は子どもたちに積極的に声を掛け、中でも印象的だったのが雪育遠足の中心メンバーである井山敬介氏。井山氏は北海道富良野市出身で、全日本スキー連盟(SAJ)が運営するスキーの総合技術を競う大会・全日本スキー技術選手権大会においてこれまで優勝3回、準優勝3回という実績を誇るトップスキーヤーだ。その井山氏は滑走前、元気一杯に「ガッツだぜ!」「負けない!」などこの日の合言葉を決めて子どもたちを盛り上げていた。

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▲スキーヤー 井山敬介氏(写真協力:SNOW Freaks)

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▲写真協力:SNOW Freaks

レッスンは昼食を挟んで午前と午後でそれぞれ約2時間ずつ行われ、最初はやや緊張気味だった子どもたちもプロスキーヤーの滑りやジャンプを生で見るとその顔はキラキラと輝いていた。さらに、後半に向かうに連れてメキメキと上達! 先生に促されずとも自ら積極的に雪と親しみ、先生方も驚く滑りを見せていく子どもたちの姿を見て、佐々木氏の顔からは笑顔がこぼれた。

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▲写真協力:SNOW Freaks

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▲写真協力:SNOW Freaks

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▲写真協力:SNOW Freaks

閉会式では、佐々木氏が『雪育遠足』を通して伝えたかったことを子どもたちに熱く語りかけた。

「子どもたちに伝えたいことがあるんだ。これからみんな大きくなっていくといろいろなことがあるし、親に文句を言ったり、感謝を忘れてしまったりすることがあると思う。でもやっぱり人と人は助け合うっていうことが生きていく上で大事なこと。それってすごくCOOLなことなんだよね。助けてくれている人間がいることは忘れちゃいけない。それに何がカッコイイかを考えながら生きていくといろんな感謝の気持ちが生まれて、それこそが豊かな生き方だと思う。今回は雪で遊ぶことの楽しさはもちろん、スキーヤーのコミュニティが一致団結した力をみんなに感じてほしかった。来年も雪育遠足を開催したいと思っています。みんなと一緒にスキーができて最高でした!」

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次ページ:【佐々木明氏×井山敬介氏のトップスキーヤー対談】

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