信州中野市の人気カフェオーナー&SUUNTOアンバサダー・関貴彦さんのアウトドアライフに迫るインタビュー!
志賀高原を拠点にアウトドア・ガイドとして活動する関さんのアクティヴなライフスタイルや、オーナーを務める『3RD CAFE & MORE』について伺う。
6月30日(木)をもって終了する<MAKE IT REAL>キャンペーンにおいて、『Jeep® Wrangler Unlimited Sport(ラングラー アンリミテッド スポーツ)』と並んで熱い注目を浴びているのがスポーツウォッチブランドSUUNTOの新製品『TRAVERSE ALPHA』だ。前回はブランドのアンバサダーも務める関貴彦さんにその多機能っぷりや魅力を語り尽くしてもらったが、今回は関さん自身の「Real」にググッとフォーカスしたいと思う。
改めてご紹介すると、関さんは長野県出身で、幼少期よりアルペンスキー選手として国内外の大会に出場。引退後はスポーツメーカーにおいてスポーツマーケティングに従事しながらアスリートをサポートし、2010年に地元に戻ってからは、志賀高原のスキーリゾートを拠点にアウトドア・ガイドとして活動。2014年にはアウトドアツアーのベース・ステーションも兼ねるカフェ『3RD CAFE & MORE』を中野市にオープンし、仕事も遊びも本気で取り組む新しいライフスタイルを体現している。二児のパパでありながら、無邪気な冒険心を忘れない彼の生き様には、きっと多くのJeep®オーナーが勇気づけられるに違いない。
インタビューの後半では、最近何かと話題なアメリカのある都市と長野県中野市の意外な共通点も判明。日本のローカルは今、とんでもなく面白いことになっているようだ。
「遊び」が仕事になっているのは、すごくありがたいこと
――すごくスムーズな運転で驚いたんですが、以前にもJeep®に乗られたことがあるんでしょうか?
実は、前職の社用車がすべてJeep®だったんですよ。車種も5種類くらいあって、ホントに春夏秋冬1年を通してガンガン乗っていたんですが、個人的には『Grand Cherokee(グランドチェロキー)』がお気に入りでした。まず足回りは申し分ないですし、室内もラグジュアリー感がありますよね。雪山に強かったので信頼感もあったし、ステータス性も高いから乗ってて気分が上がりますよ。
――長野は1年中さまざまなスポーツが楽しめる最高のロケーションですが、やはり関さんもかなりアクティヴな少年時代を送っていたのでしょうか?
そうですね、まさに今日ドライブした道中にウチの実家(志賀高原)があるんで。目の前にスキー場があって、民家よりもホテルとか保養所が密集している場所で、いわゆるスキーリゾートなんですね。駄菓子屋さんも本屋もコンビニでさえもありませんでしたから、自ずと外で遊ぶしかない。それに標高が1,680mもあったので、もう「自然」が遊び道具です。スキーのオフシーズンには魚を釣りに行ったり、動物と遊んだりして過ごしていましたね。
――ガイドの予定も無い完全なオフの日って、どんなことをして過ごされているんですか?
オンとオフの境目が無くなりつつあるので、新しいことに挑戦しています。最近はロードバイクにハマってまして、つい先日<アルプスあづみのセンチュリーライド2016>っていう160km走る大会に出たばっかりなんですよ。スキー選手の現役時代にオフトレで自転車に乗っていたんですけど、20年ぶりにちゃんと乗りはじめた感じです(笑)。体力的なことはもちろん、まだまだ(自分が)強くなれると思っているんですよね。アウトドアでは極限の場所に行くこともあるんで、ある程度の余力は残しておけないと・・・。
――たしかにガイドさんがゼーゼー言ってたら参加者も不安ですもんね(笑)。
そうそう(笑)。やっぱりアクティビティ全般が好きなんで、「遊び」が仕事になっているのはすごくありがたいことですよね。
――春夏はフィッシングやトレッキング、冬はパウダー・ツアーなどのガイドも努めていらっしゃいますが、おもにどんな方々が参加されているのですか?
ちょうど今はグリーン・シーズンですから、トレッキングとフィッシングがメインなんですけど、男女比はキレイに半々に分かれますね。年齢層も下は20代前半から、カップルもいれば女の子2~3人のグループも多いですね。皆さんFacebookやお店のWebサイトを見て参加してくれています。
――経験者の方も多いんじゃないですか?
実は、参加者の8割くらいは未経験なんですよ! 僕もビックリしたんですけど、「トレッキングをしよう」「フィッシングを楽しもう」といったキーワードで募集はしてないんですよね。アウトドアを楽しく歩いて、川の水でコーヒーを淹れてランチを食べて、実はそこでハンティングもできるんだよ――っていう新しい「発見」をさせてあげられたら良いなと思っていて。僕がガイドする雑魚川(ざこがわ)は一般の人だとなかなか行けないフィールドで、日本でいちばん最南端にある「混じり気のない川」なんです。だから放流もしていないし、自然産卵のネイティヴな魚しか泳いでいませんから、原種のイワナが釣れるスポットとしても有名ですよ。
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