【第2弾】冬でもSUP!Jeep®オーナーの藤村育三さんが企画する本物のアドベンチャートリップ
暗闇の中、一心同体でゴールを目指す。
これが最後に撮れた写真。このあとは暗闇。都会にすんでいると滅多にお目にかかれない本当の暗闇。
浅瀬や障害物が多く、暗闇の中なんとか足の裏に伝わる水の流れを感じ、川の流れているところ(ラインと呼ぶ)を探しながら進む。真っ暗な中皆でぴったりくっついて縦一列のフォーメンションを組み、前の人が通った全くおなじところを通ってもらう。この時、僕たちみんな文字通り一心同体、皆が一つとなった瞬間。少しでも離れると前の人が見えなくなるので後ろが離れたらすぐにペースを落とす。ますます進むスピードが落ちるがどうせもう日が暮れているので急ぐこともない。しかもみんな変にハイテンションになり奇声や笑いが絶え間なく暗闇に飛び交う。真っ暗になると人ってこんなにもテンションがあがるのか?それとも危険を回避するために分泌されたアドレナリンが作用しているのか?
いずれにしろ皆元気になってよかった。
ふと空を見上げれば天の川がはっきり見える満天の星空。
「最高な仲間達と満天の星空のもと笑いながら漆黒のジャングルの川を下る」こんなシチュエーションは人生なかなか出会えないと思う。そんな希有な体験をできる幸せを感じつつさらに何時間も漕ぐ。
そして、出発してから8時間後の夜10時半。全員無事にゴールし皆で抱き合いながら成功を喜ぶ。
約35km、8時間のアドベンチャー川下り、みんなリタイヤせずに完走お疲れさまでした!
(疲れても何しても途中でリタイヤできない環境だからやるしかないんだけど)
SUPを初めて3日目なのにこんなに漕いだ女性メンバー二人!本当にすごいですね!今度やるときは前日にタリカパに泊まって早朝出発しましょうね。危ないから。天の川もくっきり見える満天の星の下で行う川下りはこれが最初で最後。記念すべき第一回目のメンバー達だけの伝説にしておきましょう。
ベースロッジに戻ってみんなでむさぼるように晩ご飯。長い一日でした。明日はいよいよ村から村へ渡るリアル・アドベンチャー・トリップ!みんな朝起きれるのか?最終回となる次回でお伝えします・・・お楽しみに!!
※イベントは終了しました。
Edit & Text: 藤村育三 Photos: 藤村育三