【第2弾】冬でもSUP!Jeep®オーナーの藤村育三さんが企画する本物のアドベンチャートリップ
漕いでいると川沿いの草むらから子供達がひょっこりあらわれて歓声を送ってくれます。(と思う)
2〜3時間の川下りだと思っていたので軽装備。バックパックの中には2リットルの水、虫除け、ファーストエイドキット、カメラだけ。
2時間をすぎたあたりからメンバーが「あとどのくらい?」って頻繁に聞くようになってきました。聞かれる度にPNG流に「もうちょっとだよ!」と答える僕。意外なことに今回の旅で初めてSUPに挑戦したサキちゃんが全く疲れを見せずに元気にパドルしてます!力に頼らずきちんと体幹をつかってしなやかに漕いでいるのでしょう、男どもはすでにバテてる人もいるのに。ちなみに常に水上でバランスをとらなければいけないSUPは体幹を鍛えるのに最適です。いろんな競技のプロの選手がオフシーズンのクロストレーニングとしてSUPを取り入れているようです。
日が暮れるまでにゴール出来るのか?
持参した水もすでになくなり、3時間過ぎるとみな無口に。一緒に川を下っているテュピラ村のクルーが僕たちのために川沿いにあるパパイヤとココナッツをとってきてくれる。水分と食料補給でまたみんなすこし元気になるが、「日が暮れるまでにゴール出来るのか?」このあたりから皆の間に不安な空気が漂い始めます。
僕はもう日没まで間に合わないと確信し、どうやって真っ暗闇の中下るかを考え始めます。満月だったらまったく問題なく月明かりで川が見えるのですが、今日は満月じゃない上にちょっと曇り気味。このまま夜になると漆黒に。真っ暗闇のなかの川下りなんて考えるだけで、ワクワクします!