【第2弾】冬でもSUP!Jeep®オーナーの藤村育三さんが企画する本物のアドベンチャートリップ
川の上流、高台の開けた地にあるタリカパ村は海沿いの村とはまた違った良さがありついゆっくりしてしまう。セレモニーのあと村人たちとのんびりおしゃべりしていると、テュピラ村から一緒に来てくれたドミニクが近寄ってきて「結構川下りの距離が長いからそろそろ行かないとヤバいよ」って。
のんびりしているPNG人に急かされたこの時点で実はイヤな予感が半分確信に。
当初スタート地点として予定していたウェラカカ村より「ちょっと」どころかだいぶ上流にこのタリカパ村は位置しているのでは?
5月に視察に来た時にドミニクと2人でいろんな川下りのルートをリサーチしました。ウェラカカワ村からスタートするコースは比較的簡単でだいたい2時間でゴールの海まで着きますが、ここからウェラカカワ村までどのくらい離れているのか彼に聞くと「遠くはないけど近くもない」という具体性のかけらもない答えが。「川を下って行ったらどのくらいかかるかな?」と逆に聞かれる始末。誰もやったことがないので全く検討もつかないが、この時点で午後2時近く。まあ2倍かかったとしても何とか日没までには間に合うだろうと速攻出発!
ゴールは海!いよいよ出発です。
村人に見送られ元気よく出発。海岸沿いの村とちがいほとんど外国人がこない、というか多分来た事のない村なので皆もの珍しいようで、見送ってくれた後も子供達は川沿いを走ってついてきたりします。
浅瀬にフィンがぶつかって折れたのを修理したり、浅すぎるところはボードを担いで歩いたり、木陰で休んだりしながら川を下って行きます。一番遅い人のペースに合わせてゆっくりと景色を楽しみながら。