雪山の奥へと導く『Jeep® Wrangler』 プロスノーボーダーたちのバックカントリースノーセッション!
ライダーたちとのおたがいを高め合うセッション
ツアー会社を設立し、湯沢町山岳救助隊にも籍を置く南雲にとって、かぐらの山は自分が生まれ育った庭のようなフィールドだ。
関口もまた、湯沢が地元であり、かぐらは勝手知ったるフィールド。ベテランの南雲は、まさにいぶし銀という言葉が相応しい、じつに優雅でまるで大きな波に乗るようなスタイルでスプレーを飛ばしている。
関口も近年熱を入れているバックカントリーで、パウダージャンプなどアグレッシブにバンクとの対話を愉しんでいる。
現役時代は湯沢をベースに活躍していた安藤にとっても、そんなふたりのじつに彼ららしいスタイルを見て、どんどんフィールドにシンクロしていく自分を感じていた。机上の空論だけではライダーとの信頼関係は築けない。
安藤は時間の許す限りライダーたちといっしょにライディングすることで、その感覚を共有しチームをまとめてきた。もちろん安藤や関口もともにパウダーをシェアしながらそれを感じていたことはいうまでもない。
たがいがたがいを刺激し合い、セクションを越えるごとにどんどん高め合っていく、そんな最高のセッションがすぎていった。あっという間だけれど、なによりも濃密な時間の共有がそこにはあった。
セッションを終えてかぐらスキー場の駐車場に戻ってくると、午後から上がった気温によって、朝まで積もっていた雪はほとんど解けていた。
黒々としたアスファルトの上に凛とした佇まいで『Jeep® Wrangler Unlimited Sahara』が待っている。そんな『サロモン』号の姿を見て、だれからともなく「やっぱりかっこいいな!」とため息を漏らす。イベント会場やトレードショーなど、いつもブースのアイコンとして展示されているこの『Jeep® Wrangler Unlimited Sahara』は、ライダーたちからもいつも羨望の眼差しで見られている。「やっぱりこの無骨な感じがいいよね」、「やっぱり走りがいいよ。四駆の切り替えも楽だし」、「コイツならどこへでも行ける」。
そんな話で盛り上がりながら、ボードの雪を払いラゲッジルームに積み込んだ。3人分のボードとブーツ、それにバックパックや着替えなど、乱雑に積み込んでも十分に余裕がある。
改めて安藤はステレオから音楽を流し始めた。来るときには忘れてしまっていたロックの心地いいリズムが、3人のほどよい疲れに染み込んでいった。
最高のセッションが終わった。あのセッションから半年以上がすぎ、また新しいシーズンがやってくる。もう北の山では新しい雪が降り始めている。また相棒の『Jeep® Wrangler Unlimited Sahara』で白銀のフィールドへと通う日々が始まろうとしている。
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