Jeepアベンジャーで行く!“クルマもヒトも充電する旅”へ──あなたの休息地『Render Fika Sammu』
アウトドア好きやアクティブ思考の人間にとってかつての目的地は、キャンプ場であり、温泉地であり、観光地であり、グルメの名所だった。しかし、クルマという存在そのものへの価値観が変わりつつある現代では、旅の本質も少しずつカタチを変えている。“クルマもヒトも充電する旅へ”──Jeepの歴史上で初の100%電気自動車『ジープ アベンジャー(Jeep Avenger)』に乗って、千葉県山武市の森林に囲まれたキャンプ複合施設『Render Fika Sammu』に向かった。
都市と自然、舗装道路と林道、日常と非日常をシームレスに繋ぐアベンジャー
2024年に日本で販売を開始した、Jeep初の100%電気自動車〈バッテリー式EV〉の『ジープ アベンジャー(Jeep Avenger)』は、混み合った街中をはじめとした都市部の移動にフィットするサイズ感と、Jeepらしい無骨なDNAを併せ持つ一台。環境意識の高まりとともに、「次に選ぶなら電動Jeep」という声も多く、SUVの新定番として注目を浴びている。
そして電気自動車を選択するオーナーにとって、旅行先での“充電スポット”選びは課題であり、さらに「どこで充電して何をするか」も重要。その答えを提示してくれるのが、今回の旅の目的地である『Render Fika Sammu(レンダーフィーカ・サンム)』なのかもしれない。
東京都心から約90分。アクアラインや東関東自動車道などを通れば、快適なドライブコースが続く。EVとしての機能性はもちろん、Jeepらしいタフネスも備えるアベンジャー。その走行性能は、都市と自然、舗装道路と林道、日常と非日常をシームレスに繋いでくれる。
都市の喧騒を離れ、視界いっぱいに広がる田園風景を抜けた先に、森に抱かれた静かなキャンプサイトが現れた。今回は、ただのキャンプ場でも宿泊施設でもない、“整える”ことに特化した特別なフィールド『Render Fika Sammu』で新しい旅のカタチを体験してみよう。
クルマを充電しながら、趣向の異なるサウナでカラダのバッテリーも満たす
『Render Fika Sammu』が位置するのは千葉県山武市の北部で、360度を豊かな森林に囲まれ、まるで北欧にいるかのような落ち着いた環境で、森林浴のような感覚を存分に堪能できる。そして施設名に込められた意味は、「再構築(Render)」と「ひと息つく(Fika:スウェーデン語)」。日々の忙しさで失われた“間”を取り戻すには、うってつけの場所と言えるだろう。
また、この場所はEV充電スタンドを完備しているのが特徴。現地に着いたらアベンジャーを充電器に繋ぎ、自分自身は自然と調和する時間へ。カラダとクルマ、両方のバッテリーを満たす旅。それが今回のテーマだ。
そして、このスポットの象徴とも言えるのが、2種類の完全貸し切りサウナ。
まず 「緑霞(りょくか)」は、木の香りに包まれた癒やしの空間。ガラス張りのサウナ室から木立を一望できる設計は、やわらかな自然光が差し込み、時間帯によって光の陰影が緩やかに変化していく。薪ストーブの柔らかな熱とアロマの香り、鳥のさえずりに耳を澄ませながら、深く呼吸を整える──それはまるで自然のリビングルームにいるような心地良さだ。
ロウリュを自分のペースで楽しんだ後は、天然の井戸水を使った水風呂へ。温冷交代浴の爽快感に身を委ねたら、外気浴スペースで風を感じながら“ととのい”のピークへ。サンベッドに横になって見上げる空。この極上の空間においては、スマホも時計も不要となる。
もうひとつのサウナ「木燠(もくおう)」は、薪ストーブの熱量と香りをダイレクトに感じられる力強い空間。セルフロウリュが可能で、好みに応じて湿度や温度を調整できる上級者向けの設計となっている。杉材で囲まれた室内にこもる熱、心地よく響く薪の音、自分だけの呼吸音。それはまさに“禅”のような時間であり、喧騒からの完全なる切り離しを促す装置でもある。
こちらのスペースでも、開放的な水風呂と外気浴を味わえる。自分の内側と向き合いたい時間に最適で、サウナ愛好者からは「心のスイッチを切り替える場」として評判が高い。
『Render Fika Sammu』に訪れなければ得られない贅沢。ぜひこのスポットを訪れた際は、心の赴くまま思う存分、趣向を凝らしたサウナの醍醐味を堪能してほしい。
初心者も安心のホスピタリティ。グランピング&じゃぶじゃぶ池もOPEN
アウトドア施設と聞くと、キャンプ初心者からすると「準備が大変そう」と構えてしまう人も多いかもしれない。しかし『Render Fika Sammu』では、その心配はまったく不要だ。
キャンプサイトには、タープ・焚き火台・寝具・テーブル・チェアなどがフル装備されており、まさに“手ぶらアウトドア”の極み。ある意味、Jeepから道具を出す必要すらない。クルマから降りて、そのまま焚き火台の前に座れる気軽さは格別だ。
事前予約で利用できるプライベートサウナや貸し切り風呂も、タオルやサンダルはもちろん、アメニティやドリンクまで用意されている。そのため手ぶらで訪れても、すぐに“ととのい”の時間へシフトできるのがうれしいポイントだ。 食事メニューも充実しており、地元の食材を使ったBBQセットや、アウトドア飯とは思えないクオリティのグルメメニューが揃う。
▲写真協力:Render Fika Sammu
また、Jeepオーナーに多い愛犬家にとっては、旅先で「犬と一緒に泊まれるかどうか」も重要だ。その点で『Render Fika Sammu』は、愛犬という“家族”と共に快適に過ごせる空間づくりにも抜かりがなく“ドッグラン付きキャンプサイト”が待ち構える。
▲写真協力:Render Fika Sammu
専用の広々としたエリアには柵が施されており、犬たちはリードを外して自由に走り回ることが可能。しかも、テントスペースと地続きの設計なので、視線の先には常に愛犬の姿があるという安心感もある。また、犬用の設備や備品(給水ボウルやマナー袋など)も完備しているため、犬連れファミリーにとって、初めてのアウトドアには最適な環境と言えるだろう。
そしてこの夏、「森林のグランピング」と「森の中のじゃぶじゃぶ池」が新たに誕生。
「森林のグランピング」はエアコンとプロジェクター付きの快適な環境で、九十九里のBBQセットを味わえ、離れの貸切サウナ&貸切露天風呂も楽しめるというプラン。アウトドアに慣れていない人や、小さな子ども連れで行きたい家族にぴったりのサービスだ。
▲貸切サウナとは別に貸切露天風呂も。
一方で「森の中のじゃぶじゃぶ池」は、人用とドッグ用の2箇所が新たに設置。既にこの施設にあったキッズ向けの遊具エリア(砂場・丸太のステップ・平均台)以外の選択肢として、木漏れ日の涼しい環境の中で、小さな子どももリードフリーの愛犬も目一杯遊べる。
▲写真協力:Render Fika Sammu
そしてこちらに訪れたら、焚き火や足湯も魅力のひとつ。夕暮れ時、サウナの後の“ととのい”タイムには、薪がはぜる音と共に、ゆったりとした時間が流れる。サウナ、水風呂、焚き火、星空。『Render Fika Sammu』は、心の声にじっくり耳を傾けられる場所なのだ。
▲写真協力:Render Fika Sammu
充電を終えて再び走り出す、あなたとアベンジャーは新たな日常へ
今回の旅は、アベンジャーと『Render Fika Sammu』を組み合わせた、新たなライフスタイルの提案だ。 現時点では、EVの航続距離や充電インフラに不安を持つ人もいるかもしれない。しかし、今回訪れた『Render Fika Sammu』のように「EVの充電スポット」と「魅力的な滞在体験」がセットになっていれば、むしろそれは旅の大きな楽しみとなる。
クルマを停めてただ待つのではなく、その時間を自分自身のケアや、家族・仲間との共有時間に充てられる。充電という機能的な行為が、旅の体験価値そのものへと昇華できるのだ。
『Render Fika Sammu』で過ごす1日は、決して派手なものではない。けれどその静けさと温度が、心と体にじんわりと染み込んでくる。そしてアベンジャーの運転のしやすさ、スマートなインテリア、静かな走行音は、サウナで整ったあとの感覚とどこかリンクする。さらに都会へと戻っても、その時間や感覚を、ふとした瞬間にきっと思い出すことだろう。
たっぷりと充電を終えて再び走り出す、ヒトとクルマ、あなたとアベンジャー。新たな日常に戻るための“リセット”旅を、この夏、あなたも見つけてみてはいかがだろうか。
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Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:後藤 薫