プラグインハイブリッド車『Jeep Renegade 4xe（ジープ レネゲード フォーバイイー）』の今秋デビューに合わせてスタートしたJeep×MUTEK.JPのコラボキャンペーン！その魅力に迫る全4回連動企画のVol.3では、Vol.2に続いてJeepの“新しい自由と冒険”をデジタルアートで表現する7組のe-Creatorsのうち、3組をご紹介する。

今秋デビューのプラグインハイブリッド車『Jeep Renegade 4xe（ジープ レネゲード フォーバイイー）』とともに動き出したJeep×MUTEK.JPのコラボ・キャンペーン「Jeep Real Hybrid e-Creators」。RealStyleではこのキャンペーンの魅力を探る全4回の連動企画をお届け中！

写真協力：FCAジャパン株式会社

Vol.3では前回のVol.2に続き、MUTEK.JPから選ばれたe-Creatorsに実施したアンケートのうち3組をご紹介する。果たしてe-Creatorsは『Jeep Renegade 4xe』をどのようなイメージ＆テーマで表現しようとしているのか？ このキャンペーンでは一般＆特別投票で選ばれた1組のe-Creatorsが2021年のJeepのe-Creatorになることも決定しているため、作品紹介＆投票の始まる9月中旬の前にチェック！

①Manami Sakamoto / VJ MANAMI ＆ Sakiko Osawa
Manami Sakamoto / VJ MANAMI

ニューノーマルな時代に自分たちなりの共存の形を表現

Q.MUTEK.JPで過去にコラボレーションした代表的な実績を教えてください。
FORMULA E EXTRA BOOST×MUTEK.JP with Sakiko Osawa
その他、自分自身の経験／MUTEK.JP 2019 with LADA,Ikebukuro GLOBAL MUSEUM with Sakura Tsuruta

Q.Jeepおよび今秋にデビューするJeep Renegade 4xeの印象を教えてください。
Jeep Renegade 4xeについては、初見で力強さの中にも洗練さを感じるハイクオリティなデザインだなと感じました。ELECTRICモードなど新しいシステムや内装も細やかな心使いが感じられ、自然との共存を体現しているように思いました。これまでのJeepのアウトドアな要素も感じられつつ新しい時代にマッチしている、まさに進化したハイブリッドカーの印象です。

Q.“新しい自由と冒険”というテーマをどのように解釈していますか？
今世界中で起きている状況を言語化したようなテーマだと思います。一見いろいろなことが困難な状況に見える今でも、見方を変えれば新しい自由と冒険を経験できるチャンスだと思っています。このテーマはとても広く大きいものですが、広く大きいからこそ、いかようにでも変われる可能性と新しく未来を作っていけることへの期待を込めたテーマなのだと解釈しています。

Q.キャンペーンで制作するコラボレーション作品で表現したいことは何ですか？
今回の作品の大きなコンセプトとしては、“変化”“共存”の2つを軸に作品を制作しています。ニューノーマルな時代に変化している今だからこそ感じることができる感情や環境を元に、自分たちなりの共存の形を表現できればと思っています。

Q.Jeepとのコラボレーションで期待していることを教えてください。
Jeepの変化と自分自身の変化が“共存”した先に、初めて出来上がる効果に期待しています。きっと自分自身が想像していなかった未来にまた冒険できるのだろうと楽しみにしています。

Sakiko Osawa

自由に冒険しながら作り上げていくアートの表現の場

Q.MUTEK.JPで過去にコラボレーションした代表的な実績を教えてください。
FORMULA E EXTRA BOOST×MUTEK.JP with Manami Sakamoto VJ MANAMI

Q.Jeepおよび今秋にデビューするJeep Renegade 4xeの印象を教えてください。
Jeepと聞いて思い付くのはアウトドアなイメージなのですが、Renegade 4xeはそのイメージと同時にシティな雰囲気も感じました。

Q.“新しい自由と冒険”というテーマをどのように解釈していますか？
真っ白なキャンバスに初めて線を引くときのような緊張感と高揚感、というイメージを思いました。

Q.キャンペーンで制作するコラボレーション作品で表現したいことは何ですか？
静と動を音で表現できればと思っています。

Q.Jeepとのコラボレーションで期待していることを教えてください。
数年先の将来に期待できる人たちが少しでも増えることです。自由に冒険しながら作り上げていくアートの表現の場として、たくさんの冒険に出会えることを楽しみにしています。

PROFILE
Manami Sakamoto / VJ MANAMI & Sakiko Osawa

写真左：Manami Sakamoto / VJ MANAMI、写真右：Sakiko Osawa

Manami Sakamoto / VJ MANAMI

「Awakenings Festival」（アムステルダム）、「NOT YET FREE」（ニューヨーク）、「Zouk Out」（シンガポール）等海外での様々なフェスティバルにVJとして出演。国内では「Fuji Rock Festival」にVJで出演すると共にFuji Rock Festival” 19のコンセプトビジュアルを担当。「Summer Sonic」、「Ultra Japan」、「MUTEK . JP」などのフェスティバル、都内クラブイベントにも出演している。ジャンルや枠にとらわれないボーダレスな世界観、VJならではの空間演出されたデザイン性の高い映像が評価されている。

Sakiko Osawa

DJ＆クリエイター 日本大学芸術学部音楽学科卒。2014年にミュージック・ブランド「OIRAN MUSIC」設立と同時に、オランダ・アムステルダム ”7 Stars Music” から「Tokyo Disco Beat」で世界配信デビュー。iTunes エレクトロニック アルバムチャートにて2位を記録。また、ソリッドでありながら、艶やかなジャパニーズ・ビューティを連想させるサウンドを持ち味に、System 7の名曲「Positive Noise」や、starRo「カクレンボ feat. Chara」 など幅広いジャンルの楽曲のリミックスワークを担当。DJとして国内外の様々なクラブやパーティ、フェスに多数出演。
http://oiranmusic.com/sakikoosawa
https://soundcloud.com/sakikoosawa

②NAOTO TSUJITA（UMBRA / six）

経験し、記憶する連続した一つの凝縮された時間とその経過

Q.MUTEK.JPで過去にコラボレーションした代表的な実績を教えてください。
2018年に渋谷のWWWXで開催されたMUTEK×RAに出演した時の、LemnaさんとのA/Vコラボレーションライヴがとても印象に残っています。僕自身、MUTEKへの出演はこの時が初めてだったんですが、Lemnaさんという素晴らしいアーティストとのコラボレーションのきっかけをもらえたという意味でもとても感謝しています。今振り返っても、彼女との当日までの緻密な打ち合わせやコンセプトから描いたストーリー性が、当日の現場でディテールにまで反映されていて独特の世界観が表現できたのではと思っています。

Q.Jeepおよび今秋にデビューするJeep Renegade 4xeの印象を教えてください。
これまでのワイルドで武骨なイメージが強かったJeepにきめ細やかさや洗練されたディティールがプラスされ、Jeep Renegade 4xeが走り抜けた後に新しい時代のカルチャーやシーンが生まれてくるような印象を受けました。

Q.“新しい自由と冒険”というテーマをどのように解釈していますか？
新しさは古いものから生まれると考えていて。温故知新というか。その中で自由と冒険というものをプラスしていく僕の解釈としては、“開拓していく、切り開いていく”ということ。決して乱暴な意味ではなく、過去を踏まえた上で固定概念にとらわれない感覚です。今回の僕の作品にもそうした部分は感覚的に反映させようと試みています。

Q.キャンペーンで制作するコラボレーション作品で表現したいことは何ですか？
時間です。大自然の中や都会的なドライブという対比されがちな事柄を全部ひっくるめて、“Jeep Renegade 4xeを運転する人が経験し、記憶する連続した一つの凝縮された時間とその経過”が大きな表現テーマです。時間を表現するための演出では、日本の絵巻物を一つのニュアンスとして取り入れようと考えていて、Jeep Renegade 4xeというクルマの力強い走り自体を一方向に向かう大きな一つのエネルギーとして捉え、そこにPHEVというテクニカルな繊細さをプラスすることで、ロケーションの違いによって生まれる感じ方の異なったさまざまな世界観を一つのストーリーとして表現しようと考えています。今回もLemnaさんにオリジナルトラックを制作してもらいましたが、A/V作品ということで。映像だけでは表現しきれない部分をトラックで補完しながら一緒にストーリーを構成しています。

Q.Jeepとのコラボレーションで期待していることを教えてください。
まずこうした機会にお声がけしてもらえたことに感謝しています。その上で自分自身の独自解釈からの映像表現による意図と、Jeep Renegade 4xeのコンセプチャルな部分のリンクを見つけた時に純粋な面白さを感じました。そうした感覚的な側面の一つが、作品を観る人の中でもJeep Renegade 4xeの姿にリンクしていると感じてほしいです。

PROFILE
NAOTO TSUJITA（UMBRA / six）

VJ/Visual Artist。NAOTO TSUJITAの映像表現は影と光である。白と黒の画面構成をドグマとし、それが自身の持つミニマル / テクノに対する美意識をもとに、隆起するグルーヴを表現する。2018年11月にはWWW Xで開催された「MUTEK.JP x RA」に出演を果たしLemnaとのコンセプチュアルなA/Vライブパフォーマンスを展開、翌年2019年2月には「DIGITAL CHOC × MUTEK.JP」にAKIKO KIYAMAとのA/Vライブパフォーマンスと、立て続けに出演を果たした。また同年夏に瀬戸内国際芸術祭2019の作品として誕生したサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」には38プログラム中4つの配信にVJとして参加するなどその活動は多岐にわたる。
https://naototsujita.com
https://jp.residentadvisor.net/features/3346

③Kaoru Tanaka（VELVET NUMBER）/ 田中薫

景色から音が聴こえ、音から景色が見えてくるようなもの

Q.MUTEK.JPで過去にコラボレーションした代表的な実績を教えてください。
今回が初めてです。

Q.Jeepおよび今秋にデビューするJeep Renegade 4xeの印象を教えてください。
クールでありながら力強く洗練されたイメージです。

Q.“新しい自由と冒険”というテーマをどのように解釈していますか？
新しいエネルギー（技術）のJeepによって環境負荷を減らしながらも、自分自身が皆、冒険家になって自然や環境と接する新しい体験ができるように思いました。

Q.キャンペーンで制作するコラボレーション作品で表現したいことは何ですか？
“頭の中でイメージする風景から現実の彩のある世界へ、静から動へ、都市から自然へと高揚していくような冒険へ”というテーマに、ハイブリッドプラグインのパワフルさが原動力になるようなコラボレーション作品として表現したいと思いました。景色から音が聴こえ、音から景色が見えてくるようなものを目指しました。

Q.Jeepとのコラボレーションで期待していることを教えてください。
自分の作品がJeep Renegade 4xeの世界観とシンクロするとうれしいです。

PROFILE
Kaoru Tanaka（VELVET NUMBER）/ 田中薫

“田中薫”名義では、TouchDesignerを用いてインスタレーションや映像、リアルタイムインタラクティブ作品などを制作。実験と反復を繰り返し、瞬時にビジュアルフィードバックを得ることで生命力を感じる行動を独特な世界観で可視化している。また、”VELVET NUMBER”として、施設等にある体験型のシステムやコンテンツなどの開発、インタラクティブなメディアシステム構築、建築物や空間へのプロジェクション、ライブビジュアルなどに関わる。
「NEORT：Neo Visual Art Collection」出展　「Tokyo Developer’s Study Weekend」で客演講師
http://www.velvet-number.com/

9月中旬の作品紹介＆投票の前に、連動企画のラストもチェック！

Vol.2＆3ではe-CreatorsのJeep Renegade 4xeへの印象や、今回のコラボ・キャンペーンで制作している作品のテーマなどに迫ってきたが、どのアーティストたちの言葉からも、Jeepという魅力的な素材を自らのデジタルアートの手法で表現することへのワクワク感が伝わってきた。次回、連動企画のラストを飾るVol.4もお見逃しなく！

写真協力：FCAジャパン株式会社

Text：ラスカル（NaNo.works）
Photos：MUTEK.JP