【全4回連動企画・Vol.1】Jeep Renegade 4xeのデビュー&キャンペーン始動!Jeepの新しい自由と冒険をデジタルアートで表現する“MUTEK.JP”とは?
次世代へと進化するプラグインハイブリッド車『Jeep Renegade 4xe(ジープ レネゲード フォーバイイー)』の今秋デビューに合わせて、電子音楽&デジタルアートを軸に文化芸術活動を行う『MUTEK.JP』とのコラボキャンペーンがスタート!RealStyleでは全4回の連動企画でその魅力に迫る。
従来のガソリンエンジンに“電気モーター”を融合させたプラグインハイブリッド車『Jeep Renegade 4xe(ジープ レネゲード フォーバイイー)』が今秋デビュー! そしてこの次世代Jeepの先駆けとなるモデルの登場に合わせて、Jeepの新しい自由と冒険の世界を、デジタルアートで表現するキャンペーン「Jeep Real Hybrid e-Creators」が始動する。このキャンペーンでJeepとコラボレーションするのが、電子音楽やデジタルアートを軸に文化芸術活動を行う『MUTEK.JP』。RealStyleではこのキャンペーンの全貌に迫るべく、全4回の連動企画をお届け。Vol.1ではMUTEK.JPの代表・岩波秀一郎氏、アーティスト&コミュニケーションディレクターのモーリス・ジョーンズ氏、クリエイティブディレクターの竹川潤一氏にインタビューを敢行! 次世代へと進化するJeepとキャンペーンの魅力を探っていく。
多くの共通の価値観を持つJeepとMUTEK.JPのコラボレーションへの期待感
「MUTEK.JPはデジタルクリエイティビティの創造・開発をテーマに、電子音楽やデジタルアートなどを通して文化芸術活動を行う団体です。2000年にカナダのモントリオールでスタートし、現在では世界7ヵ国で活動していて、日本では2016年にローンチしました。我々はクリエイターやアーティストを束ねるプラットフォームを持っていまして、そのクリエイターやアーティストたちが、さまざまなフェスへの参加や企業・ブランドとのコラボレーションを行っています」(岩波)
“最先端”という言葉を体現するMUTEK.JPとJeepが、“新しい自由と冒険”をテーマにコラボレーションする今回の「Jeep Real Hybrid e-creators」。まずこの両者が結び付いたきっかけには、MUTEK.JPのアーティスティックディレクターであり、岩波氏や竹川氏とともにMUTEK.JPの活動をけん引するモーリス氏の存在があった。
「Jeepさんから初のPHEVモデルである新しいJeep Renegade 4xeのリリースとJeep Real Hybrid e-creators企画について提案があったとき、ぜひコラボレーションの可能性を探求したいと興味を持ちました。そしてJeepブランドとMUTEK.JPは多くの共通の価値観を持っていることを発見しました。それは日本のコミュニティを国際的な視点でサポートし、世界へ発信すること。そして都市と自然の環境を超えて、私たちの伝統を尊重しながらデジタルの未来を想像することにあります」(モーリス)
Jeepとデジタルアートの融合。大自然との親和性が高いイメージのあるJeepだが、昨今のデジタルクリエイターたちの変化をふまえて、このコラボレーションの相性の良さに期待感を高めている。
安全性と走破性。都市と自然。革新的な方法で未来を受け入れた次世代モデル
Jeep Renegade 4xeは、動力を配給するガソリンエンジンと電気モーターで構成されるハイブリッドプラグインシステムを装備。そのスマートテクノロジーに加えて、Jeepの醍醐味の一つでもある動力性能も進化している。電気を使うことによって行けなかった場所にも行ける──それは例えば尾瀬のような環境への配慮が必要な場所にも、Jeepが行けるようになることを意味するとともに、まだ見ぬライフスタイルを提案する一台ともいえるだろう。
「プラグインハイブリッドの安全性とオフロードの走破性を向上するということに関しては、ものすごく都会に合った機能性を持つ新しいクルマだなという印象を受けました。あと環境問題に取り組むことが不可欠のこの時代に必要とされるエコカーであり、都会でも郊外でも新しい体験価値を創出できるクルマだと思います。その意味でも今回のテーマである“新しい自由と冒険の世界”を楽しめるクルマなのではないでしょうか」(岩波)
そしてモーリス氏は、4xeに関して「Jeepブランドとして非常に賢明な進展と開発であったと思います」と前置きした上で、Jeepブランドにおける揺るぎない伝統と未来への挑戦にリスペクトを送っている。
「周りの多くのブランドが電気自動車の分野に参入しているからといって、Jeepはその圧力から急いで市場に参入することはしませんでした。むしろJeepは一歩下がって状況を注意深く分析し、ついにJeepの価値観に忠実な製品を開発すると同時に、革新的な方法で未来を受け入れました。したがってこの新しいモデルは、燃焼エンジンvs電気エンジンという点だけでなく、このクルマが表す価値においてもハイブリッドになり、Jeepの確固たる伝統と電気の未来への革新的な見通しを結び付けたと思います」(モーリス)
“新しい自由と冒険”をテーマに、Jeep Renegade 4xeが生み出す豊かな体験価値
今回のJeep Real Hybrid e-creatorsでは、MUTEK.JPから選ばれた7人のe-Creatorsが“新しい自由と冒険”をテーマに作品を制作。そのすべての作品で2020年9月14日(月)から10月12日(月)にかけて一般投票と特別投票を実施し、選ばれた1名のアーティストは2021年のJeepのe-Creatorを務めることになる。
「私たちは過去数年間、選出したそれぞれのアーティストの成長と密接に関わっており、選ばれたアーティストのほとんどは過去に何らかの形でMUTEK.JPフェスティバルに携わっています。この企画に参加することにより、選ばれたアーティストの1人1人がハイブリッド性のトピックを中心に、意味のあるアートワークを作成する機会となるだろうと確信しました」(モーリス)
JeepとMUTEK.JPのコラボレーションによる次世代への挑戦。加えてその“次世代”という言葉の捉え方も時代とともに変化しつつあり、「テクノロジーありきのものではなくなっている」と竹川氏は語る。
「僕は心とか精神性とか自然へのリスペクトが伴っていてこそ次世代だと思うんですよ。そういうことは今回の話がスタートしてから学べている部分がある。今回のような試みを広告的なコラボレーションではなくJeepさんと我々が共に作っていくことで、単なるテクノロジーだけでない産業革命が起きるんじゃないかなという期待はありますし、そういうものを起こしたいなと思っています」(竹川)
今秋にデビューするJeep Renegade 4xeそのものが、Jeepを愛する人たちにとって新鮮な姿に映るだろうが、さらにMUTEK.JPがレコメンドする7人のe-Creatorsたちによって、いまだ見たことのないJeepが今回のコラボレーションによって見られることだろう。
「まさにMUTEK.JPは2年前に“聴いたことのない音楽、見たことのない映像”という言葉をイベントのタイトルに使ったことがありました。今回も見たことのない作品がクリエイターから出てくることを期待していますし、制作過程を我々もまったく見ていないので楽しみにしています。また、今回のテーマである“新しい自由と冒険”は、MUTEK.JP自体がいつも言い続けている言葉でもあります。自由と冒険って歳を重ねれば重ねるほどなかなかできなくなっていく。こういう言葉をスローガンとして謳ってできるということは素晴らしいですし、今回のコラボレーションを通して豊かな体験価値が生みだせる可能性がある。“この4xeに乗った瞬間、自分は自由にどこへでも冒険していいんだ!”と思える価値こそ豊かなんじゃないかなと思います」
自由と冒険。その言葉を体現する両者だからこそ共鳴し、動き出したJeep® Real Hybrid e-Creators。RealStyle連動企画のVol.2とVol.3では、e-Creatorsに選ばれたアーティストたちをご紹介するので乞うご期待!
PROFILE
岩波 秀一郎(いわなみ・しゅういちろう)
MUTEK Japan / General Director
モーリス・ジョーンズ
MUTEK Japan / アーティスト&コミュニケーションディレクター
竹川 潤一(たけかわ・じゅんいち)
Creative Director
david watts inc./ MUTEK JPPAN / PEACE NIPPON
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Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:MUTEK.JP