NO JEEP®, NO LIFE
「僕の人生はJeep®抜きでは考えられない」
幼い頃にJeep®に魅せられ、それ以降ずっとJeep®とともに歩む水野氏。
様々なアウトドアスポーツを嗜みながら、
いまもJeep®を愛用し続けている。そんな水野氏のJeep®観に迫る。
僕にとってJeep®は人生そのもの。
ヴィンテージのワゴニア専門店『バディオート』の水野氏は、ワゴニアの他に『Grand Cherokee(グランド チェロキー)』、『Cherokee(チェロキー)』、『Wrangler(ラングラー)』などを愛用してきた生粋のJeep®党。
「幼い頃に叔父に乗せてもらった『CJゴールデンイーグル』が衝撃的でした。その影響でJeep®にはずっと特別な思い入れがあります」
そう語る水野氏は、新型『Cherokee』に注目している。元々はワゴニアの兄弟車として’74年にデビューした『Cherokee』。基本設計はワゴニアと同じであったが、ファミリー層に向けたワゴニアに対し、多感な若者も取り込んだ幅広い年齢層に向けて『Cherokee』は作られた。
「悪路も走れるJeep®の伝統を守りながら、タウンカーとしての洗練されたデザインと乗り味は、まさに『Cherokee』らしいところ。本来の魅力は、確実に受け継がれていますね」
そんな『Cherokee』を有するJeep®は、今年<Real Moment>という提案を行っている。つまりは、本気になれば、どこまでも楽しめるということ。この言葉は、水野氏にとって人生の表題といえるだろう。これまでの人生は、まさに<Real Moment>の連続だった。
ワゴニアの個人オーナーだった時代に、整備のために部品の個人輸入を始めた結果、周囲からの反響が大きく、遂には専門店『バディオート』を設立。そのワゴニアに似合う洋服を提案するため、店内を改装して作ったショップ『スターディ』は、評判となって今では人気のセレクトショップになった。革細工も当初は単なる趣味だったが、約6年前に理想のバッグを作ったところ、それが評判を呼び、『スターディ・ラゲッジ・サプライ』をスタート。今では海外のショップでも販売されており、昨年は民放の連続ドラマで主人公の衣装にも採用された。また、遊びだったトライアルバイクでは、練習と選手権出場を繰り返し、遂に念願の国際B級ライセンスを取得。今年から全日本選手権でさらなる飛躍を目指すことになった。
「性格上、趣味でもすぐに本気になってしまう。僕はどんな事に対しても<Real Moment>です。それは無意識のうちにJeep®から教わっていたのかもしれませんね」
●水野大册(みずのだいさく)さん
1960年代から’91年の最終モデルまでのワゴニア、グランドワゴニアを取り扱う『Buddy Auto』と、ヘリテージアメリカンな洋服のセレクトショップ『STURDY』のオーナー。
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