夏の苗場でボードウォーク・ボランティアキャンプを開催!Jeepが『Realの森』を通してサポートする『フジロックの森プロジェクト』
町ぐるみでフジロックを全力サポート!いざ“無事”ロック開催へ
午後の作業は、残りの廃材の運搬と釘抜きをしたのち、新たなボードウォークの敷板貼りへ。汗を拭いながら作業を進めていく参加者たちの中でとりわけ印象的だったのは、敷板の釘打ちをする子どもの姿。この子どもが成長し、フジロックに訪れ、再びこのボードウォークを歩く姿を想像すると胸が熱くなるとともに、ボランティアひとりひとりの努力と想いがフジロックを陰で支えていることを再確認した。
そして15時からは新たな取り組みとして、ボードウォークをインタープリター(自然の解説者)と歩く特別ワークショップを実施。インタープリター役を務めた川﨑公夫さんは鳥類のエキスパートで、『C.W.ニコル・アファンの森財団』で生き物調査や子どもたちに森の楽しさを伝える活動をしている。
まず川崎さんは苗場食堂前に集合した子どもたちに、動物や植物にまつわる豆知識を披露。そして双眼鏡の使い方をレクチャーしたのち、タカやトンビ、イヌワシなどの猛禽類を探しにグリーンステージ方面へ。途中、佐藤さんは木の実や動物のフン、クマの爪痕、キツツキの突いた痕など、目に付いた“自然の不思議”を子どもたちに解説。知らないこと・ものへ出会った子どもたちの目はキラキラと輝いていた。
作業がひと段落した段階で、ボランティアの方たちに参加した経緯やフジロックへのメッセージを聞いた。
大島さんファミリー
「新潟の上越が地元で、このキャンプに参加するのは前回に続いて2回目。元々は今日も一緒に来ている友人が参加していて、僕も参加するようになりました。今日は末っ子が体調を崩したので妻は来られなかったのですが、来ているふたりは4歳の双子です。フジロック自体は苗場でやるようになってからはほとんど参加していますね。フジロック開催あたりに4人目が生まれる予定なので、今年無事開催されればこの3人で行きます」
FUJIROCKERS.ORGメンバー
「フジロッカーズオルグはボードウォークのみならずフジロックをサポートしていて、今日のメンバーはここに何度も来ている人ばかり。このボランティアキャンプでは作業をしながら取材もしています。去年は開催されなかったけれど、あの時もグリーンステージの目の前で配信を見ている人とかがいて面白かったよね。今年はなんとか開催してほしい」(主宰・花房浩一さん)「“無事”ロック!」(メンバー一同)
8月にフジロック、そして生まれ変わったボードウォークで会おう!
『ボードウォーク・ボランティアキャンプ』に参加し、ボランティアや関係者の熱意に触れるたびに感じるのは、フジロックは音楽フェスという枠を越えて、街づくりの一環として地元民に愛されているということ。今回のボランティアキャンプで修復作業はほぼ完了し、開催までの間にメンテナンスを日々進めていく。あとはもう、無事にフジロックが開催されることを願うのみだ。生まれ変わったボードウォークは、2年ぶりの開催に心躍らせるフジロッカーたちに踏みしめられることを、今か今かと待ち侘びている。
今回使用したクルマ
『ジープ コンパス リミテッド(Jeep Compass Limited)』
コンパスに関連する他記事はこちら!
コンパスの写真はこちら!
商品に関するお問い合わせは、FCA ジャパン株式会社まで。
ジープ フリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
https://www.jeep-japan.com/
Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:大石 隼土