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2021.08.12

LAKE SUP & CAMP with Jeep Wrangler

涼と静を求め、清水豊かな青き湖へ

“質実剛健”という言葉が似合うラングラー

※特別な許可を得て、キャンプサイトへ車両を乗り入れています。

実際に触れみなければモノの本質はわからない。自らの好奇心を追求し続けてきた、白馬のアウトドアガイドが『ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン(Jeep Wrangler Unlimited Rubicon)』を体感。

「前から気になっていて、乗ってみたいと思っていたんです」

そう話しながらラングラーを興味深そうに眺めているのは、長野県白馬村のガイドカンパニー『マウカアウトドア』の代表を務める福島格(ふくしま・いたる)さん。『マウカアウトドア』では、春から秋は湖や川でのSUP、そして冬はゲレンデやバックカントリーでのスキー・スノーボードツアーを主催している。福島さんは同じ長野県内の野沢温泉村出身だが、アウトドアフィールドとしてのポテンシャルに魅せられ、2014年、この白馬に移住。その後、『マウカアウトドア』の活動をスタートさせた。

土地柄、クルマは生活の足となる必須道具だが、大量のギアを運ぶ関係もあり仕事の際は大型のバンを乗り回す。だが、日常においては乗り心地や運転のしやすさを求めてSUVを愛用しているそうだ。

「いま乗っているクルマに不満はないんですが、だいぶ走行距離が伸びてきたのもあり、買い替えを視野に入れているんです。だからほかのクルマにも目移りしちゃうんですが、スタイリングが魅力的なJeep、そのなかでも“質実剛健”という言葉が似合うラングラーは非常に気になっていました。だから、いいタイミングで乗れることになり、本当にワクワクしています」

ちょうどSUPシーズンが始まる初夏のとある日。仕事の合間を縫って、ラングラーでソロキャンプを楽しむことにした。福島さんが向かったのは青木湖。豊富な湧水で満たされ、全国有数の透明度を誇る湖だ。高まったテンションのまま、福島さんは運転席に乗り込んだ。

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▲スイッチが機能的に配備されたインストルメントパネル。まさに操縦という言葉がぴったり。

2 LAKE SUP & CAMP with Jeep Wrangler

▲手動で4×4のレンジ切り替えが可能な「セレクトラック フルタイム4×4システム」を搭載。雪道、悪路などで役立つ。

「軽く踏み込むだけでパワフルに加速してくれるのが気持ちいいですね。車重はありそうですけど、それをまったく感じさせず、変速も非常にスムーズ。あと、普段乗っているクルマよりタイヤが大きく、重心も高いと思うんですが、足回りのセッティングのおかげか安定感があります」

国道裏の交通量が少ない道を南へと駆けていくラングラー。右手には雪を戴いた後立山連峰がどっしりとそびえている。軽快に走り続け、しばらくすると日差しを細かく反射しキラキラと輝く湖面が見えてきた。青木湖だ。

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▲堂々たる体躯のラングラーと雄々しい山並みのコラボレーション。白馬鑓ヶ岳を背に。

「着いちゃいましたね。もうちょっと乗っていたかったですが(笑)。ラングラーってなにかが犠牲になっているんじゃないかと疑っていたんですが、そんなことなかったです。見た目に反してハンドリングが軽やかで、フロントの視界も想像以上に良いですね。乗っていてワクワクしますし、ストレスもないです」

ドライブモードが抜けきらない福島さんだが、ひと気のない湖を目にし、緩やかにパドリングモードへと切り替わっていった。

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▲人数や荷物の量に応じて後部座席を分割、倒して使える。

「この青木湖ってSUPツアーでもよく来るなじみの場所なんですよね。初めての人には、まずここで練習をしてもらって、それから流れが少しある川に出て体験してもらうんです。そうすると湖では見つからなかった課題が見つかるんで、今度はまた湖で練習。そうやって湖と川での体験を繰り返すことで、自然と上達していくんですよ。僕自身も同じです。川と湖での練習を重ねて技術を磨くので、静かな湖であってもいつも発見があるんですよね。冬だったら、ゲレンデとバックカントリーの滑りを交互にするのも同じこと。そうしていくことで、やりきるとか、飽きるという感覚がなく、常に新鮮な気持ちで楽しめるんです」

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▲鏡のように景色を映し出す湖上でパドリングを楽しむ。青木湖には川が流れ込んでおらず、湧水だけで湖が満たされている。

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▲フロントガラスの隅には、ラングラーが登場した1940年代のボディのシルエットが小さくあしらわれている。歴史を感じさせる、粋なデザイン。

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