DJ / プロデューサー・田中知之(FPM)さんが古着屋巡りのドライブで車に積んでいる愛用品10選【MY STANDARD】
田中知之さんがドライブで使用する日用品、古着屋巡りをするときに使うアイテムとは?
先日公開された「My Jeep®,My Life. ボクとJeep®の暮らしかた。」では、90年代から音楽活動を続けるFPMの田中知之さんが登場してくれました。この記事では、そんな田中さんのこだわりの私物をご紹介します。
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My Jeep®,My Life. ボクとJeep®の暮らしかた。DJ / プロデューサー・田中知之(FPM)
今回は、ドライブで使用するものや日用品、そして古着屋巡りをするときに使うアイテムなどを披露。音楽のみならず、ファッションに対する知識も豊富に持ち合わせる田中さんのこだわりは、並大抵のものではありませんでした。ということで、早速その私物の数々をご覧ください。
ヴィンテージのショートダッフル
「イギリス軍のロイヤルネイビーのショートダッフルは、カーディガンのような感覚で着れるアイテムです。これは50年代のもの。運転するときにちょっと肌寒いときなんかは、これを着ています。丈が短いから、着たままクルマのシートに座れるところがいいですね」
リメイクのダッフルバッグ
「アメリカの郵便局のバッグをベースに、熊本のとあるショップがダッフルにリメイクしたもの。本来のデザインには蓋がついているんですが、これはあえてそれを外しているので、荷物の出し入れがラクで便利ですね。元々がヴィンテージのアイテムなので、時代を経たヤレ感があるのが気に入っているポイントです」
ペンドルトン(PENDLETON)のブランケット
「これは30年代くらいのアイテムだと思うんですけど、ブルーの縁取りがすごく珍しくて気に入っています。寒いときに足元にかけたり、クルマのシートに置いたり、一枚あると重宝するアイテムです」
パネライ(PANERAI)のアンティーク時計
「1938年に作られたパネライのラジオミールのオリジナルです。フェイスにはブランド名も入っていない、通称ヌードと呼ばれるタイプ。でもそのぶん視認性が高くて、運転中に便利。しかもロレックスがムーブメントを作っていて、そんなところも自慢のアイテムです」
マーク・チー(Mark Chee)のインディアンジュエリー
「これも1940年代の古いアイテムです。ハイドームのターコイズの存在感のあるデザインが好きですね。ターコイズとか天然石ってお守りみたいな扱われ方するじゃないですか(笑)。そんなこともあって、厄除けのような意味合いでつけたりもしています」
ライカ(Leica)のデジタルカメラ
「ここ数年ライカにハマってるんです。これは「ライカ M」。デジタルカメラですけど、これにヴィンテージのレンズを組み合わせて楽しんだりしてます。すごく味のある写真が撮れる。最近はスマホでもいい写真が撮れるけど、できるだけこのカメラを持ち歩いてますね。海外に行くときも持っていきます」
ヴィンテージのニュースペーパーバック
「これは1930年代か40年代くらいにアメリカで作られた、新聞配達用のバックなんです。海外で蚤の市に行ったりとか、レコード屋さんを巡ったり、国内で古着屋さんをみてまわるときなんかは、このバックを肩から掛けてます。ストラップ部分の幅が広いので、重たい荷物を入れても肩に食い込まない。仮に荷物がなかったとしても軽いしアクセサリーのような感覚で身につけられるので重宝していますね」
CD
「運転中に聴く音楽はCD派です。デジタルミュージック全盛ですけど、やっぱりぼくはプロダクトとして手に取れるものが好きですね。いつもはその日の気分に合わせて、出かける前にパッと何枚か選んで持って行きます。今日はマイケル・フランクスからちあきなおみまで(笑)。“なんとなく”で選んでいるので、とくに深い意味はないですが」
レイバン(Ray-Ban)のサングラス
「天気がいい日の運転にはサングラスは必需品ですね。これは現行のウェイファーラーです。自分は視力があまりよくないので、度付きのレンズを入れています。本来のレンズは丸くカーブしているんですが、これはフラット。その組み合わせがなんか新鮮でしょ?」
ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)のヘッドホン
「愛用しているヘッドホンは、ビーツのイベントで特別にグラフィックを描いてもらいました。ナバホ族の作家が作る壺のような柄をイメージしてオーダーしました。世界でひとつだけの、ぼくのためのヘッドホンですね」
Photo_Fumihiko Ikemoto
Text_Yuichiro Tsuji
Edit_Jun Nakada