アメリカンユースカルチャーの「今」を象徴するブランドが、ジャーナル スタンダードに大集合!
アメリカ発、ここでしか出会えない13のブランドと、セレクトショップの「原点」にフォーカスしたイベントが開催中
いま、ジャーナルスタンダード表参道店・新宿店に行くと、まだ国内ではほとんど取り扱いのない、小規模ながらとことんユニークな13のブランドに出会うことができます。
ジャーナルスタンダードと、仙台のセレクトショップ〈Delicious〉のフレンドシップによって実現した「ショップのなかにショップをつくる」という企画「SHOP IN SHOP Delicious -BACK TO OUR BASICS-」。「BACK TO OUR BASICS」(=僕らの原点に立ち戻ろう)をテーマに、アメリカの「今」を象徴するブランドを集める、という試みです。アメリカンカルチャーの一翼を担ってきたJeep®、そして「原点と今」を探求するCREATIVE GARAGEとしても気になるテーマ!ということで、ショップインショップの向こう側を探るべく、ディレクターの栗原さんに話を伺いました。
【6/1 UPDATE!】SHOP IN SHOPの様子を収めた映像が公開となりましたので、まずは是非こちらをご覧ください。表参道店・新宿店での開催が好評だったため、6月10日より大阪・心斎橋店と名古屋・タカシマヤゲートタワーモール店でも新たに開催が決定したそうです!
「SHOP IN SHOP Delicious -BACK TO OUR BASICS-」
本企画の仕掛け人のひとり、ジャーナル スタンダード ディレクター 栗原潤さん。ブランド初期からジャーナル スタンダードに携わり、長年バイヤーとして活躍。その先見の目は社内でも随一を誇り、国内外問わずさまざまなブランドを紹介してきた方です。
個店だからこそ、ダイレクトに世界と繋がることができる
ーーまず、仙台のショップ〈Delicious〉は栗原さんからみて、どのようなお店なのでしょうか?
「ジャーナルスタンダードのファッションアドバイザー/ショップスタッフの高山がもともと仙台出身で、そこのつながりがきっかけで10年以上の付き合いがあるのですが、母体は〈PILE inc.〉というデザイン会社で、〈Delicious〉はアンテナショップの位置づけになります。彼らは個店の強みを活かして、有名無名問わず良質なブランドをみつけて、引っ張ってくるのがとても上手なんです。どれも新しくてカルチャーを感じる、それでいて40代ぐらいになっても着れるストリートブランドが並んでいるお店です」
セレクトショップとしての「原点」に立ち返る。
ーー「BACK TO OUR BASICS」がテーマになっているのはなぜでしょうか?
「ここでいうOUR BASICS(原点)とは、〈Delicious〉のセレクトショップとしての姿勢のことです。本当にいいもの、バックボーンがあるもの、奥行きも含めて、面白いと思えるものを提案すること。それはジャーナル スタンダードとしても同じで、ここまでコアでインディペンデントなブランドを紹介する機会はなかなか少ないですが、立ち上げ時から、小規模で有名ではないけれど、良いと思ったブランドを紹介してきた経緯と重なるところがあります」
アメリカの「今」を象徴するブランドの共通項
ーー今回セレクトされたアメリカのストリートブランドは、クリエイティビティや空気感等のところで共通している傾向はありますか?
「洋服づくりがメインではない人たちがやっているブランド、という部分ですかね。ハードギアをつくるブランドが、アイデンティティをグラフィックに落とし込んでいたり、バンドや映像制作チームがつくっているものだったり。単純なTシャツ、洋服、ではなくて、バックボーンが明確にあるブランドが多いですね。コミュニティ内のつながりのなかで、グラフィックの人が協力していたりとか。見た目もそうですけど、作り手の周辺や向こう側にあるものがおもしろいです」
ーー東京の「今」を象徴するようなブランドとも通じるところはありますか?
「共通しているのは、中心ではなくややはずれの、ローカルから面白いものが生まれていること。NYのなかでも都心というよりも少しはずれのブロンクス発、だったり。それは日本でも同じで、地方も含め、東京のなかでも都心から少し離れたところに良いお店やブランドをつくる人が増えているように感じます」
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