【Jeepモデル別・積載企画】Jeep Gladiatorで行くキャンプを人気スタイリスト・平 健一がレクチャー
Jeepのモデル別・積載企画がここに復活!今回は、Jeepが新たに日本で展開するピックアップトラック『ジープ グラディエーター ルビコン(Jeep Gladiator Rubicon)』にキャンプギアを積載して、レクチャー役の人気スタイリスト・平 健一さんと千葉県のイレブンオートキャンプパークへ。
Jeepの読者アンケート企画で特に多かった「Jeepにはどれだけの荷物が積めるの?」という声にお応えして、RealStyleで2020年から2021年にかけて実施した【Jeepモデル別・積載企画】が復活! 今回のモデルは、2022年2月に開催された『JAPAN Camping Car Show2022 (ジャパンキャンピングカーショー2022)』で国内初披露となり、話題沸騰中のピックアップトラック『ジープ グラディエーター ルビコン(Jeep Gladiator Rubicon)』だ。そしてこれまでの同企画に引き続き、アウトドア界隈をはじめ多方面で大活躍中の人気スタイリスト・平 健一さんが、積載のレクチャー&キャンプギアのセレクトを含めてトータルでコーディネート!
“ド迫力”のピックアップトラック・グラディエーターが日本初上陸!
「自由、冒険、本物、情熱」という4つのDNAを持つJeepは、遊びの可能性を広げてくれる“最高の相棒”であり、 Jeepオーナーたちは自分のライフスタイルに合った愛車との日々を満喫していることだろう。
そんなJeepオーナーへの読者アンケートで最も多かった質問が、「Jeepにはどれだけの荷物が積めるの?」というもの。そしてRealStyleではその声にお応えして、2020年にJeepの全モデルで【Jeepモデル別・積載企画】を5回にわたって実施。さらに2021年には、マイナーチェンジを遂げた新型コンパス編もお届けした。
今回は好評だった同企画が久しぶりに復活!……というのも、Jeepの“ド迫力”モデルが、いよいよ日本上陸を果たしたため。そのモデルこそ、2月の『ジャパンキャンピングカーショー2022』(at 幕張メッセ国際展示場ホール)で国内初披露となり、大きな話題を呼んでいるグラディエーターだ。
遡るとJeepというブランドにおけるピックアップトラックの歴史は古く、その始まりは1947年。そして1963年には、Jeepを代表するピックアップトラックの初代グラディエーターが誕生した。それ以降、20年以上にわたって愛されながら複数のモデルチェンジを経て、2018年には待望の新型グラディエーターが登場。そして2022年、ついに日本でもJeep最強のオフロード性能を誇るルビコン仕様で導入されることとなった。
『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』と共通のデザインで、なんと言っても広大な荷台を備えたピックアップトラックであるグラディエーターの積載への期待は大! 高まる気持ちとともに訪れたのは、東京からアクアラインを使って約70分で行ける千葉県の『イレブンオートキャンプパーク』。広い敷地内に120区画とログキャビン&カナディアンコテージ、ピクニック・多目的広場もあるファミリーに人気のキャンプ場だ。
遊び方の可能性を広げる純正アクセサリーで利便性&積載量がUP!
そしてJeepオーナー必見のグラディエーターの積載をコーディネートしてくれるのは、2020年以降に実施した同シリーズで、常にレクチャー役を務めてくれている人気スタイリストの平 健一さんだ。
「グラディエーターは、“THE・アメリカ”という無骨なビジュアルがすごく好きですね。荷台にマウンテンバイクを載せられますし、自分のしたいことができる究極のアクティビティカーだと思います。あとこの前のイベントで見たときよりも、今日のように自然の中を走っている姿の方がやっぱり何倍もカッコいいですね」
今回のキャンプの設定は都会に住む30代後半かつハイクラスなご夫婦で、テントは居住性の高い大きさの6人用を使い、2泊3日の想定。夫婦そろってアウトドアが好きで、週末にはグラディエーターにギアを積んで出掛け、キャンプメインというよりは、アクティビティメインでゆったりとキャンプも楽しむイメージだ。
そしてグラディエーターは、利便性の高い純正アクセサリーの数々を装着した特別仕様となっている。
「まずトップの開け閉めが簡単にできるのは便利。今までも取り外しはできましたが、取ったらそれをどこかへ置いておかなきゃいけなかった。でもこれ(サンライダー フリップトップ)なら目的地に向かう途中でも手軽に開放感のあるオープントップにできますし、雨が降ってもすぐに対応できるのがいいですよね」
たしかに他のピックアップにはない、Jeepらしいオープンエアの開放感は格別。さらに平さんはキャンプギアをクルマに積む過程を通して、グラディエーターの積載量を感じたという。まずは座面のクッションを跳ね上げ、スタジアムポジションにすることで現れるシート下の収納部分にキャンプギアをたっぷりIN!
「後部座席の下の収納部分は、シートに合わせて60:40に分割されていて細かなキャンプギアをたくさん入れられますし、さらに背もたれを倒すことでその上にもクーラーやコンテナなどの荷物が積めますね。あと後部座席は窓が開くので換気できたり、AC電源があるのでパソコンなどを充電できたりするのもいいですね」
そしてなんといっても荷台! 今回は自転車のタイヤを取り外さずに積載できる、正立式のバイシクルキャリアでMTBをON。そしてスライド式の引き出しになっているトラックベッドストレージシステムにもキャンプギアをがっつり収納可能で、荷台の一部が開いて汚れた靴などを入れられるのも便利なポイントだ。
「スライド式の引き出しは実際に使ってみてすごく便利でしたね。長物が入る縦長のところと横幅のある物が入るところが分かれていて、キャンプ道具やペグハンマー&グローブなどの工具類など、現地に着いてすぐに取り出したいものを入れたら良さそう。ここはわりと雑多にギアを入れてもカッコいいと思います。あと先ほどお話しした座席の下に加えて、荷台のところもパカッと開いて靴を入れられるので、ゴアテックスのシューズや革靴、サンダル、街履き用のシューズなど、普段から何足か入れておけるのがいいなと思いました」
さらにJeepロゴ入りのサンシェードやフロアマット、エアコンの吹出口に設置するドリンクホルダーなど、オーナーのテンションが上がるアクセサリーも装備。そして表面に成形された凹凸がスリップを防止し、車高が高いグラディエーターへの乗車をサポートしてくれるチューブステップはファミリーにマストだろう。
「荷台の上でテントを張るとか、荷台に乗って釣りとかもしてみたいですね!」とグラディエーターでのアウトドア願望も教えてくれた平さん。その言葉通り、グラディエーターは自分のライフスタイルや好きなアクティビティに応じて純正アクセサリーも組み合わせることで、可能性が無限大に広がるクルマだと感じた。
平さんセレクト!通好み&ヒット中の最新キャンプギアをチェック
ここからは、レクチャー役の平さんが今回のグラディエーター積載企画でチョイスしたキャンプギアの中から、チェア・テーブル・焚き火台など、特におすすめしたい通好みの逸品たちをRealStyle読者にご紹介!
【チェア】NEMO / MOONLITE™ RECLINING CHAIR
コンパクトに生まれ変わったメッシュ×リクライニングのポータブルチェア
同ブランドのベストセラーチェアである『スターゲイズ』シリーズの強度と快適性を保ちつつ、バックパッキングなどにも携帯しやすいサイズに生まれ変わらせたポータブルチェア。アウトドアのキャンプなどのシーンで、体の動きに合わせて形が変わるシート×リクライニング機能は、長時間にわたって快適!
「全面メッシュで、なおかつリクライニングなのが魅力。ニーモはもっと大きくてハイスペックなモデルもありますが、このぐらいコンパクトなモデルは今までなかったですし、リクライニングは他社でもなかったので重宝しています。去年の秋冬に発売されて、今年も新色が出ているのでぜひチェックしてみてください」
【テーブル】T SPEC GEAR / Marmot Table T SPEC GEAR model
平さんがプロデュースするブランドから、即完売!の別注テーブルをCHECK
2021年の春から平さんがスタートしたgear(洋服、アウトドアギア、インテリアなど)全般を作るブランド・
『T SPEC GEAR』から、スノーピークのシェルフコンテナの上に重ねて天板としても使えるテーブル。ペレグリン・ファニチャー・マーモットテーブルの別注品で、発売するたびに即完売という大人気アイテムだ。
「スノーピークのシェルフコンテナに乗せることができるテーブルは、僕がプロデュースしているT SPEC GEARのアイテムで、去年の8月ぐらいに発売しました。ペレグリン・ファニチャーというブランドのマーモットテーブルの別注で、シェルフコンテナの天板にもなるし、もちろんそれ自体でテーブルとしても使えます」
【焚き火台】GRIP SWANY / GS FIRE PIT
折り畳みできるのは足だけ!その無骨さが玄人キャンパーに刺さる焚き火台
タフなギアが支持されているグリップスワニーが、オリジナルで製作した焚き火台。素材に黒皮鉄&サイドにGRIP SWANY®のロゴを肉抜きした無骨なヴィジュアルは唯一無二で、別売りのグリルやプレートを取り付けて焚き火調理器としても使うのもGOOD。便利さ以上にカッコ良さを追求するキャンパーに刺さるギアだろう。
「これは去年に発売して以降、即日完売するほどヒットしている焚き火台です。多くの焚き火台は折りたたみ式でコンパクトになるのがウリですけど、これはわざと折り畳みできるのは足だけというのがグリップスワニーらしいなと。オプションで鉄板などを組み合わせることもできますし、何より無骨なデザインが魅力ですね」
【コンテナ】CWF / ALL WEATHER CONTAINER
MADE IN JAPANブランド&ギアを収納するのにぴったりのソフトコンテナ
アウトドアに欠かせないヘビーデューティなバッグを専門としたブランドから、キャンプ道具などアウトドア全般のギアを収納するのにぴったりのソフトコンテナ。生地の素材はターポリン、フタを閉じるジッパーは止水ファスナー仕様。60L・68L・120Lの3サイズ&アウトドアに似合うカラーラインナップからお好みをぜひ!
「福島県いわき市で作っているMADE IN JAPANのブランドです。サイズのラインナップもあるので組み合わせて使うのも良くて、今回のように後部座席のスペースに積載するときも便利でした。間仕切りもついているので、中にはランタンだったり、コーヒーセットやキッチンセットなどを入れてもいいですね」
【サンダル】OOFOS / OOahh Sport Flex – Woodland Camo
高い衝撃吸収力&軽量設計で、疲れた足を癒してくれるリカバリーサンダル
スポーツやアクティビティで疲れた足はリカバリーが必要! その点、37%の衝撃吸収が可能な特殊ソール“OOfoam(ウーフォーム)”を搭載したウーフォスのリカバリーサンダルは最適だ。高い衝撃吸収力や水に浮く軽量設計、土踏まずを包み込む感覚などは、ひとたび体験したらほかは履けなくなる気持ち良さ。
「リカバリーサンダルは3〜4年前から履いていて、他のファッショブランドではロゴのデザインはありましたが、初めて柄物、それも僕の好きなカモフラ柄がこちらです。夏の定番品で、元々はスポーツ選手のリカバリー用なので、キャンプで運動したあとや登山などのアクティビティのあとなどに履くといいですよ」
グラディエーターにギアをたっぷり積載してアクティビティを満喫!
「グラディエーターはアウトドアが本当に好きな人が乗るクルマで、自転車・釣り・カヌー・登山など、さまざまなアクティビティを楽しむ人のライフスタイルにフィットすると思います。あとファミリーで乗るクルマとしても楽しいでしょうね。標準装備に加えて、自分のライフスタイルに合った純正のアクセサリーを組み合わせることでギアもたっぷり積載できますし、アクティビティの幅が広がります。あとこれは意外でしたが、グラディエーターはアウトドアのシーンだけではなく、都会の街中を走る姿も画になるんだなと。なのでゲットしたJeepオーナーの方は、街から自然へ、グラディエーターのある生活を思う存分楽しんでください」
グラディエーターは標準装備のインテリア&エクステリアの利便性の高さに加え、純正アクセサリーを組み合わせることでギアの積載量も十分&アクティビティを満喫できることが判明! 話題沸騰中のピックアップトラック・グラディエーターを、都会でも自然でも目にする機会が増えるのは、もう時間の問題かもしれない。
今回使用したクルマ
『ジープ グラディエーター ルビコン(Jeep Gladiator Rubicon)』
商品に関するお問い合わせは、Stellantisジャパン株式会社まで。
ジープフリーコール 0120-712-812
https://www.jeep-japan.com/
Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:安井 宏充(Weekend.)