ー世界と比べて、日本のクライミングのレベルはどうなのでしょうか？

実は、ワールドカップのチームランキングで日本は世界1位なんです。私が初めてワールドカップに出たときは私しか出ていなくて、大会は予選、準決勝、決勝とあるんですけど、それまでの日本人選手は準決勝に残ったこともなかったんですね。でも、ここ何年かの間にワールドカップで優勝した日本人選手が5,6人と出てきていて。去年の男子年間チャンピオンは日本人ですし、日本人選手の活躍は世界から注目を浴びているくらいなんです。

ー野口さんはワールドカップ3連勝を飾り帰国したばかりですが、最後に今後の目標について聞かせてください。

やはり、日本人が一度も達成したことのない世界選手権での優勝が一番の目標ですね。ボルダリングのワールドカップだけで年間8戦もありますけど、世界選手権は二年に一度だけ。皆、気合いの入り方が変わりますし、8戦の中で優勝するのとこの1回を優勝するのはやはり違いがあります。

東京•青山で味わえるボルダリング体験

野口選手のインタビューに応じてくれたのは、青山のボルダリングジム Rock&Wall。Jeep®の全モデルの中で最もシティ派SUVであるJeep® Compassで向かった。

都会的なJeep® Compassのルックスとマッチする白と黒を基調にした外観、木を効果的に取り入れた内観、ボルダリングスペースの壁、ホールドの数々を含め、スタイリッシュな青山の街並みに見劣りしない。そして、ルートは世界のトップクライマーである平山ユージ氏が設定したものだ。ビギナーからベテランまで楽しむことができるよう、様々な難易度のルートが用意されている。

Real Style編集部が訪れた6月14日（日）は、Rock&Wallの1周年を祝うアニバーサリーイベントの開催期間中だった。当日は野口選手を迎え、彼女が設定した9つのルートに参加者が挑戦するという特別なセッションが行われていた。

世界クラスの選手と直接触れ合えるということで、イベントは大盛況。小学生からご年配まで、沢山のボルダリング愛好家たちが集まった。セッションが終わると、野口選手による貴重なデモンストレーションと解説が始まる。すると、参加者はすかさずムービーを撮影し、ワールドカップチャンピオンの美技を記録しようと必死だ。苦戦したルートを難なく登っていく身のこなしに驚きの歓声が止まない。笑顔でスムーズに制覇していく姿は、登る行為自体を心から楽しんでいるようだった。

重力に逆らい、上へ上へと登っていく行為はスリルと快感に満ち溢れている。ひとえに「登る」といっても、その登り方は岩場や壁にあわせて無数に存在することがわかった。クライミングとは飽きないスポーツ。終わりの見えないその醍醐味が、Jeep®が掲げる「冒険」の世界観と重なる。

SHOP INFORMATION

Rock&Wall
※渋谷店は閉店しています
ACCESS：東京都渋谷区渋谷2-6-12 ベルデ青山ビル1F
TEL：03-3409-6965
Monday-Sunday：10:00 ～ 22:30

＞＞詳細はコチラより：http://www.rockandwall.jp/

Edit & Text：Shota Kato
Photos：Satoko Imazu