UNMAP YOUR LIFE ~栃木県 白根山編~ 自分を解放する、こだわりの時間
「人生は、どこへ行くかではない。どう楽しむかだ」を体現する企画、UNMAP YOUR LIFE。ラングラー アンリミテッド スポーツとともに向かったのは栃木県日光市と群馬県片品村をまたがる日光白根山。酷暑が続く街を抜け出して深い緑と雄大な景色を堪能するマウンテントリップへ出発。
関東以北の最高峰である日光白根山へ
梅雨を感じる間も無く、日を増すごとに体感温度が上昇し、アタマが沸騰しそうになる都会を抜け出して、『ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ(Jeep Wrangler Unlimited Sport)』に乗って関越自動車道を北へと進む。沼田インターを降りて向かったのは、日光白根山の玄関口と言える丸沼高原だ。
今回の目的地である日光白根山の標高は関東以北の最高峰である2,578 m。日光火山群の北西端にあり、山頂からは男体山をはじめとする山々や五色沼、遠くには中禅寺湖が望める絶景が広がる。ロープウェイを利用すれば、2,000m付近からのスタートとなり、樹林帯から森林限界へと移り変わりが楽しみながら歩ける山だ。
まずは、ロープウェイの発着地である丸沼高原へ向けてラングラーを走らせる。日光国立公園を抜ける国道120号を進んでいくと、じわりと標高は上がり、ワインディングロードが現れる。ラングラーは荒れたオフロードにだけ強いと思われがちだが、真意を発揮するのはカーブのきついコーナーワークだ。しっかりと重心を深く構えたラングラーは、地面を掴むような安定感で走り抜けていく。
▲登山道まで標高を上げながらワインディングを進んでいく。
▲途中、尾瀬方面に向かう尾瀬大橋を見つけて少しより道。橋上は心地よい風が抜けていた。
▲もちろんオフロードでは高い悪路の走破力を発揮。キャンプ場の入り口などの踏み荒らされた砂利道なども問題なし。岩場や雪道といった路面状況に合わせて走行モードが変更できるセレクトラックフルタイム4×4システムにより、どこへでも辿り着けるというラングラーらしいタフな感覚を味わうことができる。
ロープウェイで2,000m付近までワープ!
ロープウェイに乗車して山頂駅に降り立つと、より澄んだ空気に包まれる。この地点で標高は約2,000mで半袖では少し涼しいくらいの気温。入り口にある二荒山神社で安全な登山を祈願したら、ゲートを開けていざ登山道へ。
▲登山道には二荒山神社の大きな鳥居を抜けて進んでいく。
▲神社の前には手水があり、身と心を清めてから登山を開始する。
高層湿原や湖沼が広がり、シラネアオイなどの高山植物が多い日光白根山は、尾瀬の燧ヶ岳を眺望できる1周45分ほどの自然散策コースも人気。途中までは山頂を目指す登山道と並行して進んでいく。
▲史跡と自然植生をめぐる1周100分ほどの少し長めのコースも並行している。
▲少し時期が外れていたものの、コオニユリが出迎えてくれた。
▲東北から中部まで生息するハクサンフウロも満開の時期を迎えていた。
散策ルートと七色平入り口の避難小屋で分岐すると、本格的な斜面が待ち受けている。急登まではいかないものの、しっかりと両手を使うような標高を稼ぐ道が続いている。
見上げながら登っていると、いつの間にか木々の高さは低くなり、気が付けば樹林帯を抜けて森林限界に変わる。登るにつれて足元は険しい岩場が多くなってきた。急登を登り終えた先に開けたスペースがあるので、一休みして山頂へラストスパートの準備を整える。
▲樹林帯を抜けると一気に視界は開けて青空が広がる。
▲山頂の手前には奥白根神社の社が登山者を待ち構えていた。
木々たちが遮っていた太陽の強い日差しを感じながらも、稜線らしい風が抜けるグッドコンディション。かすかに見える山頂を目指して一歩ずつ足下を確かめながら登っていく。
▲山頂直前には岩場の急登があり、最後にもうひと踏ん張りが必要。
▲山頂から見えるのは、時期や時間帯によって色が変わるという五色沼。この時は綺麗なエメラルドグリーンに見えた。
さまざまな表情を見せる登山道に魅せられて、3時間ほどの道のりはあっという間に過ぎて行き、気が付けば山頂へ到着。足元には五色沼が、遠くには男体山や中禅寺湖が望めるダイナミックな景色が広がっていた。
雄大な展望をしかりと眺めていたいところだったが、天候は良いものの遠くにある入道雲から雷音が聞こえてきたので、足早にピークから下山して樹林帯へと戻り一安心。悪天候によるロープウェイが運休する恐れがあったので、本日の宿泊地である『丸沼高原キャンピングバレイ』へと向かう。
キャンプの醍醐味はオトコ飯!
本日の宿泊地である丸沼高原キャンピングバレイは、冬季は雪が降り積もる広々としたゲレンデを利用した施設。その中でも入り口にタフな急勾配がある隠れ家的な4WD車両限定エリアへとラングラーを走らせる。
▲急勾配や荒れた未舗装路はラングラーの本領を発揮するチャンス。
▲木々に囲まれた静かな空間でキャンプが楽しめる。
広々としたゲレンデの開放感のあるフリーサイトとは一味違う木々に囲まれた静かな専用エリアにテントサイトを設置すれば、あっという間に自分だけのプライベート空間の完成。
▲気兼ねなく話せる仲間とキャンプ飯で乾杯!
▲楽しい会話は尽きることなく夜は深くなっていくのであった。
温泉施設で一汗流し、日が暮れてきたらキャンプらしいオトコ飯を肴に今日の登山を振り返る。気軽にアクセスできる環境ながら、森林限界や豊富な高山植物と触れ合え、雄大な景色も堪能できる日光白根山を肴に、気が付けば満点の星空が広がるほど暗くなったものの、積もる話の花は咲き続けるのであった。
今回宿泊した施設
▲宿泊した丸沼高原キャンピングバレイはフリーサイトと電源付きのオートサイトを完備。
▲天気のいい夜には満点の星が広がるアウトドアリビングを堪能。
▲受付や売店のあるシャレー丸沼には、温泉施設や宿泊施設もある。
▲日光白根山ロープウェイ センタ―ステーションにも売店やレストランに加え、温泉施設も併設されている。
今回使用したクルマ
『ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ(Jeep Wrangler Unlimited Sport)』
▲Jeep伝統の7スロットグリルはモデルチェンジに合わせて洗練されたデザインへと進化を遂げている。
▲極限的なオフロードではサイドステップは不要。オプションではさまざまなスタイルがラインナップされている。
▲足元には17インチのオールテレーンタイヤを装着。高い操作性と快適性の両立を実現。
▲あらゆるオフロードや路面状況で力強い走行性能を発揮するTrail Rated® 4×4。
▲ブラックを基調とした運転席。大きなハンドルが運転時に安定感をもたらす。
▲パワーウインドウなどのスイッチ類も中央のインパネに集約。シフトノブの左にあるのは、路面状況に応じて走行モードを変更するセレクトラックフルタイム4×4システム。
▲第5世代の「Uconnect 5」インフォテインメントシステムを搭載した、12.3インチタッチスクリーンはスマートフォンとの連携に対応。
▲ラゲッジルームの容量は898L(標準時)。キャンプ道具や登山用のギアも楽々収納。
今回使用したこだわりのギア
▲TOKYO CRAFTS(東京クラフト)『オグニスドーム』/リビングと寝室の広さを確保するドーム型シェルター。難燃ファブリックのTC素材を使用した跳ね上げ式のパネルは、身近に焚き火を楽しむことが可能だ。
▲SHIMANO(シマノ)『ヴァシランド』/冷気を逃しにくい真空パネルを採用した高密閉設計のクーラーボックスの最大氷保持期間は、なんと13日間。用途に合わせて断熱構造の違うアイテムをラインナップ。
▲Haglöfs(ホグロフス)『リム シールド フード』/軽量で高強度のリサイクル素材Pertex Quantum®のウインドシェルジャケット。ジッパー付きの胸ポケットに収納できるパッカブル仕様。
▲MAMMUT(マムート)『ダイノ 2.0 パンツ アジアンフィット』/柔らかい肌触りのテックフリースを使用したイージーパンツ。膝に立体的なシルエットを加えることで、リラックス過ぎない仕上がりに。
▲NNormal(ノーマル)『トミール ウォータープルーフ』/さまざまな天候に対応する防水メンブレ無のトレイルランニングシューズ。VIBRAM® Megagripのアウトソールが、あらゆる路面でも高いグリップ力を魅せる。
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ジープ フリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
https://www.jeep-japan.com/
Text:Tatsunori Takanashi
Photo:Takahiro Nakanishi