【Jeep FINDING CAMP】 Avenger feat Kroi(長谷部怒生&益田英知)のウェスタン・アコースティック・キャンプ
ミュージシャンのキャンプに密着し、その過程で本音を引き出すJ-WAVEの人気番組『BLUE IN GREEN|Jeep FINDING CAMP』。5月のエピソードに登場したのは、ミクスチャーな音楽性を提示する5人組バンド〈Kroi〉から、アウトドア好きの長谷部悠生(Gt.)と益田英知(Dr.)。薪を割り、火を起こし、料理をし、演奏をする(足湯も)。そんな自由気ままなキャンプのお供は、Jeep初の100%電気自動車『ジープ アベンジャー(Jeep Avenger)』だ。
テキサスに想いを馳せて、カウボーイのファッションでキャンプ
「悠生はもともとカウボーイが好きで、ただいわゆるカウボーイのファッションではなくて、現代に合うカウボーイのファッションを探しているんです。それもあって今回、せっかくキャンプをするならカウボーイのコンセプトでやるのが面白いだろう、ということでこの格好になりました」(益田)
「普段からこういう格好はしますが、キャンプ場でギターを弾くなら……ということで、今日はがっつりカウボーイへ寄せにいきましたね。自分も益田さんも、ブルースや西部劇が好きなので。今日被っている帽子は、〈Kroi〉でアメリカのテキサスに行ったときに買った思い出の品です」(長谷部)
そう語るのは、ミクスチャーな音楽性を提示する5人組バンド〈Kroi〉のギター・長谷部悠生さんと、ドラムの益田英知さん。〈Kroi〉と言えばさまざまなフェスに引っ張りだこで、RealStyleで先日紹介した『GREENROOM FESTIVAL』にも出演したばかりだが、この日のふたりはステージ上とは異なる雰囲気を醸し出す、“THE COWBOY”。一見するとバンドマンと思えないほどのハマりっぷりだ。
〈Kroi〉で訪れたテキサスツアーの思い出とカウボーイファッションについて語りつつ、ふたりの風貌が過去イチと言っていいほどハマり役となってスタートしたのが、ミュージシャンのキャンプに密着して、その時間を通して本音を引き出すJ-WAVEの人気企画『Jeep FINDING CAMP』。
2021年のスタート以降、注目の若手アーティストを中心にさまざまなゲストが登場し、キャンプを楽しむ姿をお届けしてきた同企画の5月を〈Kroi〉の長谷部さんと益田さんが担当。ちなみにその最終回が、『GREENROOM FESTIVAL』の公開収録。ぜひそちらの記事もチェックしてほしい。
初めて乗ったラングラーの思い出と、アベンジャーの新鮮な印象
そして今回の『Jeep FINDING CAMP』で、〈Kroi〉のふたりが楽しむキャンプのパートナーとなったのが、『ジープ アベンジャー(Jeep Avenger)』! 2024年9月に日本へ上陸し、80年を超えるJeepの歴史上で、“初の100%電気自動車”として話題を呼んでいる次世代のJeepだ。そんなアベンジャーの印象を聞く前に、長谷部さんと益田さんがJeepとの思い出があると教えてくれた。
「今はもう手放しましたが、自分が18歳で免許を取って初めて運転したクルマが、実家にあったひとつ前のモデルの『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』でした。それが〈Kroi〉を結成したのと同じぐらいの時期だったので、よくみんなでラングラーに乗ってドライブしましたね」(長谷部)
「〈Kroi〉のみんなで深夜までスタジオにいたときは、自分以外はわりと家が近かったけど、自分は千葉に住んでいたので『増田さんは送ってもいいけど5000円ね』なんて言われて(笑)」(益田)
〈Kroi〉がその歩みを始めたころの初々しい思い出と、ラングラーの思い出がリンクする長谷部さんと益田さん。その上で、アベンジャーに対しては新鮮な印象を受け取ったようだった。
「自分は電気自動車に初めて乗りましたが、アベンジャーは走りが静かでびっくりしましたね。僕らはクルマもバイクも好きですが、それぞれ好みは違くて。自分はスーパースポーツのレスポンスがめちゃくちゃ早いような乗り物が好きで、悠生はラングラーとかハーレーとかが好きだよね」(益田)
「自分もアベンジャーは走りがすごくスムーズだなと感じました。あとはウィンカーの音がドラムだったり、隠れキャラがいたり、遊び心がJeepらしくていいですね。やっぱり免許を取って最初に運転したJeepには思い出がありますし、グランドワゴニアとか昔のモデルも興味はありますが、どちらにせよ自分がクルマを買うならJeepかなと思います。Jeepの似合う男になりたいですね」(長谷部)
アベンジャーで今回訪れたのは、千葉県山武市の森林に囲まれたキャンプ複合施設『Render Fika Sammu』。こちらは、貸し切り露天風呂・貸し切りサウナ、足湯付きサイト、食事付きプラン、手ぶらプランなど、幅広いスタイルに合うおもてなしのサービスが充実しており、敷地内にはドッグランも。 「あなたの休息地。」というキャッチコピーが良く似合うスポットは、日帰りキャンプにもぴったりだ。
また、アベンジャーは最大486kmを電気のみで走行可能なので、日帰りキャンプは近場なら充電なしで問題ない。加えて『Render Fika Sammu』には、EV・PHEV用の200V充電コンセントも用意されているので(事前予約制/充電ケーブル持参)、電気自動車でも快適なキャンプを体験できる。そんなアベンジャーに見守られながら、 “ウェスタン・アコースティック・キャンプ”が始まった。
西部劇のチリコンカンとステーキを食し、アコースティックライブ
長谷部さんと益田さんがまず取り掛かったのは、薪割り。益田さんは初めてということだったが、すぐに慣れて次々と薪を割り、ある程度の薪が溜まったら火を起こして焚き火が完成。
「フェスでキャンプをしているお客さんの前で演奏することもあって、自分も焚き火を囲んでのんびりライブを観たいなって思います。久々に火を焚べたら、“音”とか“香り”がいいですね」(長谷部)
次は料理。今回作るのは、こちらもカウボーイからインスピレーションを受けた「チリコンカン」と「ステーキ」。まずチリコンカンは、牛の合挽肉とみじん切りにした玉ねぎを炒め、クミンなどの調味料で味を微調整しつつ、水煮のミックスビーンズと無塩のトマトジュース&カットトマトをIN!
そしてその間に、ステーキの準備も。「ふたりでステーキ屋をやる夢がある」と話すふたりが用意したのは、なんと鞭。ミートフックに肉をかけて、音速を超えた“ソニックブーム”で叩くと、肉が柔らかくなり、旨みが引き出された最高の肉の状態になるという。益田さんが鞭を振るうと、空気を切り裂くような音があたり一帯に響き渡る。その過程を経て進化した肉を、豪快に焼いてステーキの完成。
「西部劇のチリコンカンを、スプーンを雑に持ってワイルドに食べたいなと思っていたので良かったです。益田さんの“ソニックブーム”のおかげで、美味しいステーキも食べられました」(長谷部)
「ラジオで肉を叩くムチの音をお届けできたのも良かったですね。チリコンカンもステーキも美味しかったので、今日のキャンプ企画は最高でした。気分はもう仕事じゃなかったですね」(益田)
ウェスタンの気分で聴きたい曲として、クリント・イーストウッドの『夕陽のガンマン』のサントラなどをライブで演奏する“The Ghost Rider Orchestra”をJ-WAVEのリスナーに紹介しつつ、疲れた体を足湯で休めたのちに、ふたりはデッキにあつらえたステージでアコースティックライブを披露。
「忙しさに流されて目の前のことをこなしていたら、去年はあっという間に終わっていたので、今年は自分中心に流されずにやっていきたいなと。動いているときにアイデアが出てきたりもしますし、外に出るとリフレッシュもできるので、今回のようなキャンプは改めていいなと思いました」(益田)
「去年は武道館でワンマンをやって、アルバムも出して、ツアーもあって。ただ今年の初めのぴあアリーナMMのワンマンでひと区切りがついた感覚があるので、今日演奏したアコースティックとかもそうですし、インプットもアウトプットも、新しいことをやる年にしたいなと思います」(長谷部)
次世代のJeep・アベンジャーと共に、森林に囲まれた静かなキャンプ場を訪れ、憧れを込めた“ウェスタン・アコースティック・キャンプを満喫した長谷部さんと益田さん。羽を伸ばしたこのリフレッシュの時間が、もしかしたら〈Kroi〉の音楽に新たなエッセンスをもたらすかもしれない。
今回使用したクルマ
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ジープ フリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
https://www.jeep-japan.com/
Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:後藤 薫