アベンジャー、小野塚ファミリーと体験する、「自然と共に生きる」セカンドホームとJeepの親和性
ドキュメンタリー映像作品の『MOMENTAL』を紹介してくれた小野塚彩那さんのエピソードに続く白馬シリーズ第2弾は、小野塚ファミリーによる『SANU 2nd Home 白馬1st』体験記。「Live with nature./自然と共に生きる」をコンセプトに、「シェア別荘」という新しい形で全国の“もう一つの家”を利用できるサービスは、どこへでも行けるJeepと相性がいいかもしれない⁉
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全国28拠点のセカンドホームが楽しめる、サブスクと共同所有の新サービス
驚くほどビュンと快走する『ジープ アベンジャー(Jeep Avenger)』で、11月中旬の長野県白馬村へ。都心から約4時間走った先には、手前に紅葉、奥に雪混じりの峰という、1年の内でもごく短い期間だけ現れる景観が広がっていた。
その白馬で2024年10月にオープンしたのが、『SANU 2nd Home 白馬1st』。ライフスタイルブランドを謡う『SANU(サヌ)』が全国28拠点で展開する、「自然の中のセカンドホーム」の一つだ。
もう一つの家。またはセカンドホーム。平たく言えば別荘。SANUはそれら憧れの場所を、動画や音楽の配信と同じようなサブスクリプションで楽しめるサービスを2021年から始めている。
サブスクのエントリープランは、月額5.5万円。土・祝・祝前日は追加で5,500円がかかり、滞在1回に付き3,300円の清掃費を支払えば、この月会費で全国の施設が利用できる。
何よりも、SANU 2nd Homeが展開するロケーションが素晴らしい。多くは軽井沢や那須などの関東圏や、伊豆や八ヶ岳、富士五湖周辺などの中部圏の有名別荘地に集中しているが、海が望める千葉の一宮や館山にも拠点がある。2025年には、北は北海道のニセコ、南は鹿児島の奄美大島にも展開予定だ。
それら自然豊かなロケーションに建てられるのが、SANUが建築家と共につくる”セカンドホーム”。いずれもキッチン、ベッド、ワークスペース等の設備が整い、自然の中でも快適な暮らしが叶う設計だ。
今回の『白馬1st』の建物は、最大収容人数が4名でセミダブルベッド2台・追加寝具1セットが備わる暮らしと自然がシームレスに繋がる独立タイプの建築『SANU CABIN MOSS』。森に向けて大きな窓を設えた全5棟のキャビンは、ベースのデザインは統一されながら、愛犬と泊まれる『DOG FRIENDLY』とサウナ付きの『WITH SAUNA』をそれぞれ1棟ずつ用意。そしてアベンジャーにうれしい普通充電器を設置した駐車スペースが2台分確保されている。
さらに2024年2月からは、共同オーナー型の新サービス『SANU 2nd Home Co-Owners』が始まった。
「この環境をもう一つの家として利用できるなんて!」
繰り返しになるが、SANUのセカンドホームはすべて自然を感じられる場所にあり、別荘で危惧される管理の手間も不要。そんなサービスを始めた理由を、SANUの執行役員 兼 事業開発本部長を務める石川 悠介さんにたずねた。
「サブスクでセカンドホームを提供する仕組は、コロナ禍の最中に発案されました。あの時期に誰もが経験したのは、外出自粛による働き方の変化でしたよね。リモートワークが主流になったことで、都会と地方の二拠点生活も可能になったわけです。それを実行するなら、自宅以外は喧騒から離れた場所がいいのではないか。あるいはコロナ禍によって、多くの人が改めて自然の有難みに気づいたのではないか。これが、所有するのは難しい別荘を手軽に利用するという『SANU 2nd Home』事業の出発点になりました」
今回は奇遇なことに、都内から『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』で『白馬1st』に夫婦と愛犬で訪れた、リアルなSANUメンバーと会うことができた。聞けばテレワークを行いつつ、かなりの頻度で各地の施設を走り回っているという。
「そのように利用されている方が多いですね。何か集中して取り組みたいときは、自然の豊かな場所に籠ったほうが集中できますから。ちなみにSANU 2nd Homeには、時計を置いていません。朝日とともに目覚め、日暮れとともに眠る。そんな時間をもう一つの家で大事にするライフスタイルを提案するために、『Live with nature./自然と共に生きる』というコンセプトを掲げました」
石川さんは、事業開発の中でも新たな場所探しを軸に動いているという。前述の通り現在のSANUは全国で28拠点を有しているが、2025年にはさらに拠点数を拡大する予定があるそうだ。
「この環境をもう一つの家として利用できるなんて、最高のサービスですね」
これは、家族とともに『ジープ グランドチェロキー L(Jeep Grand Cherokee L』で『白馬1st』にやってきた、小野塚 彩那さんの開口一番。木の温もりが感じられる室内に入った夫の旅人(たかひと)さんと息子のマノア君は、すぐさまベッドに飛び込んだ。
「夫は大きな窓のある家が理想的だし、息子もお出かけが大好きなので、サブスクだけでなく『Co-Owners』にも俄然興味が湧いてきました。スキー場もすぐ近くですもんね。『MOMENTAL』は白馬でも撮影したので、そのときにここが使えたらよかったと思ったくらいです」
我が家のJeepで全国のSANU 2nd Home巡りをしてみたい
この冬も白馬に訪れる予定があるという小野塚さんは、利用の最中にSANU 2nd Homeのホームページでサブスクや共同所有の方法を読み込んだらしい。躊躇なく関心を寄せられたのは、自身のキャリアでこのタイプの宿泊施設に馴染みがあるのが大きいと言った。
「頻繁に海外遠征していたときはコンドミニアムをよく利用していました。だから食料の買い込みも調理も苦になりません。それに小さな子どもがいるうちは、外で食事するよりこっちのほうが便利かもしれませんね。一つ聞きたいのですが、建物はどの拠点でも同じなんですか?」
というような質問が出たので、以下は小野塚さんと石川さんの対話に切り替える。
「拠点によって施設のデザインが異なるので、泊まる人数やシーンによって選ぶことができます。とは言え、全体的にSANUならではのデザインポリシーを貫いています。それがいつもの場所に帰ってくる安心感につながっていきますから」(石川さん)
「コンパクトながらも使い勝手の良さを感じました。お風呂とトイレが別なのも助かりますね」(小野塚さん)
「設計自体から建てやすさを考慮しています。キッチンやバスルームは工場にて組み立て現場でセットするので、1棟あたり2週間で完成するんですよ」(石川さん)
「2週間! それでこの仕上がりには驚きますね。もう一つ気になったのが、高床式です。なぜ建物の下に空間を設けたのですか?」(小野塚さん)
「新たに建てる場合、地面を締め固めてしまうと、元の生態系に大きなダメージを与えてしまうんですね。そこで幾本かの柱だけを地中に埋め、建物自体を浮かせる方法にしました」(石川さん)
「それも素晴らしい考え方ですね。夫と床が高い理由を探り合ったのですが、ついに答えが出ませんでした」(小野塚さん)
「やはり小野塚さんはJeepであちこち出かけられるのですか?」(石川さん)
「ええ。季節や距離に関係なく。住まいのある新潟から白馬までは3時間ですが、このくらいはまるで苦になりません」(小野塚さん)
「実は私も昨年ラングラーを買いまして、運転するのが楽しくて毎週のように河口湖まで出かけるようになりました。家族としては初のマイカーなのですが、クルマを持つと皆で出かける目的が生まれるのが新鮮でしたね。そうして自分自身でも、クルマとセカンドホームの親和性を感じ取ることができました。それにJeepは森の中に置くとカッコいいですし」(石川さん)
「Jeepがあればどこへでも行けますからね。私も思いました。我が家のグラチェロで全国のSANU 2nd Home巡りをしてみたいと。海の近くも行ってみたいです」(小野塚さん)
改めて考えてみれば、住まいとクルマは、ライフスタイルをドラスティックに変える二大要素と言っていい。そしてSANUが提案する「自然と共に生きる」二拠点生活にもっともふさわしいのが、道を選ばずどこへでも行けるJeepではないだろうか。こんなに相性のいい組み合わせは他にないかもしれない。
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Text:田村 十七男
Photos:安井 宏充(Weekend.)