【Jeepオーナーインタビュー】若き消防士が20代で手にしたラングラーというロマンとライフスタイル
Jeep、とりわけラングラーはロマン。RealStyleではこれまで、ミュージシャンやアスリートなど、さまざまなライフスタイルを謳歌するJeepオーナーのインタビューをお届けしてきたが、今回登場するのは20代の消防士。憧れのラングラーを手にした、若きJeepオーナーのライフスタイルとは?
憧れに手を伸ばしたい。手に入れたのは80周年モデルのラングラー
「消防士は責任のある仕事ですし、救急となると夜間に稼働することも多いので、なかなかハードな面はあります。ただし勤務中は仮眠を取る時間がちゃんとありますし、24時間働いたらその次とさらに次の日が休み。このサイクルで日々を過ごす中に、今は『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』の存在が加わりました」
新潟から上京し、現在は神奈川に住みながら消防士をしている田中さん(26歳)。消防士の仕事の中でも主に救急に従事し、勤務は基本24時間というハードワークだ。ただし、勤務日のあとはしっかりと休みを取れるため、その時間で憧れだったJeepと共にあるライフスタイルを満喫している。
「もともと小さいころからクルマは好きでした。自分で乗るようになってからは最初にスポーツカーに乗って、軽自動車を挟んで、今のラングラーです。軽自動車に乗っていたときが全然楽しくなかったので、次は『デカいクルマに乗りたい!』と思っていたときに、友達に『それならJeepがいいんじゃない?』と勧められて。Jeepについていろいろ調べたら一気に夢中になりました」
「もちろんJeepは知っていたけど、自分が買えるものだと思って見ていなかった」という田中さんの言葉は、もしかしたら多くの20代の若者にとって共通する感覚かもしれない。それでもせっかくクルマという安くはない買い物をするなら、憧れに手を伸ばしたい──令和の時代には薄れつつあるのかもしれないが、かつて昭和の若者がみな抱いていたようなクルマへの純粋な欲望が、田中さんを突き動かした。
そして田中さんは一念発起、ついに手に入れる。それはラングラーの80thアニバーサリーエディション。コンセプトカラーのグラナイトクリスタルメタリックに、ダークグレーアクセント入りのフロントグリルや専用エクステリアバッジ、グラナイトアクセント付きのアルミホイールなど、随所に80周年スペックが施されるスペシャルな一台だ。
「この80周年モデルは一目惚れでしたね。自分の中で『ラングラーは黒!』と思っていたのですが、買う前にいろいろな色があることを知って気持ちが傾きかけたけど、最終的には黒に落ち着きました。前にスポーツカーに乗っていたときは車高が低かったのでほとんど道しか見ていないような感じでしたが、ラングラーは車高が高くて景色が良く見えるので、ドライブが格段に楽しくなりましたね」
単なる移動手段ではない。Jeepで広がる新たなライフスタイル
この日は田中さんと逗子・葉山エリアをドライブ。なじみの海の家が近くにあることから普段からよくドライブしていて、初Jeep納車の日に初めて訪れたのもこのエリア。この日は夏の日差しが照りつける空のもと、田中さんは相棒のラングラーで目的地を決めない自由気ままなドライブを楽しんだ。
「Jeepに乗るようになって生活が変わりましたし、ラングラーに乗りたいから前よりも外に出る機会が多くなりました。いろいろな場所にドライブしたり、映えるスポットで写真を撮ったり。海の家の人たちと仲良くなって入り浸るようになったり。あと最近は鵠沼海岸の方にもよく行っていて、サーフィンも始めました。コーヒー道具などライトなギアをラングラーに積んで、ふらっと近場でキャンプも楽しんでいます」
Jeepを手に入れたことで広がるライフスタイル──それこそ単なる移動手段に留まらない、Jeepというクルマの醍醐味で、田中さんは今まさにそれを満喫し始めたところ。加えて、走っていても停まっていても周囲から向けられる「Jeepだ」という羨望の眼差しも、「気持ちいい」と正直に教えてくれた。
「昼間に海沿いを走る時間はもちろん、個人的には夜、いいスピーカーで音楽を流しながらドライブする時間が好きです。夜のガラスに反射するJeepを見るとカッコいいなって思いますね。今のラングラーはとにかく見た目も全部好き。“Jeepカッコいい”という反応は、今のところ百発百中です」
実際のところJeepを手に入れるには、費用面を含めて乗り越えるハードルはある。それが若者であればなおさらだろう。ただし、それでも乗りたいと思わせる魅力がJeepにはあった。
「もちろん最初の費用は安くないですが、正直ほかのメーカーのクルマでもそれなりの金額がかかりますし、だったら憧れのクルマに手を伸ばしたかった。ガソリン代や駐車場などの維持費ももちろんかかりますが、以前に乗っていたクルマと違って、Jeepなら日々を楽しめるので高くは感じません」
ラングラーを手に入れてから、海・川・山とさまざまなところへ行ったという田中さん。ただし、いわゆる“オフロード”にはまだ行けていないという。まだまだこの先、Jeepの楽しみ方は広がる。
「がっつりオフロードで、Jeepの本気の走破性は感じてみたいですね。山とかのオフロードもいいですが、海の砂浜にクルマで入れたら最高だなって。あとJeepを買うときはラングラーの一択でしたが、乗るようになってから『ジープ レネゲード(Jeep Renegade)』もかわいいなとか、将来は『ジープ グランドチェロキー(Jeep Grand Cherokee)』も乗ってみたいなとか思うようになりました。あと新型ラングラーの大きくなった12.3インチタッチパネルモニターは魅力的ですし、高級感のある感じもいいですよね。まあでも……今は憧れて手に入れたこのラングラーを壊れるまで乗り続けたい気持ちですね」
この記事を読んでいる方が例えば20〜30代で、ぼんやりとでもJeepへの憧れがあれば、ぜひ田中さんの実例を参考にしてほしい。最初のハードルを乗り越えたら、その先にはJeepがもたらす、新たなライフスタイルが待っているだろう。「Go Anywhere. Do Anything.」──自由の扉を開け、未知なる冒険に連れて行ってくれるJeepを手に入れるかどうかは、あなたの好奇心に委ねられている。
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Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:安井 宏充(Weekend.)