クルマ好き代表ユージさんのラングラー再発見 「無駄を楽しめる遊びの達人気分にさせてくれる!」
乗り継いだ愛車は数知れず。そのクルマ偏愛ぶりでJeepのアンバサーに就任したタレント・モデルのユージさんに、改めてJeepの本流であるラングラー アンリミテッド サハラに触れてもらった。オンからオフまでのドライブで得られたクルマ好きならではの多角的かつ個人的なインプレッションは、新しい発見に満ちたものだった。
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クルマ好きの熱は、幼少時から今まで冷めたことはない
「アメリカにルーツを持つ自分として、素直にうれしかったです」
これは、Jeep のアンバサダー就任が決まったときの感想だ。フロリダ出身のユージさんらしいコメントでもある。
さておき、自身で展開しているYouTube『ユージずチャンネル』を見てもらえば明らかだが、現時点で60を超える動画の多くがクルマの話題だ。ある資料によれば、これまで20台近くを乗り継ぎ、この3年間だけで3台も購入したという愛車遍歴を持っているらしい。しかもユージさんは今年36歳。その年齢でそれほど乗り換えてきたのも驚くが、今時その若さでクルマ好きというのは稀有な存在なのかもしれない。
「実は自分でも何台乗ってきたか、正確なところは覚えていないんです。出会ったときは『一生一緒だよ』と思うんですけれど、なぜかまた欲しいクルマが出てきてしまって……。僕をこんなにもクルマ好きにさせたのは、歯科医のおじさんです。2シーターのスポーツカーを持っていて、子どもの頃によくドライブに誘われました。車内ではクルマの話ばかり。何を言っているかわからなかったけれど、熱だけは伝わってきた。それが今日まで冷めていない感じです。後でわかったのですが、そのおじさんの奥さんと娘さんはクルマにまったく興味がなくて、僕にしか自慢できなかったみたいなんですよね」
さて、幼少期にクルマの魅力を叩きこまれたユージさんは、『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』をどのように見ているのだろう。
「一度は自分のものにしたいと思いながら、友人や前のマネージャーが所有していたラングラーを運転するだけに留まっています。一番の魅力は、伝統的なフォルムを引き継いでいること。各ブランドには歴史を象徴するようなシグネチャーモデルがありますが、ラングラーは見た目にもわかりやすく変わっていない。そこが唯一無二ですよね。個人的に、四角いボディに丸目のヘッドライトのクルマが大好きです」
外観で特に気に入っている個所は?
「丸目の顔以外は、見事に張り出した前後のオーバーフェンダー。フロントバンパーもそうですが、今時こんなデザインは珍しいですから。四角いボディ自体も空力や燃費で不利なのに、この形にしていることには意味があるはず。そう納得させられてしまうのがラングラーです」
長男とは男2人で山へ。娘たちとは屋根を開け放って
外身から中身へ。インテリアの感想もたずねてみた。
「街中で運転しているときから思っていたのですが、洗練されましたよね。ほとんどラグジュアリーカーです。土の匂いをまるで感じさせない。ハンドルは革巻きで、メーターもデジタル表示でしょう。ただ、よく見るとあちこちにラングラーらしさが漂っているんです。グラブバーはいろんな場所に備わっているし、ダッシュボードも汚れをふき取りやすいプラスチックを多用。オフロード出身は隠し切れないんですね」
ラゲッジスペースはどうだろう。お子さんが4人で、ゴルフも趣味のユージさんにとっては、積載能力も重要なチェックポイントになると思うのだが。
「十分に広いですね。キャディバッグを積むにはシートを倒したほうがいいみたいですが、シートアレンジが多彩なので、困ることはないと思います。コストコに買い物に行っても、これだけのスペースがあればすべて持ち帰れますね。僕はすぐに手に入れたいタイプなので、配送が嫌いなんですよ。アメリカつながりでいい買い物ができそう。これスピーカー? ウーハー! リヤゲートを開けば音楽が聞こえるから、アウトドアも楽しそうですね」
ユージさんには一つ試したいことがあったそうだ。
「ルーフを開け放ってみたかったんです。脱着は簡単ですね。ルーフ単体も意外に軽い。これはやっぱり気持ちいいな。1年中この状態で走りたいくらい」
ここまで駆け足で観察してもらったところで、質問を変えてみた。もし家族とラングラーに乗るなら、どんな使い方をしたい?
「息子と娘で変わるでしょうね。長男は大学生で、もう一緒に出かけてくれない年齢ですけれど、男二人で山に行こうと誘ったら来てくれるかもしれません。まだ小さい娘たちは、屋根を開けて走ったら大喜びするだろうな。SUVでこんなふうに屋根が開くのは他にないから、アトラクションを楽しむような非現実的な世界を体験させてあげられると思います」
奥様とは?
「二人になれるなら、迷わずデート。どこでも行けそうですもんね。でも、自分で運転したいと言うかな?」
この予想は、次のステージで覆されることになる。
ラングラーの実力はこんなもんじゃない
特別な許可を得たオフロードへ。仕事先にも自らの運転で向かい、年間2万キロ以上を走るユージさんにしても、アップダウンが激しい未舗装路は初めてだという。ならば、まずはラングラーを自由にドライブしてもらうことにした。
「最初は怖かった」
これがドライブ直後の第一声。あれだけ車体が前後左右に大きく傾げば、最初は恐怖心が沸いても無理はない。
「違うんですよ。どこかが地面にぶつかってボディを傷つけそうなのが怖かったんです」
自分よりクルマを心配した? クルマ好きなだけに?
「ラングラーを完全に甘く見ていました。どこにも当たらないどころか、もっと奥まで行ける気にさせてくれる。ボディ各部の形状に意味があることが、オフロードに来るとよくわかります。きっとこんなもんじゃないですよね、ラングラーの実力は。初心者の僕でもポテンシャルの高さが伝わってきました。めちゃくちゃ楽しい。ここに奥さんを連れてきたら、自分で運転したいってハンドルを握りそうですよ」
都会から郊外へ。オンロードとオフロードをつないだラングラーのショートトリップで、ユージさんはどんな発見をしたのだろう。
「誤解を恐れずに言えば、無駄です。たとえば僕も好きな昔のアメ車は大排気量のエンジンを積んでいながら、今の小型車には能力で太刀打ちできない。300キロ出るというスポーツカーも、そんなスピードどこで出せるんだと言われてしまう。ラングラーもそうで、このオフロード性能を実際に使い切れる人はほとんどいないと思うんです」
ユージさんが言う無駄とは、類稀な個性ということか。
「昔のアメ車には他に代えがたい大らかさがあるし、実際に300キロ出せなくても出せるというだけで僕はカッコいいと思う。ラングラーにしても、何かあったときにウチの子は使えるという余裕を秘めているのが大好きなんです。そこに美学があると思うから」
そのあたり、どれほどの人に伝わるだろうか?
「僕もまだ30代半ばですが、今の若い人は全般的にコスパやタイパにとらわれた世界を生きているんですけれど、それでいいの? って思うんです。お金の問題ではなく、もうちょっとはみ出してみてもいいんじゃないかなって。今日1日ラングラーに乗ってみたら、無駄を楽しめる遊びの達人気分にさせてくれました。気分ではなく本物の達人になりたくて、僕はクルマに乗るのかもしれません。やっぱり欲しくなりますね。家族も楽しめる完全な遊びのクルマとして」
無駄、または余裕。それはあらゆるクルマを愛せるユージさんならではの感覚に違いない。あるいは、Jeepをそばに置く者がともすれば忘れがちな根源的な魅力でもあるのだろう。
【INFORMATION】
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URL:https://www.jeep-japan.com/campaign/wrangler-48hr-monitor-2023.html
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鍛え抜かれた走破性が発揮する力強い推進力を、磨き抜かれたオフローダーが導く本物の自由と冒険の世界を、この機会にじっくりご体感ください。
モニター申込期間:5月22日(月)〜 7月21日(金)
モニター期間:6月2日(金)〜 8月6日(日)
対象車種:Wrangler Unlimited Sahara *
※モニター体験日程に応じて申込み締切日は異なります。応募フォームにてご確認ください。
*モニター車はWrangler 4xeになる場合があります。
Text:田村 十七男
Photos:大石 隼土