2015年のRealキャンペーン、<Real Moment>を通じてサポートするアスリート・小野塚彩那選手が世界的大会で準優勝!
毎回数万人規模の観客動員数を誇る<Winter X Games>は、優れた実績を持つ選手を招待して行われる。小野塚選手が参戦した女子スーパーパイプで声がかかったのはわずかに8 名。同時期には世界選手権が開催されるが、「会場の雰囲気もスキーヤーの顔ぶれも世界一」と彼女も語るように、選ばれた選手は<Winter X Games>での勝利を求めている。
小野塚選手がここに呼ばれるのは2年連続だ。2012/2013シーズンのワールドカップ総合ランキング3位、2014年のソチ五輪で女子ハーフパイプ銅メダルを獲ったキャリアをもってすれば当然の選出と言えるが、初参戦の昨年とはまったく違った意気込み、つまり優勝を視野に入れて彼女は今大会に臨んだ。
女子スーパーパイプの決勝がスタートしたのは、現地時間の1月21日午後7時過ぎ。合計3本の滑走で競う中、小野塚選手はどのランも果敢にチャレンジ。「すべてを技でつなげられたのがよかったです。練習で取り組んだことが発揮できた」と振り返った。
だが、小野塚選手をわずかに上回ったのは<Winter X Games>3連勝中、そしてソチ五輪ゴールドメダリストのマディ・ボーマンだった。小野塚選手は惜しくも2位。しかし同大会における日本人女子最高成績を収めた。
「X ゲームズに招待されたことで、改めて自分のポジションが確認できました。優勝できなかったのは残念ですが、落ち着いて滑れたのは大きな成果です」
気になるのは小野塚選手の今後だ。その口から語られた今季の目標は実に明快だった。
「狙っているのはワールドカップの総合チャンピオン。残りは2戦ですが自分らしい滑りで戦います。」